自分1人だけで練習する時には、全裸での練習を中心とする。
これは、現実を直視するためと、技や身体のディテイルを観察するためにです。
道着を着て空手技を実行すると、全裸で行なった場合よりも視覚効果と聴覚効果のせいで迫力が何割か増す。
ルックスも道着を着た場合の方がずっと美しい。
それを見て満足したのでは現実を直視した事に成らない。
全裸で空手技を実行すると、空手の技法や自分の能力に幻滅する、激ショボに見えるのだ。
それによって欠点や弱点を把握し、補強や改善が出来る所は補強や改善をする。
また、実用局面で服を着た状態の敵の服を透かして全裸の敵を見る能力も養いたい。
全裸で練習する事には、例えば型競技に出場する選手が、道着を着た場合の自分の演武が審判員に与える印象を高める効果も有る。
全裸で迫力が出せれば、道着を着れば迫力はもっとだからだ。
1980年代に金澤弘和という先生の型全集本を買ったら、内容の型演武写真は金澤先生のパンツ一丁姿だった。
これが最大限良心的なスタイルだと思う。
この本を手放してしまったのが残念だ。
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全裸でやるのが基本だが、ときどき普段着や仕事着を着てポケットの物品との相性などをチェックする。
たとえば、正拳突きを腰から繰り出す時に親指がズボンのポケットに引っ掛かる事が多い。 |
準備体操は予定通り行なうだけでなく、練習の途中で随時練習を中断して、準備体操から必要な部分を選んで実行する。
私は肩、膝、肘を選ぶ場合が多い。 |
筋力強化や手技の練習で肩の筋を違えるのを予防する(肩関節の腱の掛かり位置を正す)には、腕を肩の真下に垂らしたまま腕+肩以外を不動にして腕+肩だけをチョンチョンと上下方向に小刻みに跳躍させる体操を、筋力強化や手技の練習の直前に行なうのが有効。 |
膝、肩、腰は自損故障の急所だから、これらに乱暴な使い方や無理な使い方をしない。
この中で腰は、故障させると一生治らなく成る危険が大きいので絶対に故障させない様にする必要が有るが、重過ぎる物を持ったり上体を後方へ無理に反らしさえしなければ、故障しないのが普通だろう。
故障しやすさでは、肘の方が腰より故障しやすいだろう。
ストレッチやウェイトトレーニングでは、腰に負担が掛かる種目の実行は控えめにしておく。 |
頭が右や左に傾くのを防ぐ(両目が水平に並ぶ様にする)のは、柱や地平線などのうちで、、信頼できるものを見ながらやる。
間違えさせる為の集団ストーカー工作にも引っ掛からない様に気を付ける。 |