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掌底を眉間から離し手指の付け根の関節を額に着けると、視界が増え、また手首の関節の弾力で緩衝効果が高まる。 傾斜装甲の要素が入っている。 自分が半身なら敵の左足による背足上段回し蹴りが顔面に直撃するのを防げる。 正拳上段BFS(伝統空手の正拳上段突き)は、この垂直ガードによって、ほとんど使えなく成るのではないか。 伝統空手の正拳上段突きには、入射角が正面ではない物も有るが、そういうBFSにも首振りで対応できるのではないか。
ボクシングの拳をアゴ側面に当てたガード形から拳を真上に移動して得られるガード形、を真似てみた。 正対でも右ストレート・パンチがある程度防がれるが、右を向けばストレート・パンチへの防御性能がさらに高まる。 正拳上段BFSへの防御効果も望める。 配置手順としては、自分の指で自分の目を突かないために、掌底フォアハンド打ち上げの要領で手指腹で額を打つ向きに腕を動かす(A)。 伝統空手の外受け、極真空手の内受けの様な動き(前腕を内から外に向かってワイパーの様に動かす)で配置しよう(B)かと思ったが、これでは、両手を同時に配置するのが難しい。 ただし、敵の攻撃が来るずっと前に配置するなら(A)でもよいが、敵の攻撃がヒットするギリギリ直前にガードを割り込ませたい時には(A)よりも(B)の方が適しているだろう。 敵の上段回し蹴りのインパクトの瞬間に上体を写真の様に傾ければ、傾斜装甲の原理で防御効果が高まる。
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最終更新2024年10月13日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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