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保存の法則とは、
ただし、流出量が F である事を「流入量が -F だ」という風に表現します。 貯蓄量がSだけ減少した事を、「貯蓄量が -S だけ増加した」という風に表現します。 負(マイナス)の量を用いずに表すならば、
これでは煩わしいので、以下では、負の量も用いた(1)を採用します。 全体が有限個のパートから構成されている場合には、(1)から、
(1)は、パートが無限個でも成り立つ事を主張する物、です。 ここまでは、物理学の教科書に書かれている事を噛み砕いて説明しただけです。 保存の法則は、高校までは(3)の形で、大学では(1)の形で、学ばれます。 さて、ここからが、価値保存の法則の説明です。 価値保存の法則では、価値の単位時間当たりの流入量、および価値の貯蓄量としては、以下の諸量を考えます。
この様に定義しておくと、価値保存の法則を表す式は、 (単位時間に購入する価値) = {[-(所有している通貨の価値)] の単位時間当たりの増加} という風に書けますが、この式が成り立つ事は、 {[-(所有している通貨の価値)] の単位時間当たりの増加} = [(所有している通貨の価値)の単位時間当たりの減少] である事から、明らかです。
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最終更新2016年01月29日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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