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先制攻撃をする具体的な戦術の基本形です。
この戦術を実用してみて得られた戦訓に基づいてF1弾の改良型を発達させて行くべき。









F1-1 四つ足の構えジグザグ(胴の向き=ヒト) 敵に接近する。
任意だが敵に近付くに従がっ徐々に振幅を小さくして行く。
始状態での敵との距離が近い場合や、スペースに余裕が無い場合には省略する。
F1-2 四つ足の構え直進前進(胴の向き=右or左) 始状態での敵との距離が近い場合には省略する。
F1-3 四つ足の構えホバー順回転(胴の向き=右or左)。
直進ホバー切替@四つ足の構え@デザイン例@理論
ホバーに切り替える前の直進に胴の向きを揃える。
何周するかは任意だが、第4状態の自分を攻撃しようと考えているせいで敵が後退という選択肢をうっかり忘れていそうな瞬間に自分がF1-4を実行する。
ここで、ホバー位置の微調整も行なう。
F1-4 四つ足の構え第4状態から前に出て、AFS基本姿勢に移行し、有フレキシング正拳上段逆ストレート打ち。
順回転ホバーから@出方@四つ足の構え@デザイン例@理論 > H4b2, H4c2
AFS基本姿勢に移行する動きに乗せて無フレキシング縦正拳上段順ストレート打ち(H4b2)をBFS気味に実行する。
間を置かず、その直後に有フレキシング正拳上段逆ストレート打ち(H4c2)を実行する。
F1-5 F1-4のAFS基本姿勢を第1状態と見なして、四つ足の構えホバー順回転を第5状態から再開する。
打ち合い状態から@入り方@四つ足の構え@デザイン例@理論 > (Y1=1, Y2=5, Z=順)
F1-3に戻る、という事です。
F1-3からF1-5までを繰り返す 繰り返す回数は任意だが、F1-4へのカウンター攻撃を敵が実行しそうな回に自分がF1-6を実行する。
F1-6 第3状態から出て、AFS基本姿勢に移行し、有フレキシング正拳中段逆ストレート打ち、有フレキシング正拳上段順ストレート打ち
順回転ホバーから@出方@四つ足の構え@デザイン例@理論 > H3b1, H3c1
AFS基本姿勢に移行する動きに乗せて無フレキシング縦正拳上段順ストレート打ち(H3b1)をBFS気味に実行する。
間を置かず、その直後に有フレキシング正拳中段逆ストレート打ち(H3c1)、有フレキシング正拳上段順ストレート打ち、というワンツー打ちを実行する。
無フレキシング縦正拳上段順ストレート打ちから始める3連打と考える事も出来る。
AFS基本姿勢の前足は、F1-4とは逆です。








F1-7 F1-6のAFS基本姿勢を第3状態と見なして、四つ足の構えホバー逆回転を第2状態から再開する要領で、第2状態(後ろ形)に移行する。
打ち合い状態から@入り方@四つ足の構え@デザイン例@理論 > (Y1=3, Y2=2, Z=逆)
ここでの四つ足の構えの胴の向きはF1-2, F1-3とは逆です。
長後ろ蹴りのための普通の準備ステップです。
F1-8 四つ足の構えホバー逆回転第2状態(後ろ形)から長後ろ蹴りする形で出る。
逆回転ホバーから@出方@四つ足の構え@デザイン例@理論 > F2b1
蹴り足のカカト底を敵の中段に当てる。※

F1-9 長後ろ蹴りの着地を第2状態とする四つ足の構えホバー逆回転を実行する。
蹴りから@入り方@四つ足の構え@デザイン例@理論
トドメを刺す(=即死させる)場合は違う。
四つ足の構えの胴の向きはF1-2, F1-3とは反対です。

四つ足の構えの胴の向きを利き腕と反対にすると、第3状態から出ての逆ストレート打ちと後ろ蹴りが、どちらも利き腕と利き足による攻撃に成る。
つまり、右利きの人は序盤の四つ足の構えの胴の向きとして「左」を選択しておくと、第3状態から出ての逆ストレート打ちを右手で、後ろ蹴りを右足で行なえる。

※ 下腹(中の下段)に当てたいが、敵が腰を後ろに引けば、下腹を狙った蹴りの効果は不十分に成るだろう。
敵が上体を極度に前傾させていれば中の中段に後ろ蹴りでカカト底を当てるのも不適当。
その場合には、後ろ蹴り上げでカカト背を当てる手が有る。
しかし、それよりも、敵の前脚の付け根や敵の前脚側の脇腹の肋骨と骨盤の隙間に後ろ蹴りでカカト底を当てる方が適当かもしれない。
その場合には、カカト底を当てるのでは命中が若干難しいので、足刀を当ててはどうか、足刀なら、狙いが多少狂っても、ある程度は効果が出る、とも思ったが、全力で蹴って当たり損ねた場合には足刀なら足首を傷める。
だから、足刀を当てる場合は全力で蹴れない。
やはり、全力でカカト底を当てるのがベストだろう。
カカト底で敵の前脚の膝を蹴り抜く手も有る。
膝は正面から蹴られても強いが斜め前から強烈に蹴られると分からない。
距離の調節については、F1-7のステップで着地位置を変更すれば後ろ蹴りの軸足の位置をかなり自由に選択できる。
また、後ろ蹴り上げや後ろ回し蹴りを使う場合は、フック蹴りにすれば近い標的を蹴る事が出来る。
フック蹴りでは金的も狙える。
しかし、金的を狙うなら、こんなまわりくどい事をしなくても、F1-6直後に前蹴り上げで金的を蹴った方が早い。


F1-5a F1-4に反応して敵が後退した場合、F1-5の代わりに、以下を実行する。
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F1-4のAFS基本姿勢を第1状態と見なして、四つ足の構えホバー順回転を第2状態から開始する。
打ち合い状態から@入り方@四つ足の構え@デザイン例@理論 > (Y1=1, Y2=2, Z=順)
ホバー位置を変えてF1-3に戻る、という事です。
F1-7a F1-6が空振りに終わったら、F1-7を実行する代わりに、以下を実行する。
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F1-6のAFS基本姿勢を第5状態と見なして、四つ足の構えホバー逆回転を第4状態から開始する。
打ち合い状態から@入り方@四つ足の構え@デザイン例@理論 > (Y1=5, Y2=4, Z=逆)




最終更新2024年08月25日