since 2003
イレコナビ サイトマップ
< 武道 >
< 理論 >
< デザイン例 >
< 連続性パズル解 >
< サン、ニョン、ヌー、ビャー、リャン >

概略 順ストレート打ち、横蹴り、反対の足で後ろ蹴り、バックハンドブローという風に連続させる。
特徴 元の構えに戻るまで、体を同じ向きに回転させ続ける。
ワンツーパンチにおけるバネの溜め方とは、バネの溜め方が逆。
用途 アウトサイドに回り込む傾向がある敵に有効ではないか。
要領 各打のフレキシングをシッカリ行き過ぎさせる事によって、次の打のバネを溜める。
楽譜
メロディ 5n6n2n5h8n.wav
動画 ・・・@空手の技@動画

歌詞 音高 音長 譜表 捻り チャート 説明



サン 5(0°) 全音符 ト音 正拳上段順ストレートAFS

前足側の手で顔面パンチ。
ニョン 6(+45°) 全音符 ヘ音 下段逆横蹴り

後足で横蹴り。

敵の前脚側の肋骨と腰骨の間を、足刀またはカカトで蹴る。

敵の構えと自分の構えが左右逆の場合は、敵の中央下腹部をカカトで蹴る。

下段蹴りという言葉は現代では普通はローキック(敵の脚を蹴る行為)の事を意味するが、「下段」は元々、ローキックを持たない伝統空手の用語であり、ボクシングでそこを殴るとローブロー反則の対象に成る部位あたりだ。
脇腹の肋骨と腰骨の間は、ベルトラインより上だから、ボクシングでそこを殴ってもローブロー反則には成らない。
空手用語としては、下段にここが含まれている流派とそうでない流派が有るようだ。
ヌー -153°
(275.59Hz)
全音符
×1.17
ト音 中段順後ろ蹴り

前足で中段後ろ蹴り。

方向感覚を掴むのが難しいが、蹴り足を軸脚スレスレに通せば正しい方向を蹴れる。

敵の腹部にカカトを、後方に突き出す蹴りで当てるか、膝をあまり曲げず脚を後方に振り出す蹴り上げで当てる。

蹴り上げの場合、アキレス腱が敵の肘に当たる事が懸念されれば、標的を金的に変更する。

敵の構えが自分と左右逆ならば、敵の前脚側の肋骨と腰骨の間にカカトを、突き出す蹴りで当てる。
ビャー 5(0°) 全音符
×1.17
ヘ音 裏拳内打ち
裏拳を内から外に水平に振って当てる。

逆フック打ちとしては、バックハンドブロー(裏拳)または肘打ちを行なう。

敵の首やノドに手刀内打ちを当てても良い。

ノドや目に当てる場合は、手刀内打ちがベストだろう。
リャン +117°
(463.48Hz)
全音符 ヘ音 運足のみ
後足を引き付けてAFS基本構えに戻る。

開始時と左右逆のAFS基本構えに至る。

前足を移動させると敵の足に引っ掛かる危険がある、と思ったので、後足移動とした。
その分回転角が大きく成ってしまった点が気持ち悪い。

この技列は、エンドレスに繰り返す事が出来る。
その際には、リャン(+117°♯) + サン(0°♯) = シャン(+117°♯)
また、繰り返しにおいては、構えの左右は交互に切り替わる。

※用語法と記号法は、移動AFSのページで説明されています。


最終更新2015年09月13日