since 2003 イレコナビ サイトマップ |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
< 武道 > | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
< 理論 > | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
< デザイン例 > | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
< AFS > | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
< 長前打ち > | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
連動式長前ストレート打ちは、前足側の手(や腕や肩)を前方の標的に当てる連動式ストレート打ちです。 連動式短前ストレート打ちよりも到達距離が長いので「長」としました。 これは、AFS流派の空手で「順突き」と呼ばれている技や、ボクシングで「オースドックス立ちで打つ左ストレート」と呼ばれている技や「サウスポー立ちで打つ右ストレート」と呼ばれている技に相当します。 AFS基本姿勢から、両足接地のまま重心移動せず足と胴の向きを変える純粋に回転性の連動を行なう。
連動の概略は以下です。(左手や左腕や左肩を敵に当てる場合)
連動式長前ストレート打ちの力学はテコです(着想:26日@2015年04月@日記)。 下図で、AがA'まで、BがB'まで回転で移動すると仮定すると、回転の中心は、[AとA'を結ぶ線分の垂直二等分線]と[BとB'を結ぶ線分の垂直二等分線]の交点です。 計算すると、交点の座標は(x, y) = (0.07スネ, 0.08スネ) である事が分かりました。 この回転中心は (Cからの距離)≒(C'からの距離) である事が図から分かるので、左肩がCからC'まで移動するのも同じ点を中心とする回転だろう、と推測されます。 そう考えるためには、回転半径と移動距離の比が、左肩と大腿骨上外端で同じでなければいけませんが、正確にそう成っていなくても、骨盤と左肩は同一の回転に乗せられて運搬される、という描像が、漫画としては成り立つだろう。 したがって、この力Fは、本質的には、右足で床を外に蹴る事によってもたらされます。 足で床を蹴る=大腿骨で骨盤を蹴る。 回転の中心を支点とし、B'を力点とし、左肩C'を作用点とするテコが機能します。 このテコを上図では茶色の三角形(バールの様な物)で表しています。 C'の方がB'よりも支点からの距離が近いので、F'はFよりも大きく成ります。 F'がFよりも大きく成る理由は、テコだけでなく、Fは回転半径にほぼ垂直だがF'は回転半径に垂直でない事です。 腕の筋力で物を押す時には肘が伸び切る直前に最も大きな力を出せるのと同様の理由で、作用点と支点を結ぶ茶色線(回転半径)がF'と平行に近く成った時に、F'は特に大きく成ります。 これは、肩関節をもうひとつの肘関節の様に使う、という意味です。 ただし、これらで力が大きく成るのは、自動車で言うと登坂ギアを使う事に相当するので、力が大きく成った分だけスピードは低下します。 しかし、ヘッドスピードは、肘を伸ばす運動で補う事が出来るので、それでも不足しないでしょう。 ここまでの事を総合して私は、連動式長前ストレート打ちに「滑車打ち」という異名を与えたい(命名2024年03月16日宇田雄一)。 私にノーベル空手賞を下さい。 計算してみると、骨盤の回転角は約65度であるのに対し、左肩の回転角は約45度でした。 また、A, A', B, B'から回転中心までの距離は全て等しい(そう仮定したから)のに対して、CとC'では回転中心までの距離が少し違いました。 左肩の回転角の方が骨盤の回転角よりも小さい事は、その分だけテコが強化される事を示唆します。 CとC'で回転中心までの距離が違う事は、回転描像が不正確である事を意味します。 しかし、Cの位置とC'の位置も実測に基づいているので、CとC'で回転中心までの距離が違う様に見えるのは測定誤差のせいであって、本当はCとC'で回転中心までの距離が同じだ、という可能性も残されています。 実測値では、(骨盤端と回転中心の距離) ≒ 1.3×(左肩と回転中心の距離). この事と、65度÷45度≒1.4 である事を考え合わせれば、65度と45度の食い違いが何らかのテコのせいだとすると、F'が回転半径に垂直な場合でも F'≒1.3×1.4F≒1.8F ぐらいに成ります。
リーチについて、実測によって以下の結果を得ました。
「座標」「方位角」「前線間距離」の定義はAFS基本姿勢@AFS用@液態用@姿勢に書かれています。 技をシュバッと勢い良く実行して途中の最大値を測定するのではなく終状態で静止したままに成り測定しました(無勢測定)。 終状態の足・腰・胴をAFS基本姿勢と同じにする場合について、測定しました(追加で傾けてリーチを伸ばす事はしなかった)。 標的の最適位置としては、身体の表面の該当箇所の位置を表示しています。 標的の最適位置の数値が表すのは、エッヂが到達すべき身体内部の弱点の位置ではありません。 身体の表面の該当箇所が標的の最適位置の数値の位置にあればエッヂが身体内部の弱点に到達する、という意味です。 標的がアゴや肋骨といった硬部であれば、(標的の最適位置のy座標) = (エッヂの到達位置のy座標) - 0.06スネ(0.50コブシ)、 標的が胴腹の無肋骨部分のような軟部であれば、(標的の最適位置のy座標) = (エッヂの到達位置のy座標) - 0.10スネ(0.80コブシ)、 と判断しました。 「コブシ」は長さの尺度@デザイン方法論で定義されています。 肋骨前足側下端前部は軟部、肋骨前足側下端側面は硬部だ、としました。 敵の肋骨前足側下端前部を正拳で打つ場合の測定結果は、敵がAFS基本姿勢で、敵の前足=右足だが自分の前足=左足であるか、または敵の前足=左足だが自分の前足=右足で、かつ、敵のy軸と自分のy軸が重なっている場合についてです。 アゴと肋骨前足側下端を打つ場合については、敵がAFS基本姿勢の場合は前面や前部を打ち、敵がAFS真半身姿勢の場合は側面を打つ場合を想定しました。 エッヂ=正拳で、敵がAFS真半身姿勢の場合は、敵の前足=左足の場合と敵の前足=右足の場合を一括して扱うために標的位置は自分の座標系でx=0だとしました。 これは、敵のy軸と自分のy軸が重なっていない状況です。 本当は敵のy軸と自分のy軸が重なっている場合を測定したかったが、それでは、敵の前足が左足の場合と右足の場合の両方を別々に測定する事に成り表の列数が増えてしまうので、それはしませんでした。 AFS基本姿勢よりもAFS真半身姿勢の方が少し腰が低いせいで、連動式肘頂長前ストレート打ちの肘頂の高さはAFS真半身姿勢の敵の肩の高さに成ってしまうので、AFS真半身姿勢の敵の前足側上腕を肘頂で打つ場合としては、前足側肩側面を打つ場合を考えました。 肋骨前足側下端を打つ場合、前線間距離<0だから、敵もAFS基本姿勢なら、敵の前足を自分が踏んで打つ必要が有る事が分かります。 1スネは靴の表記サイズの約2倍だから、0.11スネは靴の表記サイズの約0.22倍(22%)です。 自分の足で調べてみると、敵の前足の指部分だけを踏んで打つ事に成るのが分かりました。 敵がAFS真半身姿勢なら、前線間距離<0でも、敵の前足と自分の前足はぶつかりません。 また、肋骨前足側下端前部を打つ場合、標的の位置としてx<0を考えているので、連動回転を最後までやってしまうと肩関節に無理な力が掛かるので、連動回転の途中でインパクトする場合を測定しました。 短前打ちとのリーチ差があまり大きくないのは、そのせいです。 独立式縦正拳長ストレート打ちで敵のノドを打つ場合よりも連動式正拳長前ストレート打ちで敵のアゴを打つ場合の方が前線間距離が約0.55スネも大きいので、連動式正拳長前ストレート打ちで敵のアゴを打とうとしたが敵が近寄り過ぎて打てなく成った時には、即座に独立式縦正拳長ストレート打ちに切り替えて敵のノドを打てばよい。 連動式正拳長前ストレート打ちのリーチは、連動式正拳短前ストレート打ちのリーチよりも、0.14~0.16スネ(≒1.1~1.3コブシ)だけ長い事が分かる。 連動式正拳短前ストレート打ちで敵のアゴを打つ場合と連動式正拳長前ストレート打ちで敵のみぞおちを打つ場合で前線間距離がもし同じならば、同じ足位置から両方を打つ事が出来ますが、実際には前線間距離は少し違うようです。 しかし違いは、過負荷でリーチを工面したり、最大でない威力で妥協したりで対処できる範囲内だろう。 みぞおちの代わりに肋骨前足側下端前部を同じ足位置で打つのは無理のようです。 連動式正拳短前ストレート打ちで敵の肋骨前足側下端前部を打つ場合と連動式正拳長前ストレート打ちで敵の下腹を打つ場合の前線間距離が大体同じなので、これら両者は同じ足位置で打つ事が出来るようです。 独立式縦正拳長ストレート打ちで敵のノドを打つ場合の前線間距離もこれらと大体同じなので、(1)独立式縦正拳長ストレート打ちでノド(2)連動式正拳短前ストレート打ちで肋骨前足側下端前部(3)連動式正拳長前ストレート打ちで下腹、という3連打を同じ足位置で実行できる事に成る。 独立式縦拳ストレート打ちでは、インパクトの瞬間に肘が伸び切っていなくてもよいので、ノドの代わりに鼻を打つのでもよいかもしれない。
AFS@基本技@活動報告 正拳ストレート打ち(サンドバッグ)2022年04月03日撮影分@空手の技@動画 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最終更新2024年04月08日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|