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2024年06月27日(木曜日)
朝まで生テレビ2024年04月27日放送分について

米国大統領選テレビ討論会が明日だと聞いたので、予定を急遽変更して今日の日記に書く事にしました。
2024年06月30日中に書き終えるのは無理だと思うので、とりあえず書き始め、後日加筆推敲するつもりです。
0:58:32の森本敏さんの発言内容のクオリティーが非常に高いので、バイデン、トランプ両氏および米国民の皆さんはこれを参考にし、反対意見も同じレベルのクオリティーの物を出して議論するのが建設的だと思います。

大体のタイミング 発言者 発言内容
0:08:24 田原総一朗 280人。
こんなにねえ、集まって下さるとは夢にも思わなかった。
しかも、右から左まで。
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0:09:15 田原総一朗 さらに言うと、あの頃まではねえ、深夜番組が、ほとんど再放送だった。
でフジテレビがオール・ナイト・フジ、若い女性出して、これが受けた。
で、テレビ朝日も、うちもやりたい、深夜番組。
0:09:33 渡辺宣嗣 それが、これに成ったんですか?
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0:21:12 武隈喜一 ま、降伏する事に成るか、それとも、どこかで、つまり今の領土手放しながら和平を作っていくのかってのが、分かりませんけども、ただ、そう成っても戦争そのものは、おそらくトランプに成れば早く終わるだろうと思います。
ただ、その事がホントに良いかどうかは別ですよね、長期的に見れば。
0:21:37 田原総一朗 ウクライナが降伏に近い関係で終わっても、そりゃ良い事だと言うわけ?
0:21:42 武隈喜一 いや、私は良い事だとは思いませんが、今流れてる血を止める為には、トランプが成った方が早く血は止まるだろう、と思います。
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0:22:26 武隈喜一 あの戦争を始めた時には、もう、プーチンは、トランプが来る事を何しろ期待しながら、ずっと始めてますから、はい。
0:22:35 パトリック・ハーラン つまり、プーチンの思惑通りに行って欲しいならトランプに成って欲しいという
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0:30:18 パトリック・ハーラン まあ、あのう、たかまつさんはハッキリとトランプの方がリスクが高いとおっしゃったんですけど、藤井さんはバイデンの方がLGBTQにおいても良いし、銃規制においても良いし、ええ、あと温暖化って言ったっけ、様々なイッシュー、銃規制とか、様々なイッシューでバイデンが良いと言いながらも、でも支持できないとおっしゃったのは納得行かないですよ。
イスラエルに関してはバイデンとトランプは、ほぼ一緒です。
どっちもイスラエルを徹底的に支持するふたりなんだけど、だからそれをふたりとも減点と考えても良い。
けど、加点されてるバイデンを支持できないという、この若者
ふたりとも減点されてる上でバイデンは4つのイッシューで加点、プラスが有るのに政策的に応援したいのに、応援できないという、この見方は全然納得行かないです、正直。
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0:31:46 田原総一朗 日本ならね、トランプみたいに起訴された人間はねえ、まず将来性ない。
なんでアメリカでは起訴されているトランプがあんなに国民に支持されてるの?
0:32:00 パトリック・ハーラン これはね、レーガン大統領の時代とかブッシュ大統領の時代でも有り得なかったです。
なんで今こう成ってるのか?
真実が個人化されてるんですよ。
真実がひとりそれぞれ持つ様に成ってるんです。
ですからトランプの支持者にとっての真実は、我々日本に居る皆さんとの真実と、あと民主党との真実とは違うんですよ。
トランプの支持者が見てる真実は、トランプ大統領が正しい、で僕が今言った弾劾とか検事訴追とか、それは全部体制がトランプをやっつけようとしてる、トランプがその体制と戦ってるヒーローだぜという、その全く我々が考える真実と違う真実を見てるから支持したく成るんですよ。
0:32:47 田原総一朗 ちょっと今の問題ね、つまり日本では、大体真実というのは、みんな
共有されてる。
田原総一朗 アメリカではトランプの真実とバイデンの真実が全く違うと
パトリック・ハーラン 共有されてないです。
その通りです。
田原総一朗 武隈さん、それ理解できる?
0:33:03 武隈喜一 あの私は、丁度トランプ時代2016年から2021年まで5年間トランプ時代ニューヨークに居たんですけども、全くトランプの真実と、それからまあバイデンの真実は別物で、それを信じてる人達も全く別で、この2つのグループは、会話が成り立たない。
つまり世界を見てる物が違うんですよ。
パトリック・ハーラン 武隈さんから見て、どっちが真実ですか?
0:33:30 田原総一朗 日本ではね、そういうアメリカの様な分断は無いよね?
大体どっちが正しいかって、あんまり違いは無いんだけど。
アメリカはなんでそういう分断がバーンって起きるの?
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0:38:29 小谷哲男 アメリカ、まあ多分2つの世界が有って、これは結局アメリカが生まれた時からなんだと思うんですね。
イギリスの専制主義から独立をしたわけですけれども、それゆえにアメリカというのは本来、中央政府というのを信頼しないという形で生まれたんですが、ただアメリカという国をまとめて行く為に中央政府を作って来た。
で、この中央政府を信じる人と信じない人が元々居て、それが一度南北戦争という形で大きな内戦に行ったわけですけれども、それが今も続いてるんだと思うんです。
トランプを信じてる人は中央政府を信じてないんです。
だからトランプというのが犠牲者に成ってる。
本来ならこの中央政府の悪から国民を守ろうとしてくれているのに、今もこうやって裁判で悪の
0:39:20 田原総一朗 アメリカにはね、中央政府を信じない人と信じる人が居る。
なんで信じない人が革命起こさないの?アメリカで。
0:39:30 小谷哲男 今その革命とまでは行かないですけれども、もう、前回の選挙結果を引っくり返そうとした時に、多くの人が支持しましたよね、トランプ氏を。
0:39:44 神保哲生 一種の革命ですよね。
0:39:45 パトリック・ハーラン そう、あれ革命起こそうとしたと・・・。
クーデター・・・。
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0:41:17 田原総一朗 もうひとつ。
もっと根本的な原因が有るの。
これはやっぱりアメリカ人の多くはね、第2次大戦以後、アメリカは世界の犠牲に成って来たという思いが強いと思う。
例えば第2次大戦でヨーロッパぐちゃぐちゃに成った。
そのヨーロッパを救うためにアメリカは膨大なカネ出してる。
アジアに対しても。
どうもアメリカは第2次大戦以後世界の犠牲に成って来た。
で、その犠牲やめたと
0:41:46 神保哲生 まあ岸田さんがまさにスピーチでそれを言ったんですね。
アメリカだけがそんな事をやらなきゃいけない理由は無い、って。
みんなもうスタンディング・オベイションだったですからね、そこはね。
0:41:58 パトリック・ハーラン そう、それは左にも右にもメッチャ受ける発言ですね。
アメリカは、なんで我々が世界の警察をやらなきゃいけないんだと、なんで我々が命も富も張ってみんなの安全を守らなきゃいけないんだ、というのが一般的な考え方で、別に右も左も関係ないです。
0:42:16 田原総一朗 だけど、そうは言っても、バイデンは、やっぱり、パックス・アメリカーナを持続しようとしてるじゃない。
バイデンは、パックス・アメリカーナをアメリカ1国だけで持続できなく成って、日本に協力しろと言って来た。
協力しろっていう事はパックス・アメリカーナを持続するって事じゃない。
0:42:35 森本敏 いやいやいやいやいやいや、やってないじゃないですか。
バイデン政権に成ってからですよ。
アフガニスタンの紛争が起きて撤退し、そしてウクライナ戦争が起き、今の中東の状態が起き、中国と北朝鮮の動きも有るし、台湾の動きも有るし、つまり、何かやったんですか?
0:42:55 田原総一朗 だけど僕、岸田氏にも岸田氏の側近にも取材したんだけど、結局バイデンは、アメリカの経済が悪化してアメリカ1国でパックス・アメリカーナ持続できないから、日本に協力しろと言って来た。
で岸田氏は協力すると言った。
0:43:14 森本敏 いや、そりゃ分かります。
そりゃ分かりますけども、経済だけじゃないんですよ。
田原総一朗 ん?
森本敏 経済だけじゃないて。
今民主党があと4年やって、その後また民主党に成るという事は考えにくいでしょ?
0:43:27 田原総一朗 だけど、こないだの日米首脳会議では、ね、この、安全保障がね、岸田さんは米軍の安全保障に全面的に協力すると言ったじゃない。
0:43:42 森本敏 いやいや全面的じゃないですよ。
ペンディングに成ってんのは、CCと言って指揮統制権と、それからいわゆるMROと言って米軍の整備補修を日本が預かるっていうね、この2つは大項目は決めたけども、実際に具体的には今から2+2でやるんですけども、何にもアメリカと日本は約束してるわけではないんです。
基本的なラインだけ認識し合っただけ。
0:44:09 田原総一朗 難しい事は分かりませんが、こないだの日米首脳会議では、色んな新聞・・・日本が全面的にアメリカに協力すると言った事に成ってる。
増田さん、どう思う?
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0:58:02 田原総一朗 今スタッフから、世界中が一番注目してるのは、やっぱり秋の大統領選挙でバイデンが勝つかトランプが勝つか、この、まあ、トランプが勝ったら世界が大きく変わる、ここに話を戻して欲しい。
で、まず、森本さん。
森本さんは、トランプ、バイデンどっちが勝った方が良い?
0:58:28 森本敏 どっちが勝った方が良い?って言うのは、日本にとってですか?
田原総一朗 世界にとって。
0:58:32 森本敏 世界にとって見れば、こういう事が言えるんじゃないでしょうか。
トランプの時代は大きな紛争は無かったんです4年間、まコロナは有ったけど、しかしバイデン政権に成ってからは、まあアフガンが有ってウクライナが有って中東が有って、ま台湾事態がこれから起こるかもしれないし、北朝鮮も起こって、つまり色んなねえ問題に、全部現職である政権が対応しないといけない。
これはねえ現政権の持っているある種の何て言うか弱みと言いますかねえ、やむを得ない手段なんて断固として出来ないから。
この4年間バイデン政権ほとんど強力な軍事力を使う事なく、どちらかと言うと、国際協調、まあテーマはちょっと単純すぎるけど、これに基づいて同盟を限定して強化して、とにかく混乱を起こそうとする中国、ロシア、イランだとか北朝鮮に対応してこようとしたんです。
これがもし続くという事に成ったらまずどう成るかと言うと、当分は今までの路線が続くと思いますが、しかし限界が有る。
ウクライナなんかは限界が有る。
中東も限界が有る。
言う事を聞かない。
だからイスラエルについてアメリカが例えばどう思ってるかと言うと、イスラエルを例えば助ける、これはバイデンもトランプも同じだと思うんです。
ただ、ネタニヤフは絶対に嫌だ、っていうのがトランプ。
ネタニヤフは絶対に嫌だ、っていうのがトランプです。
ネタニヤフを除けてくれたらイスラエルを支援する、という考えですから。
しかし、ブリンケン国務長官まあユダヤ人だし、なんとかイスラエルと協調してと言ってるから、今の様なグズグズした路線がずうっと続くんです。
そして繰り返しに成るけども、4年経ったらどう成るかと言うと、次の選挙は民主党に成らないですよ。
共和党に成るわけでしょう。
だから一番これから紛争の起こりそうな非常に緊迫した状態が、これから4年間続いて、そこで民主党が今の様な政治をずっとやって行くという事については、私は、世界にとってあんまり望ましくない図が出て来るな。
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1:06:21 たかまつ なな あと、トランプに勝てるっていう実績が有るっていう事は非常に大きいですし、やっぱり
1:06:27 パトリック・ハーラン そこに尽きるんですよ。
1:06:28 たかまつ なな はい。
だから、
1:06:29 パトリック・ハーラン そこに尽きる。
1:06:30 たかまつ なな トランプに勝った、
1:06:31 神保哲生 トランプに勝てるとされてるんだけど、それもまあ実際はそうではないんじゃないかっていう話も有るので。
だから田原さんね、トランプの強さを逆に考えたら良いと思うんだけど、トランプさんって言うのは、僕の取材してる範囲では、大体3つのグループがトランプさんを支持してるんですね。
ひとつは、プアー・ホワイトという白人でありながら、あまり、こう、どんどん今隅の方に追いやられているという風に感じてる様な人達というのが居ます。
もうひとつはトランプさんの場合なんだかんだ言って富裕層を優遇する税制とかをしてくれるので、富裕層はもう自分達の損得でトランプさんを支持してる人が一定数、居ます。
それとは別に僕はこの3番目が一番厄介だと思ってるんですけど、トランプがどうしようもない人間だって事は百も承知、ただ今の民主党まあバイデンやヒラリーに代表されるような政治では、もう今の硬直してしまっているアメリカの特にワシントンの政治は変えられない。
もう、それを変えられるのは、トランプさんの様に、ちょっとテレビで言えない様な表現に成りますけど、ちょっともうどうかしてるような人じゃないと普通の常識ではそんな事出来る人は居ないと
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1:10:06 田原総一朗 ただね、その問題で言うと、日本はIT系に参入できなかったのが、日本の30年の不況だと言われてるんだけど
1:10:16 ま、そこはもうアメリカに先にやられてしまい
1:10:19 田原総一朗 いや、30年なんで不況かと言うと、インターネットに参加できなかったと、つまりIT系に日本がね
1:10:27 パトリック・ハーラン でもガーファ(GAFA)が生まれたのはアメリカだけですよ。
田原総一朗 え?
1:10:30 パトリック・ハーラン ガーファ。
Google、アルファベット(Appleの間違いだろう)、Facebook、Amazonが生まれたのはアメリカだけですよ。
NVIDIAもそうです。
だから日本だけじゃなくてヨーロッパも、先進国のどこもアメリカに対抗できてないです。
ですから日本が消えた30年の問題と言うよりも、アメリカがその間とんでもない事をやってんです。
1:10:50 加谷珪一 いや、そのね、90年台にIT企業が出て来てこれがアメリカを引っ張った、その通りなんですけど、要はそのシステムが要は多くのアメリカ人にとって(ケンという物音、集団ストーカーのノイズ・キャンペーンだろう)、もう同意出来ない物に成って来てるわけですよ。
で彼らはやっぱりね(物音)、ものすごいおカネを儲けて、で多様性な価値観を持って世界から人を集めて、でさらに世界中の人々をITでコントロールしようとしてる。
で、これは、やっぱりアメリカの原点からすると違うんだ、っていう思いを持ってる人が一杯居るわけですよ。
1:11:17 田原総一朗 どう違うの?
1:11:18 加谷珪一 だって、アメリカって元々、日本で独立戦争って言いますけど、あれアメリカン・レヴォリューションですよね?
革命で出来た国なんですよね、アメリカってね。
ですので、ワシントンに有る様な連邦政府とかグローバル企業って元々やっぱり信用しないわけですよ、地に足の着いてるアメリカ人っていうのは。
で、これが、だから彼らからすると、自分達は置いてけぼりにされていて、でグローバル企業それから大企業が要はワシントンと結託して良い思いをしてる、という風に思ってるわけですね。
これがトランプ現象の原動力だったんですが、それに対してどういう風に解決策を提示していいかが、このエリート村から出てないわけですよ。
これが今の混迷の最大の原因に成ってるわけです。
1:11:58 森本敏 だけど、民主党でね、民主党でどうしてバイデンしか候補が出て来ないかっていうのは、その理由は、今の説明だけでは全部説明できないと思う。
私はねえ、やっぱりねえ、伝統的に民主党ってのは、バイデンってのが何十年にも掛けてワシントンで活動して、上下両院議員で、その人脈から考えて民主党の大きなグループの中でやっぱり最も尊敬を集めるリーダーなんですよ。
彼と対抗できるような人はまだ出て来てないんですよ。
次の政権に成ったら出て来ると思うんです。
一杯出て来ると思うんです。
1:12:33 パトリック・ハーラン て言うか何で今回バイデン以外出て来なかったっていう、
1:12:36 森本敏 いやバイデン生きてるからですよ。
1:12:37 パトリック・ハーラン 答えが簡単ですよ。
現役大統領が再選を目指しますと立候補したら党内からは他の誰も立候補できないんですよ。
1:12:47 森本敏 そうですよ。
1:12:48 パトリック・ハーラン バイデンの意志だけです。
1:12:49 森本敏 いやいや、意志じゃない。
生命ですよ。
1:12:52 パトリック・ハーラン ん?
1:12:53 森本敏 生命ですよ。
バイデンが亡くなったら出て来ますよ。
1:12:55 パトリック・ハーラン いや、そりゃそうですよ(笑い声)。
そりゃ当然出て来ますよ。
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1:55:35 田原総一朗 で、さっきのね。
バイデン・トランプ二分制って言うんで、・・・したいと思う。
まず、神保さん。
どっちが勝った方が良い?
1:55:44 神保哲生 いや、さっき、それは、だからまあ僕は、日本にとってという意味で、トランプさんが成れば日本が変わる起爆剤に成るんじゃないかという意味で、トランプさんが勝った方が良いんじゃないかと言いましたけど、これはね、そう言っといて何ですが、トランプ政権が出来た時に、どんな政策をするかというのは、実際は、色んな事今出てますけど、ほとんど当てになんないと思ってるんです。
と言うのは、まず、みなさんもそう思ってられると思うけど、トランプさんって別に特に思想とかイデオロギーとか何か持ってるわけでも何でもないんですよね。
ほんで、しかも、今回は2期目に成るから、もう1回再選をされなきゃいけないという事も無いという立場なので、まあ、やりたい事をやるわけですよね。
やりたい事が出来て、なおかつ別にトランプさんは、自分が何かイデオロギー的な何か縛りが有ったりとかそういう物は何も無いという事に成るとですねえ、まあ、さっき、小谷さんでしたっけ、ノーベル賞を取れそうなんだったらという、ひょいっと持って来るような所も、あっ、パックンでしたっけ、じゃなかたっけ、あっ、増田さんかあ、小谷さんだっけ、ノーベル賞を取れそうなら「そりゃいいなあ」くらいで幾らでも乗って来る様な所も有るから、予想不可能なトランプさん
1:57:08 田原総一朗 ノーベル賞を取れそうなら乗って来るなら良いじゃない、それで。
1:57:10 神保哲生 だから、まあ、それも、ひとつの
1:57:12 パトリック・ハーラン でも神保さん、その論調だと、例えばね、近所によく火遊びする人が引っ越して来た、よしじゃあみんな防火対策を取るから良い事だ、って言ってる様なもんですよね。
1:57:24 神保哲生 だから危険な火遊びではあるんですよ。
ただ、まあ、どっちが勝った方が良いって言って、別にまあ僕、投票権も持ってない立場から言うとね、日本にとっては、僕はだから日本の事だけ考えるとね、
1:57:35 パトリック・ハーラン 脅威と成る人が近くに居た方が対策を取るから良いって言うのは、結構乱暴と言うか危険な論調だと思うんですよ。
1:57:42 神保哲生 乱暴だしハイリスクだとは思う。
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2:03:29 パトリック・ハーラン 森本さんは日本の元防衛長官としてすごく言葉に重みが有ると思うんですけど、アメリカの元国防長官同じ立ち位置に在る人、トランプ政権の中で国防長官を勤めた2人が「トランプは大統領に適してない、もう、この人に票を入れるんじゃない」と猛批判してるんですよ。
それだけじゃなくて首席補佐官も批判してるし、副大統領も批判してるし、一番トランプの事を良く知ってる元側近のみなさんが「みなさん待ちなさい、この人危険ですよ」と危険信号を上げてる所で、我々それに耳をふさぐのおかしくないですか?
2:04:08 森本敏 いや、だけどねえ、そこの危険性っていうのは何を考えて言ってるかと言うと、今までアメリカが築いて来たアメリカの国防政策の中のいわゆる統合抑止って言うかな、国際社会で同盟国と一緒に成って、トータルで抑止をやろうと言う体制が崩れて行くわけですよね。
2:04:31 パトリック・ハーラン うん、それ危険だと思いません?
2:04:33 森本敏 いや、だけど、日本にとって良ければ良いじゃないですか。
日本にとってどうかって言ってるわけだから。
2:04:35 たかまつ なな え、でも、仮にですよ、トランプが、台湾の事は台湾の事で解決すべきだとか、それは問題ありませんとか、関係ありませんみたいな事を言ってしまった場合って、
2:04:46 森本敏 おそらくねえ、おそらく台湾についてはねえ4回バイデンが、何か有ったら台湾を守ると言ってます。
あれは、絶対言わないと思います、トランプは。
2:04:58 パトリック・ハーラン それは危険だと思いません?
2:04:59 森本敏 いやいやいや、思わない。
それは言葉ですから。
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2:12:32 田原総一朗 もっと言えば、その前にね、何度も言ってるけど、1980年代てのは、日本の経済がヒッチャカメッチャカに成った。
でアメリカにボロクソにやられて、90年以後構造不況に成って、それ以後日本の経済が活性化できない。
何故だと思う?
2:12:49 加谷珪一 うん、あの、これはね、日本自身に問題が有って、バブル崩壊以降ですね、世界経済ってグローバル化とIT化が進んだんですが、この流れに乗れなかったので、日本は30年間停滞
2:13:01 田原総一朗 何で乗れないの?
2:13:02 加谷珪一 で、ま、これは、やっぱり日本企業の意思決定に問題が有ったと思うんですが、ただね、ちょっとフェイズが変わって来ていて、アメリカとか諸外国は、そのITとグローバル化でここまで伸びたんですよ。
で、そのせいでこれだけ日本と差が付いたんですが、とうとうこのシステムが限界に今達してるんですね。
そういう状況が有るので、それをチャンスと見たプーチンっていうのは、ああいう戦争を仕掛けて来てるっていうのが有るので、ちょっとねえ、まあ少し乱暴ですけどグローバリゼーションちょっと終わり掛けて来ているんですよ、今この時代に。
2:13:34 田原総一朗 ちょっと待って、ああ、いや、僕はよく分からない。
グローバリゼーションが終わり掛けてるってどういう事?
2:13:39 加谷珪一 うん、あの、90年代以降ですね、アメリカがもうどんどんどんどんオフショアリングと言って、海外に色んな物を外注してですね、で世界の裏側からでも物を調達して来て、最も安い物を採用すれば良いっていうですね、効率の追求を最大限目指したわけですよ。
そのツールがITだったんですが、日本はそれに乗れなかったんで上手く行かなかったんですけれども、このシステムが上手く回らなく成って来ているんですね今。
例えば新興国は今までは安い物をたくさん作って上げていたんだけども、豊かに成って来るとそういう事は望まなく成って来るわけですよ。
なんで中国も昔はもう安価な工業製品たくさんアメリカに輸出したんですけども、どんどんどんどん付加価値の高い物を作りたい。
で東南アジアもそう成って来ている。
でアメリカはもっと豊かに成りたいけれども、どうやっていいか分からない、というので、今結構ね世界中どうやってこれから成長して良いかってすごく模索してる状況なんですね。
2:14:34 田原総一朗 つまりグローバリゼーションが崩壊したんだ。
2:14:36 加谷珪一 うん、崩壊しつつあるという状況だと思います。
そういう背景が有るので、世界的にインフレに成ったり、そういう状況が有るので戦争が起こってるって面が多分に有ると思います。
なんで今後の日米関係、日本の経済界が、どちらが大統領に成った方が良いかと考える時には、グローバリゼーションの常識はちょっと終わって来ていてですねえ、やっぱり世界はブロック化しつつあるという事を大前提にした上で、誰が大統領に成るとどういう産業が得するかって事を考えた方が良いんじゃないかと思いますね。
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2:17:14 パトリック・ハーラン 簡単に言うと、前はアメリカでディ・カップリングと言って、中国との経済連携を解消するという言い方が流行ってたんだけど、今はディ・リスキングと言って、
2:17:25 田原総一朗 え?
2:17:26 パトリック・ハーラン ディ・リスキング、リスクを解消する。
ですから特に安全保障上に必要な部品とか、中国からもらうんじゃなくて自国で作ろう、もしくは仲の良い日本とかの同盟国で作ろうよ、その為にバイデン大統領がチップス法と言って、半導体アメリカで作るぞっていう、そういう・・・と規制を付けたんですね。
ですから今の考え方が正しいと思うなら、バイデン政権の政策が賛成いただけるかなと思います。
2:17:54 田原総一朗 いや、だけど、そしたらね、今勢力を伸ばしてるグローバル・サウスはどうすりゃ良い?日本は。
2:18:02 神保哲生 いや、そこなんですよ、だから
2:18:04 田原総一朗 グローバル・サウス。
2:18:05 神保哲生 いや、まさにそ
2:18:06 田原総一朗 もう関係を持たない?
2:18:07 神保哲生 いや、そうじゃない、そうじゃなくて、むしろ、そこなんだと思います。
つまり、これまでの民主主義の大前提は、とにかく基本的に途上国から自由に搾取が出来るっていう事が前提に有って、で、その成長をする、でその成長をいかにしてまあ、公平に分けようかっていう所に政治的なイデオロギーが西側は有ったわけですよね。
なるべく平等にするのか、いや勝者がたくさん取っても良いのかっていう様な考えが有ったわけですよね。
だけど、今グローバライゼーションの限界っていう事は、もうそのモデル自体が、もう限界に来てると、その搾取を前提とした、つまり貧しい国、途上国から資源を安く、あるいは人を安く、労働力を安く、買い取るというか使って、先進国が儲けるっていうモデルが、もう完全に限界に来てるわけですよね。
そうすると、これは、もう結構地球規模で大きな変革が起きつつあるという事に成ると思います。
このまま今までの様に、搾取を前提とした成長というのは、もう期待できない。
じゃあ成長しなくて果たして民主主義ってのは本当に機能するのかどうかっていうのも、実は今まで前例の無い事なわけですよね。
なので、そこで民主主義じゃない様な主張をするような国々が、むしろグローバル・サウスの中に多く出て来る。
それは、もう民主的な物の決め方では、実際には豊かに成れないと思ってる人達が多いって事ですよね、これは。
2:19:37 たかまつ なな だからSDGsとか、そういうのが私は大事に成って来ると思うんですよね。
今神保さんがおっしゃったように、貧しい国から搾取するっていう事は明らかにおかしい事じゃないか、という様なのが国際的に広まって来た中で、SDGsって言うのは、いかに持続可能に社会を変えて行くのか、地球の環境を変えて行くのかっていう事を大事にしているという中で、それは環境と経済と私たちの社会、この3つをバランス良く成長させて行きましょうって言うのがSDGsの考え方なんで、
2:20:15 田原総一朗 チョッと待って。
僕はその、不勉強なんで、SDGsって良く分かんないんだけど。
SDGsのテーマは何ですか?
2:20:24 たかまつ なな SDGsは、持続可能に社会を作って行くっていう事が1番のテーマです。
で今までは途上国(先進国の言い間違いだろう)と発展途上国の間で乖離が有ったと。
途上国(先進国の言い間違いだろう)は、このままだと地球環境ヤバイから、じゃあ気候変動対策とかやろうと。
で、それに対して途上国は、今まで散々二酸化炭素出してて、私たちが成長する時には、そんな規制って言い始めるのかって言って、対話が出来なかった。
でも、それは、SDGsっていう物を、枠組みを作った事で、じゃあみんなこの社会を目指しましょうと。
環境の事と経済の事、あと人権にも配慮した、このバランスの良さって言うのを社会は目指しましょう、という事で、SDGsは法的拘束力ないんです。
だから駄目だって人も居るんですけども、だからこそ国連で全加盟国が一致に成ってSDGsをやりましょう、と言ったんです。
だから、これは、やっぱり私は世界が、この価値観って言うのが私達は「いいよね」っていう風に同じ方向むけた凄い大事な、
2:21:29 田原総一朗 じゃあ日本は、どうすれば良いの?SDGsって。
日本は30年間全く経済成長できてない。
この日本はどうすれば良い?
2:21:43 たかまつ なな 日本は、SDGsで言うと、例えばエシカル消費って物を、私は、もっと促して行けば、
2:21:49 田原総一朗 なに?
それ、どういう趣味?
2:21:50 たかまつ なな エシカル消費って言うのは、環境とか人権に配慮した商品を作りましょう、例えば、チョコレート1枚百円とかで売ってますよね。
今もうちょっと、するか?
百円ぐらいする。
でもこれって、カカオが取れる様なそういう産出国の人達が低賃金で働いてるから百円で買えると。
そうじゃなくて、その人達がキッチリと学校に通える様にしよう、とか、児童労働をやめるようにしよう、そうすると価格が2倍に成るかもしれない。
2百円に成るかもしれない。
でも、これは私たちの、それは先進国に居る者の義務としてそういう物を、商品を買って行きましょう。
もちろん全員が出来ないです。
日本だって生活で苦しんでる人はたくさん居るんで。
だけど私達が買い物を買う時に、どういう社会を作りたいのかって考えて物の製造過程に背景を向けて、どういう人が作ったのか、どういう社会を作りたいのか、じゃあ、だから私はこの服を買うんだ、この食べ物を買うんだ、そういう消費に変えて行くっていう、私達の意識を変えて行く事で今度は企業も、そういう商品作んないと私達の会社潰れるかもしれない、1円でも安い物を作ってたら売れるっていう時代から、そこには人権とかを搾取してるかもしれない、途上国の人達の権利を搾取してるかもしれない、そういう物は売れないかもしれない、というマインドを持つ。
だから私達は、そういうエシカル消費とか、そういう事をやって行くって事が私は日本は凄い大事じゃないか
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2:25:34 田原総一朗 だから、何を大事にすべき?
2:25:36 増田ユリヤ 私は、平和を大事にしたいです。
ホントに、戦争をしない国で居て欲しい、と思ってます。
2:25:40 田原総一朗 平和を大事にするためには、常に軍隊を持たなきゃいけないって事が有るじゃない?
2:25:46 増田ユリヤ でも、今まで軍隊を持たないで来たんですよ、私たち。
その経験が無いんですよ。
だから私たちが今軍隊を持とうとしたら、一体何をしたらいいかも分からないと思うんです。
2:25:55 田原総一朗 現に持ってるじゃないか、自衛隊。
2:25:57 増田ユリヤ 自衛隊というものが有りますけれども、自衛隊に志望する人も減っています。
そこの部分ですら、どうして行ったらいいかという問題に成ってるんです。
2:26:05 田原総一朗 て言う事は、自衛隊もやめた方が良い?
2:26:06 増田ユリヤ やめた方が良いなんて思いません。
若者は、自衛隊に入りたい人達っていうのは今どういう方だか御存知ですか?
2:26:12 田原総一朗 (知らない、という意味の声だろう)
2:26:13 増田ユリヤ 今若者で、自衛隊に入りたいという人は、例えば東日本大震災、能登の地震も有りました。
ああいった所で人道支援が出来る、人のために役に立てる、そういう事を若者は渇望してるんですよ。
そういう風に、私もそうですけれども、戦争を知らないで、そういう事を大事な価値観として育って来ている人間が社会を担う世代に成っているんです。
じゃあ、その理想を実現する為には何が必要なのか、という事を、その目標に向かって真っ直ぐ考えるという事が必要なんです。
2:26:46 田原総一朗 何が必要なんですか?
2:26:47 増田ユリヤ その目標を達成するために何が必要かという事です。
つまりは、この政治家の人が、自分達の利益であるとか、自分達の立場であるとか、そういう事の前に、私はこれが大事なんだから、これを目的として達成するために、例えばですよ、色々な自分達に有利に働いているおカネはやめます、とかですね、そういう事を真っ直ぐに言ってくれる人、そういう人が必要なんだと思うんです。
それこそ真のリーダーだと思うんですよね。
だから私たちが報道する時に、やれ、どこの党がこう、自民党がこう、立憲民主党がこう、こう言ってる、という様な事ばっかりやるんではなくて、っていう事です。
2:27:26 田原総一朗 増田さんの言う事は分かるけど、ね、僕には理解できない。
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2:31:21 森本敏 自衛隊は憲法違反だっておっしゃる。
この問題をスッキリと解決しようと思ったら、憲法第9条の2項を改正せないといけない。
で、それを全部の国民がそうだと言って頂ける様な状況に・・・まだない。
2:31:45 パトリック・ハーラン もしかすると森本さんは、その為にトランプが役に立つと思われてるんですか?
2:31:49 森本敏 いやあ、それは残念ながら、そこまで役に立たない。
2:31:53 パトリック・ハーラン でも日本は切り離すぞーって、もう日本の事は日本でやれって言われたら、そのキッカケに成るでしょ?
2:32:00 森本敏 日本は日本でやれ、それはアメリカも困るんですよ。
2:32:03 パトリック・ハーラン いや、もちろん、アメリカも困ると思ってるから僕、バイデンが良いと思ってんですよ。
でもトランプは、そこまで考えついてないかも知れないですよ。
2:32:11 森本敏 いや、あんまりねえ、彼には戦略が無いんですよ。
2:32:14 パトリック・ハーラン と思いますよ。
2:32:15 森本敏 うん。
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2:42:31 森本敏 アメリカは、もしトランプに成ったら、G7を重視しなく成ります。
だから、その道は、なかなか難しいんです。
結局、今起こってる事は、この4月の19日初めてイランがイスラエルに直接攻撃をしたわけですよね。
でイランの核開発がどんどん進んでいて、もう核兵器を作る物質は十分に揃ってます。
だけどもイスラエルはなかなか攻撃できないんです。
施設が深い所に在って、戦闘機もエスコートを付けないと駄目なんで。
行って、帰って来れないんですね。
どっかに降りると言うと、降りた国がイランから狙われますから。
情報はアメリカが持ってる。
だから、結局どういう事かと言うと、イランの核開発が成功したら、シャハブ3っていう弾道ミサイルの弾頭に付いて、イスラエルに直接飛んで来ますからね。
それを防ぐっていうのがね、おそらくトランプが考えてる事だと思う。
2:43:32 パトリック・ハーラン でも森本さん、イラン核合意から離脱したのはトランプじゃないですか?
2:43:37 森本敏 いやいや、そりゃ、そうですよ。
2:43:37 パトリック・ハーラン だから、どうぞ核開発を進めて下さいと言ったのはトランプ。
それでもトランプが良いんですか?
2:43:42 森本敏 いや、それは、抑止をする事が出来ると思ってるからなんです。
2:43:46 パトリック・ハーラン え?でも、自分の任期中に何も出来なかったじゃないですか?
離脱しただけで、その対案は何も出してないじゃないですか?
2:43:52 森本敏 いや、それは、今の任期中だけども、2期目に成ってたらどう成ったか分かんないよ。
2:43:57 パトリック・ハーラン え?でも、1回負けて、その次に再選しようと思って離脱した、とは考えられないですよ。
何も対案ないまま離脱して、今の危険な状態を作ったでしょ?
2:44:13 森本敏 いや「無いまま」っちゅうのは言い過ぎです。
イランに対して非常に厳しい経済制裁を
2:44:19 パトリック・ハーラン でも、おっしゃった通り、今核開発進んでるんじゃないんですか?
2:44:21 森本敏 進んでる。
2:44:22 パトリック・ハーラン て言う事は出来てないでしょう?
2:44:23 森本敏 いや、まだ出来てない。
2:44:25 パトリック・ハーラン 出来てないでしょう?
2:44:25 森本敏 いやいやいやいや、核兵器も出来てないって。
2:44:29 パトリック・ハーラン え、でも、だって、ものすごく進んでるっておっしゃったでしょう?
2:44:32 森本敏 うん。
いずれ出来ると思う。
2:44:35 パトリック・ハーラン でしょ?
2:44:35 森本敏 アメリカは手を打って来ると思います、その時に。
2:44:39 パトリック・ハーラン 誰がですか?
2:44:40 森本敏 だから、どうやってやるかと言うと、いかなるミサイル防衛が出来るかという事です。
2:44:46 パトリック・ハーラン でも1回手を打ったんですよ、オバマ政権中に。
イラン核合意、日本の協力も得て、立派な条約を作ったんです。
それから離脱したのはトランプ。
今の危険な状態を作ったのはトランプ。
それでも日本にとってトランプが良いとおっしゃるんです?
2:45:00 森本敏 うん、そう。
2:45:01 パトリック・ハーラン なんでですか?
2:45:02 森本敏 いやいや、イランとの関係については、イランが何れの日にか核兵器に成る事を我々は阻止できない。
2:45:10 パトリック・ハーラン でも阻止してましたよ、イラン核合意で。
しっかりした検査レジームも出来てましたし。
2:45:15 森本敏 だけど今は検査できないですよ。
2:45:17 パトリック・ハーラン だから、それは、核合意から離脱したからですよ。
トランプが今の状態を作ったんですよ。
2:45:23 森本敏 いやいや離脱したからだけではないですよ。
2:45:26 パトリック・ハーラン その前に、だって検査してましたよ。
2:45:28 森本敏 いや、その前に検査してましたが、イランに対して非常に厳しい経済制裁を受けてイランは非常に困ってましたから、止めてたんですよ彼らは、核開発のペースを。
2:45:40 パトリック・ハーラン だからイラン核合意は成功していましたのに、それを破棄したのは無責任じゃないですか?
2:45:46 森本敏 いや、ああ、まあ、そりゃあ、よくわからない
2:50:36 渡辺宣嗣 僕は、ひとつ、ずっと、あの、疑問が有ってですねえ、今回の訪米で岸田総理が議会で演説した時の日本語訳をずっと読んでた中でですね、こういう言い方してんですね。
「グローバル・パートナーに成った」という部分で「共に船のデッキに立ち、任務に従事し、為すべき事をする準備が出来ている」いう日本語訳で読んだんですが、これは僕はそん時にパッと頭に浮かんだのは湾岸戦争の時の「Show the flag」という言葉を僕は頭に浮かんだんです。
つまり、アメリカ軍、在日米軍、アメリカの為に日本はグローバル・パートナーとして、アメリカの戦争の戦いにどこまでも着いて行くっていう様なイメージを僕は感じたんですけれど、これは森本さん違いますか?
2:51:25 森本敏 いや、あのう、そうではなくて、やっぱりあの、この協議をやる時にですね、共同声明の前にアメリカ側からどういう合意文書にしたらいいかって言う、アメリカから原案がまず項目だけ言って来たんですね。
もちろん、それには、国務副長官、それから現在の大統領府の専任の補佐官、(パトリック・ハーランが喉鳴らし)、それから国務省というのでアメリカからバッと来た。
で、それを、日本が見ながら、そこに肉付けをして投げたんですね。
投げたのは担当はもちろん基本的には最後はNSCですけども、内容が日米関係なので、取りまとめは北米局。
で経済安全保障などは、経産省だとか財務省だとか外務省、防衛省の意見を聞きながら、日本側のドラフトをバンと投げて、何回か往復しながら今の案が出来たんですね。
で、その案をベースにして、総理のスピーチを原稿を作ってそれを英語にして何回も練習して頂いて議会でスピーチされて非常に評判良くて、スタンディングだったわけです。
ちょっと民主党と共和党の議員が、ちょっ、ちょっと時差

(1) パトリック・ハーランが、議論の拡散を防ぎ議論の収束に貢献する優れた討論スキルを見せている。
1:57:35の発言と2:32:03の発言の2つを私は、そう評価します。
2:44:32の森本敏の発言が、同様の優秀性を持っている。
1:12:55の発言は違います。こっちは私に馬のいななきを連想させた。
最初は、パトリック・ハーランの態度が全般的に正々堂々真剣勝負モードである事に私は好感を持ったが、その後詳しく調べるに従がって、パトリック・ハーランの態度は憎悪すべき不正に満ちている事が分かった。
一方、パトリック・ハーランの日本語は、涙が出るぐらい上手です。

1:57:35の発言について。
1:57:12でパトリック・ハーランは、「近所によく火遊びする人が引っ越して来た」という事態は悪い事だ、というのは異論の余地が無い事であり、その事は「みんな防火対策を取るから」という理由をもってしても覆らない、トランプは危険人物だからトランプを大統領にするべきだという考えはその道理に反している、という意味の事を言っている。
パトリック・ハーランのこの発言は、悪いならば良い、とか、悪い方が良い、というタイプの考え方一般を批判する発言であり、「悪い」の内容を「火遊び」に限定するものではありません。
それなのに1:57:24で神保哲生は、トランプの欠点の内容が「よく火遊びをする」事に喩えられるか否かという問題に論点をすり替えています。
ひょっとすると、大統領としてトランプを選ぶ事を「火遊び」だと言えるかどうか、という問題に論点をすり替えている。
この逸脱を修正する発言として、1:57:35のパトリック・ハーランの発言は有効です。
1:57:35ではパトリック・ハーランは、「火遊」びという言葉を使うのをやめて「脅威」という言葉を使う事によって、火遊びなのかどうかを私は問題にしているのではない、もっと一般的な話をしている、という事を伝えようとしています。
悪い事はそれ自体は悪い事だけれど、悪い事への反応まで含めると合計では良い事だ、という考え方を間違っていると言ってるのです、というのがパトリック・ハーランの態度です。
ちなみに、1:55:44の神保哲生の発言への批判として、1:57:12のパトリック・ハーランの発言が妥当だとは私は思いません。
なぜなら、神保哲生の意見は、トランプは欠点だらけだから大統領に適している、というものではなく、他の誰も変えない部分を変える人だからこの人に賭けるしかない、欠点だらけの人だから間違った方向に変える危険も大きいが、変えなかった場合には確実に大きく不幸なので、トランプが正しい方向に変える事を期待するしかない、という意見だからです。
神保哲生は本当は、その点を説明すべきでした。
その為には、「荒療治」という言葉が便利です。
つまり、以下の様な構図に成っています。
神保哲生の意見は「この病気(社会問題)を治せるのは最悪の場合の副作用が大きいこの薬(トランプ)だけだからこの薬を使うしかない」みたいな意見で、これをパトリック・ハーランは「それでは副作用の力で病気を治そうと言ってる様な物だ」と批判する為に「近所によく火遊び・・・」という例え話でその事を表現した。
パトリック・ハーランの「よく火遊びをする」というのは、「最悪の場合の副作用が大きい」というトランプの特徴を比喩的に表現しているのに、神保哲生は大統領としてトランプを選ぶ事を「火遊び」という言葉で表現する事によりパトリック・ハーランの批判に正面から答える事から逃げた。
そこでパトリック・ハーランは、逃がすまいと「それでは副作用の力で病気を治そうと言ってる様な物だ」と言い直した。
本当なら神保哲生は「私は副作用の力で治そうと言ってるのではない」と反論すべきだった。
本当ならパトリック・ハーランは例えば「あなたの言う選択は、難破し漂流している船でノドの渇きに耐えられず海水を飲もうとするに等しい」という言葉で批判すれば良かった。

2:32:03の発言について。
この発言においてパトリック・ハーランは、個々の局面での相手の発言が自分の意見を有利にするのをうっかり見逃さない様にする注意力を発揮しています。
討論においては、相手の発言には反射的に反論してしまう惰性、がある程度生じてしまいます。
自分の個々の発言への相手の言い返しの中には、体裁は自分の意見への反論だが内容は自分の意見を有利にする言い返しが、含まれている事が希に有ります。
惰性でこれにうっかり反論してしまう事は、せっかくの得点チャンスを逃してしまうだけでなく、自分の発言の一貫性を失わせ思考が混乱して「あれ?何の話をしてたっけ?」みたいな状態に陥ったりするし、意見に対してではなく人に反対するという不正でもあります、その結果討論が正しい結果を出すのを妨げます。
それなのに、反射的に反論してしまう惰性を意識的に断つのは、なかなか難しいものです。
2:31:21から2:32:03までの発言内容を追ってみると、トランプが「日本を切り離すぞ」と言えば日本は自前の軍備を充実させる必要が増えるから憲法改正を必要だと考える人が増える、だからトランプが憲法改正に役立つと森本敏は考えているのではないか、というのがパトリック・ハーランの意見で、これに対して森本敏は、そうは考えていない理由を2:32:00で述べようとしたのではないか。
アメリカも困るからトランプと言えども「日本を切り離す」とは言わないはずだ、という事が言いたかったのかもしれない。
これは今気付いたよ。
そうだとすると、2:32:03のパトリック・ハーランの発言は逸脱です。
2:32:00で森本敏が、トランプが憲法改正に役立つか否かという問題から別の問題へ逸れてしまったというのが真相なら、2:32:03のパトリック・ハーランの発言は逸脱ではない優秀な発言です。
どちらなのかはハッキリしない。
その後、2:32:11から2:32:15までの発言の存在に気付いた。
この部分を聞いて、2:32:03のパトリック・ハーランの発言は逸脱ではない優秀な発言だ、という事が分かりました。
2:04:31の発言と2:04:58の発言でも、パトリック・ハーランは、森本敏の返答が反論に成っているとは限らない事を冷静に見極め、むしろパトリック・ハーランの意見が正しい事を根拠付けているのではないかと森本敏に追加質問しています。
したがって、パトリック・ハーランの2:04:31の発言と2:04:58の発言も非常に優秀な発言だと私は評価します。
2:04:46で森本敏が言及しているバイデンの発言は、テレビ・ニュースで失言だと言われていた発言だと思う。
したがって、それを絶対に言わないトランプの態度が危険だ、とは普通は考えられていないだろう。
0:22:35のパトリック・ハーランの発言も、直前の発言がトランプに不利である事を他の参加者が見逃さない様に注意を喚起しており、上手い。

2:44:32の発言について。
2:42:31から2:44:29までの話の流れを追ってみると、次の様に成っています。

イランがイスラエルに向けて将来発射する核ミサイルを防衛しようという意図をトランプは保持しているだろう(2:42:31)。
トランプがイラン核合意から離脱し(2:43:32)、イランに「どうぞ核開発を進めて下さい」と言った(2:43:37)のは、核ミサイルの完成後にその発射を抑止できるとトランプが思ってるからだ(2:43:42)。
トランプは核開発の阻止ではなく核ミサイル発射の阻止を狙っているのだから、対策は核ミサイルが完成するまでに発効開始すれば間に合うのであって、今既に発効中である必要は無い。
したがって、トランプの任期中に発効開始する必要も無かった。
トランプは核ミサイルが完成する前にミサイル防衛を発効開始するつもりだったろう。
それをトランプは2期目以降に対案として提出するつもりだったかもしれない(2:43:52)。
また、トランプは任期中にも既にイランに対して非常に厳しい経済制裁を・・・(2:44:13)という対案を提出している。
現在、ミサイル防衛は未完成(2:44:23)だが、核ミサイルも未完成(2:44:25)だから、まだ危険な状態には成っていない。



トランプは任期中に対案を何も出さなかった(2:43:46)し、再選後に対案を出すつもりが有ったなんて考えられない(2:43:57)。
イランの核開発は現在進行中な(2:44:21)ので、対策は不十分である(2:44:22, 2:44:25)。
そのせいで現在は危険な状態が続いている(2:43:57)。
「核開発はものすごく進んでいる」という森本の発言と「核兵器はまだ完成してない」という森本の発言は矛盾している(2:44:29)。
このうちの、「核開発はものすごく進んでいる」という森本の発言と「核兵器はまだ完成してない」という森本の発言は矛盾している、という部分は間違っている=矛盾していない。
2:44:32の発言は、矛盾なんかしてませんよ、という意味を表現する機能を持っている。
矛盾しているのだなと傍聴者が誤解する危険が大き(つまり人聞きが悪)い箇所です。
2:44:32の発言は、「人聞きが悪い事を言うな!」と怒鳴り付ける行為を、証拠能力の面でも体裁の面でも改良した洗練された発言と外見上は全く区別がつかない。
したがって私は、2:44:32の発言を非常に優秀な発言だと評価しています。
2:44:32で森本敏は「うん」と言っているが、2:44:21で森本敏は「ものすごく」とは言っていない。
2:44:29でパトリック・ハーランは、森本敏の発言に「ものすごく」が入っていた、と主張しているが、これは多分2:42:31の発言中の「どんどん」の事だろう。
「どんどん」=「ものすごく」は曲解ではない、と私は判定します。

1:12:55の発言について。
1:11:58から1:12:53までの話の流れを見てみると、森本敏とパトリック・ハーランの間で、次の様な意見の食い違いが有る事が分かります。
森本 民主党で大統領候補がバイデンしか出て来ないのは、民主党員の誰もが、バイデンが最善(民主党内で対トランプ競争力が最も大きいのはバイデン)だ、と分かっているからである。
ハーラン 民主党で大統領候補がバイデンしか出て来ないのは、バイデンが現職大統領であり、かつ、バイデンが次期大統領選に出馬する意志を持っているからである。
どちらが正しいのかを判断するチェック・ポイントは以下の2つです。
・ バイデンがまだ死んで(死亡したり活動できない状態に成ったりして)ないのに次期大統領選に出馬する意志を失う事、は有り得るのか否か。
・ もし仮にバイデンが出馬できるのに出馬しようとしなかったら、他の民主党員は、自薦または他薦によって、バイデン以外の民主党員を出馬させようとするのか、それとも、バイデンに出馬するように頼むのか、どちらなのか。
これらのチェック・ポイントがどちらなのかに応じて、森本の意見が正しいのかハーランの意見が正しのかが変わります。
その様子を表すのが以下の表です。
失い得る 失わない
他の人に頼む ハーラン ハーラン
森本
バイデンに頼む 森本 森本
したがって、森本の意見が正しくてハーランの意見が間違ってる可能性は十分に考えられるのに、森本の意を汲もうとせず1:12:53の発言が森本の意見の根拠には成らない事を笑って、それで森本の意見が反駁されたかの様に表現しているのが、1:12:55のハーランの発言です。
「バイデンが亡くなれば出て来る」という法則が成り立っている事を確認できただけでは森本の意見が正しかった完全な証拠とは成らない、むしろ「バイデンが亡くならない限り出て来ない」というのが森本の意見だ。
ハーランの意見が正しくても、バイデンが亡くなれば出て来るのである。
その意味で、1:12:53で森本は言い損なっている。
この言い損ないは、言い損ないだと発言者自身が自分で気付くのは難しい様な事ではあるけれど、間違っているので最初から言わない様にするのはもう少し易しいだろう。
ハーランが過度に責め立てた事と、「バイデンが亡くならない限り出て来ない」事の証拠に成る将来の現象なんて挙げるのは難しい事が、この様な言い損ないを誘発した、と考えられる。
森本の意見が本質を言っているのに対して、ハーランの意見は表面的な理由しか言っていない。
それなのに、ハーランが森本に対して「ね、だから言ったでしょ、これで私の意見の方が正しい事がよく分かったでしょ」という態度なのは、ハーランの深刻な欠点だと言わざるを得ない。
1:06:21から1:06:29までの部分を見ると、1:06:27と1:06:29でパトリック・ハーランは、民主党が大統領選挙に候補者としてバイデンを出す理由は、バイデンはトランプに勝った実績が有る人だという事だけである、という意味の事を言っている。
これは、パトリック・ハーランの意見も、民主党が大統領選挙に候補者としてバイデンを出す理由はバイデンの意志ではなくバイデンの生命である、という森本の意見と同じである証拠です。
因みに、1:06:31で神保哲生は、バイデンはトランプに勝てるとは限らない、という意味の発言をしているが、この発言は逸脱だ、と私は判定します。
なぜなら、たかまつななは1:06:21で「トランプに勝てる」とは言っているけれど、文脈から判断して、これは「トランプに勝ち得る」つまり「トランプに勝つ可能性が有る」という意味であって「トランプに確実に勝てる」という意味ではないからです。
よく聞いてみると、たかまつななは1:06:21で「トランプに勝てる」と言ったのではなくて、「トランプに勝てるという実績が有る」と言っています。
実績の話をしているのだから、これは過去の事を言っています。
1:06:30の「トランプに勝った」という発言も、その事を裏付けています。
あくまで将来の選挙へのバイデンの適性として言っているのだけれど、過去の事なのだから、将来の選挙への適性としては不確実です。
また、そもそも、民主党がバイデンを選ぶのは何故かという問題を論じているのだから、バイデンを選ぶ理由としては、確実性は必要ない。
確実に勝てるなら必ず選ぶだろうけど、確実に勝てる人でなければ選ばないって事は無いでしょ。
確実に勝てる人が居ない場合は、勝つ確立が出来るだけ高い人を選んで、それで我慢するしかない。
そういう前提で、民主党がバイデンを選ぶ理由を答えた物が、たかまつななの1:06:21の「トランプに勝てる」という発言なのだから、これは「確実に勝てる」という意味ではない事が分かるのである。
それなのに、1:06:31で神保哲生は、今後の大統領選挙でバイデンがトランプに勝てるのは確実なのか、を問題にして、たかまつななの意見には修正が必要である、という意味で、勝てるとは限らない、という意味の発言をしている。
これは的外れです。
この件と、1:57:24の発言に私が付けた評価を合わせて、神保哲生の発言にも不正な傾向が見られる、と私は判定します。

(2) 2:42:31から2:45:46までの部分が今回の中で最も活発な討論に成っている。
1:11:58から1:12:55までの部分と合わせて、どちらも、一見するとパトリック・ハーランが森本敏を言い負かした形に成っているが、真相は逆だと私は見ています。
時代劇の決闘シーンに、すれ違いざまに刀を振った2人のうちの勝った様に見える方の人がワンテンポ遅れて口から血を吹いて倒れる、というのが有りますよね。
2:42:31から2:45:46までの部分を何度か聞き返してみて私は、うかつにも「それでは、この件については、森本敏がパトリック・ハーランの意見に納得した、という事でよろしいですかな」という風に一旦思ってしまった。
そのぐらい紛らわしい事を、パトリック・ハーランが、やっているのである。
2:45:40で「だから」と言った瞬間のパトリック・ハーランの顔表情が傑作。
後で詳しく説明します。

まず、2:44:35のパトリック・ハーランの「でしょ?」という発言は不当だ、と私は判定します。
2:42:31から2:44:29までの対話については、2:44:32の発言についての説明の所で、説明されています。
そこに、2:44:29の発言は不当である事を指摘した発言が2:44:32の発言である事、を私は書きました。
したがって、2:44:32の発言に「でしょ?」という言葉で反応するのは不当です。
以下の比喩を見れば、その事が分かりやすい。
実際の対話(比喩) 「でしょ?」が正当な場合の例
森本 夕食は、まだ出来てない。(2:44:25) 夕食が出来るのは、ずっと先の事だ。
ハーラン 夕食の準備はものすごく進んでる、と言ったじゃないか。(2:44:29) 夕食の準備はものすごく進んでる、と言ったじゃないか。
森本 うん、言った。
だから、夕食は、そのうち出来る。
(2:44:32)
ごめん、やっぱり、もうすぐ出来るわあ。
ハーラン でしょ? でしょ?
パトリック・ハーランは、実際には違う(自分の方が言い負けた)のに、会話の内容が、「でしょ?」が正当な場合、であった(自分の方が言い勝った)かの様に偽装している、
真相は、森本敏の発言の中のトランプを有利にする発言の文末を言わせない様にパトリック・ハーランが妨害している、という事です。
その事は、森本敏の2:42:31の発言の続きが2:44:40の発言で、これらの間にパトリック・ハーランの発言が割って入っている様子を見れば良く分かります。
森本敏の2:44:40の発言が2:42:31の発言の続きである事は、2:44:40の発言が2:44:39のパトリック・ハーランの質問への答えとは全然異なる内容である事からも分かります。
2:42:31の発言がトランプを利する部分に差し掛かるや否や、パトリック・ハーランが発言を始めているのが分かるでしょう。
また、森本敏の発言中に、発言内容がある特徴を帯びた部分に差し掛かるやいなや、2:51:54でパトリック・ハーランが喉を鳴らして森本敏の発言を萎縮させようとしている事(ガスライティング)も、その傍証です。
パトリック・ハーランの発言の直後に1:10:50で加谷珪一が発言している時にも集団ストーカーのノイズ・キャンペーンだと思われる物音が確認される。
トランプについて何か言わ(言い切ら)れては困る、という態度がパトリック・ハーランに見られる事は、その何かが本当である状況証拠です。
トランプは何でも間違ってるんだ、という自分の考えにパトリック・ハーランが自信を持っているなら、論敵に言いたいだけ言わせた後で、それを論駁すれば済む話である。
トランプを利する発言はひとつも言わ(言い切ら)せない様にする、という態度は、それが出来ない証拠である。
0:30:18ではパトリック・ハーランは、「イスラエルに関してはバイデンとトランプは、ほぼ一緒です。どっちもイスラエルを徹底的に支持するふたりなんだけど・・・」と言っています。
森本敏との対話でパトリック・ハーランがイスラエルに関してトランプはバイデンよりもずっと間違っていると熱心に主張している事は、この事と矛盾する。

2:44:22の発言と2:44:25の発言の中の「出来てない」は、「核開発を阻止できてない」という意味だろう。
2:44:23の発言の中の「出来てない」は、「ミサイル防衛は完成してない」という意味だろう。
2:44:22の発言と2:44:25の発言には「まだ」という言葉が含まれていないのに、2:44:23の発言には「まだ」という言葉が含まれている事も、その事を裏付けている。
2:44:25の「いやいやいやいや」で森本敏は、この行き違いに気付いた様だ。
ただし、森本敏は、この行き違いに気付いたのではなくて、ミサイル防衛が現在まだ完成してない事はいけない事ではないのに、ミサイル防衛が現在まだ完成してない事をもってトランプの失態が立証されたとする話にパトリック・ハーランが持って行こうとしている事に気付いたのだろう。
「いやいや」というのは、そういう話をしてるんじゃない、という意味だろう。
コントに、相方のペースに乗せられてリアクションを何度か繰り返した後で「何をやらせるんだ」という言葉でツッコミを入れる、というパターンのコントが有る。
このコントの「何をやらせるんだ」の部分に「いやいや」を代用した様な内容に成っている。
この時点で森本敏は多分まだ、パトリック・ハーランも「出来てない」という言葉を当然「ミサイル防衛は完成してない」という意味で使っているものと、誤解していたろう。
この部分の齟齬が、パトリック・ハーランの単なる過失によるものではなく、パトリック・ハーランが対話内容を故意(強引)に自分の型にはめ(森本の発言の意味は「核開発を阻止できてない」という意味だとして話を進め)ようとした結果である可能性も十分に考えられる。
2:44:25の発言を聞けば、その中に「も」が入っている事などから、2:44:29の発言をする時点では、パトリック・ハーランは、「出来てない」の意味を誤解する事は出来なく成っているはずだからである。
ハーランが同じ発言を繰り返している。
それは、以下の部分です。
2:43:32の発言 + 2:43:37の発言 = 2:44:46の発言= 2:45:40の発言。「イラン核合意から離脱したのでトランプは大統領に不適任」。
2:45:10の発言 = 2:45:26の発言。「イラン核合意で検査していた、核開発を阻止していた」。
2:45:40のハーランの発言は2:43:37のハーランの発言の繰り返しに成っているので、森本は本当は、2:45:46では2:43:42の発言を繰り返すべきだった、「抑止できると思っての事だから無責任ではない」という風に。
森本がそうできなかった、わからなくなってしまったのは、ハーランの誤魔化しに森本が巻かれてしまったからです。
同様の例が、
07日@2022年01月@日記の「Cについて」の所で「しかし、その藻谷浩介も発言29を出す段階ではとうとうまかれてしまっている、と私は見る」という言葉で、報告されています。
つまり、討論におけるこの様な不正な態度は、パトリック・ハーラン個人だけの欠点ではなく、文化として普及してしまっている、という事です。
ハーランの2:43:32の発言 + 2:43:37の発言は、2:43:42の森本の発言で一度反論されているのに、この森本の発言にハーランは全く反論せず、2:43:32の発言 + 2:43:37の発言と同内容の発言を繰り返した。
ハーランのこの行為に森本が巻かれてしまった、それをもってハーランの2:43:32の発言 + 2:43:37の発言は森本から同意された事にされてしまった、という構図に成っている。
森本の顔表情を観察して、ハーランの様子を見て2:45:46では森本の心に遠慮が生じた、という事も有り得ると私は思った。
反論に対して反論せず反論された自分の意見を相手が言い返さなく成るまで繰り返し相手が言い返さなく成った事をもって自分が言い勝ったかのように偽装しようとする、という不正な態度は、岡山洋二にも顕著に見られた(
2019年12月@日記)。
この手口の発信源が同じだからだろう。
ハーランの2:45:40の発言、2:45:26の発言は、先行発言の繰り返しだが、繰り返しであるだけでなく、直前の森本の発言を無視した内容に成っている。
ハーランの2:44:46の発言も、直前の森本の発言を無視してるとまでは言えないかもしれないが、直前の森本の発言への反論には成ってない。
反論せずに自分の意見を繰り返す、という形に成っているわけである。
2:45:28の森本の発言は2:45:26のハーランの発言への反論に成っていない。
この時点で既に森本が巻かれてしまって混乱しているからだろう。
2:45:28の森本の発言は2:44:13で森本が言おうとしていた事だ。
2:44:40の発言も、2:45:28の発言も、森本がこれらを言い残して来た事を心残りに思っている証拠です。
森本の発言に乱れが見え始めたのは2:45:23の発言だと私は見ている。
2:45:17への反論として2:45:23では本当は「今検査できないのが誰のせいか、過去に核開発を阻止できていたか、これらの答えがどうであろうと、今は検査できない(2:45:15)ので、イランが何れの日にか核兵器保有国に成る事を我々は阻止できない(2:45:02)。今後誰が大統領に成るべきかという問題は今後の事なので、この問題を考える上では、今検査できないのが誰のせいかや、過去に核開発を阻止できていたかではなく、イランが何れの日にか核兵器保有国に成る事を我々は阻止できないという事実に基づくべきである」と森本は答えるべきだった。
2:45:02の森本敏の「イランが何れの日にか核兵器に成る事を我々は阻止できない」という発言は、「イラン核合意が失われた今と成っては」という意味かも知れないが、「イラン核合意をもってしても」という意味かもしれない。
2:45:23の森本敏の「離脱したからだけではない」という発言は、その事を言っているのではないだろうか。
離脱したからだけではない = 離脱しなくても今は検査できなく成ってる事だろう、という事ですよね。
本来なら、そういう話を出し合って、議論を深めて行くべきであるのに、そうされては叶わぬとばかりにパトリック・ハーランがブルドーザーで土砂で埋めるかの様に森本敏の発言の自由を執拗に潰しているのである。
トランプが核合意から離脱し将来の核ミサイル発射の抑止を目指す様に成ったのは、その方が安いからなどの理由ではなく、核合意方式ではイランの核開発を阻止できないと悟ったからだ、という話を森本敏はしたかったのではないだろうか。
パトリック・ハーランは、「立派な条約(2:44:46)」「阻止してましたよ(2:45:10)」「しっかりした検査レジームも出来てました(2:45:10)」と言うが、それで果たして本当にイランの核開発を阻止できる物だろうか(できていたのだろうか)という問題、こういった問題を論じるのに使うべきだった時間を、パトリック・ハーランが埋めて使えなくしてしまった。

2:45:02の発言で森本は、話を変な方向に持って行かれそうに成っているので話を正しい軌道に戻そうとしている。
その事が「いやいや」という言葉から分かる。
「いやいや」という言葉が入っているので、2:45:02で森本は、2:45:01のハーランの質問に答えていないだろう。
2:45:02で森本は2:43:42と同じ答えを言いそうに成ったが、2:45:01の発言が2:43:37の発言の繰り返しに成っている事に気付き、2:43:42と同じ答えを言おうとしている自分を「いやいや」という言葉で制止した可能性も有る。
それで、2:43:37の発言内容と合わせて使うべき別の根拠を森本は答えた、という考え方かもしれない。
イランが何れの日にか核兵器保有国に成る事を我々は阻止できないので、核開発を阻止する方式よりも核ミサイルの発射を抑止する方式の方が優れている、だからトランプの方が大統領に適任だ、という事を森本敏は言いたかったのではないだろうか。
2:44:35で森本敏が「アメリカは」と言ったのは、誰が大統領に成ってもだからだろう。
アメリカの大統領は、アメリカ国内のユダヤ人勢力の意向を重視せざるを得ないので、誰が大統領に成っても、イスラエルへの脅威には手を打つはずだ、という考えに違いない。
2:44:39でパトリック・ハーランは「誰がですか?」という質問で、手を打つのがトランプなのかバイデンなのかを、森本敏に言わせようとしている。
トランプが手を打つ、という意味なら「そうだ」と言うわけには行かない、というのがパトリック・ハーランの態度だろう。
しかし、この「誰がですか?」という発言は、毎回必ず直ぐに言い返して森本から発言の自由を奪うという方針を守り抜こうとした事と弾切れに成った事が重なったせいで手元に有った非弾を弾として撃った、というのが私の受けた第一印象だった。
つまり、パトリック・ハーランは言いたい事が無いのに発言スペースを埋めて使えなくするだけの目的で何でも良いから言ってる、という風に私には見えた。
誰が大統領に成ってもだ、という意味で森本が「アメリカは」と言っている事は、パトリック・ハーランも絶対に聞き取れたはずだし、「誰がですか?」という質問に森本敏が答えなかった事も、その事を裏付けるだろう。

パトリック・ハーランと森本敏のここまでの対話には適用できないが、一般論を言うと、予想される反論は自分が先に言ってしまう、という方法を使う事は討論に貢献します。
自分の意見をAとし、自分の意見に対して相手が言うと予想される反論をBとする時、「よくBだと言う人が居るが、それは~だからAだ」とか「こんな事を言うとまたBだと言われるかもしれないが、Aである。と言うのは、Bは~だからだ」という風に発言するのだ。
反論された後でその反論に反論しても、発言の意味は全く変わらない。
しかし、反論された後でその反論に反論したのでは、言い訳をしている様に聞こえてしまうし、反論によって自分の発言が中断される、というデメリットも有る。
反論された後でその反論に反論したら必ず言い訳だ、なんて事はないが、自分の方が正しい事を証明出来る時には出来るだけ証明する方が、討論が正しい結論を出す事に貢献できる。
言い訳ではないのにその事が当事者や傍聴者に分からない、という事態は、討論の生産量を減じる。
先に言ってしまえば言い訳ではない事が百パーセント証明される、というわけでもない。
先に言ってしまっても、過去に受けた反論への言い訳かもしれない。
けれど、言われてから言い返すよりは先に言う方が数段マシだし、これはヒットすれば論敵との格の違いを見せ付けるスパープレイに成ります。
相手が自分の反論に得意に成る事を、そんなのはよくある陳腐な反論なんだよ、という風に戒める作用も有るわけです。
今回の朝まで生テレビにも、予想される反論を自分が先に言ってしまうシーンが有りました。
2:21:50のたかまつななの発言の中の「もちろん全員が出来ないです。日本だって生活で苦しんでる人はたくさん居るんで」という部分が、それです。
この部分は、たかまつななが早口に成っているので、先に言ってしまおう、としているのが分かりやすい。
私は自分の発言が途中でこんな風に成るとカッコ悪さや自己嫌悪を感じるのですが、その事もこの例から分かるのではないだろうか。
早口に成って自己嫌悪を感じるのを防ぐには、冒頭で言うのが有効です。
冒頭で言えば、ゆっくりしゃべっても自分の方が先に言える。
討論における発言の中の前置き部分というのは、基本的にそういう働きをしている、と私は心得ています。
前置きで予備知識を説明する、というパターンも有る。
朝まで生テレビでは、前置きを言い終わって主旨を言い始めた瞬間に田原総一朗が制止する、というパターンが非常に多いので、それへの対策は別途考える必要がある。
0:21:12の発言の末尾で武隈喜一は「その事がホントに良いかどうかは別です」と述べている。
これは、直後に0:21:37で田原総一朗がする反論を先取りした発言です。
これで反論封じが成立しているのに、0:21:37で田原総一朗が同じ事を反論として述べているのは、非常に滑稽です。
0:21:42の発言の冒頭で武隈喜一の声に慌て(あわて)が感じられるのは、そのためでしょう。
この部分は、田原総一朗の迷言への反応として、朝まで生テレビ2021年05月01日放送分での神保哲生の「ぐぬふふっ」という発声(
09日@2021年06月@日記で報告されている)に匹敵するだろう。


2024年07月08日の新聞の1面にイランが核合意に復帰しそうだという記事が掲載されているのを見た。
このページのここまでに私が書いている事への反応だと思われる。
新聞の1面に掲載されていたイランの次期大統領の顔が田原総一朗の顔に似ていたのも偶然ではないだろう。
ルックスで誤魔化そうとしている、と思った。
 
イランの次期大統領(ペゼシュキアン氏)の顔は、能力が高く性質が善良で積極性も大きそうに見える顔だ。
子供の頃の私は、その分だけ世の中が良い方に変わって行っていると誤解する、という形で犯人の狙い通りに騙された事が多かったが、今では、犯人はこんな手まで使うのか、という風に、反対の印象を受ける様に成った。
比較の為に、田原総一朗さんの画像を以下に掲示しておきます。
  
イランの前大統領がヘリコプターの墜落で死んだのは暗殺だろう、とは誰でも思う事である。
また、NHK「映像の世紀、バタフライエフェクト」の2024年02月26日放送分「CIA 世界を変えた秘密工作」で、イランという国が1953年に米国のCIA工作で無茶苦茶にされた、という史実を知った。
そのCIA工作の内容も説明されていたが、悪逆非道そのものだった。
英国から頼まれた米国がCIA工作をした、と聞いた。
それ、もしかして、鬼畜米英?
現在のイランが問題の種に成っている原因は、もとをただせば、その辺りに有る事が疑われる。
さらに、CIA工作でイランの指導者が非常に多数個の罪状を名目に裁判で有罪判決を受けた、という内容も、そのテレビ番組に含まれていたが、これは、現在トランプ元大統領について聞こえて来る状況に酷似しているのも確かだ。
1953年にCIAがイランで行なった秘密工作は、イランのモサッデク首相が首相就任直後に石油会社を国有化しようとした事への米英の反応だった、と聞く。
ロシアのプーチン大統領も大統領任期の第1期に、エネルギー企業を再国有化するという形で外国資本を締め出した。
1953年にCIAがイランで行なった秘密工作では、CIAはイランの民衆に反体制運動を起こさせている。
2004年にウクライナで野党支持者がオレンジ革命と呼ばれる抗議運動、政治運動などの一連の事件を起こした、と聞く。
このオレンジ革命は、親ロシアのヤヌーコヴィチが大統領選挙に当選した事に抗議する運動だった、と聞く。
これらの事から、1953年にイランで行なわれたCIA工作と同じ事が、2022年にロシアがウクライナに侵攻する直前に行なわれていた、と推測できる。
12日@2022年04月@日記で報告されている朝まで生テレビ2022年03月19日放送分での森本敏の発言内容も、それを裏付けている。
西側諸国の首脳が異口同音に「武力による現状変更は許されない」という言葉で、許されない現状変更の手段を武力に限定しているという不審も、その証拠だと私は見ている。
不正な手段はどれも許されない、それが不正という言葉の意味である。
不正な手段は武力だけではない、また、武力行使の中には正当な武力行使だって有る。
だから、許されない現状変更の手段を武力に限定している事は不審なのである。
私が犯人です、と言ってる様なものだ。
許されない現状変更の手段を武力に限定しているのは、武力以外の不正な手段で現状変更をする事は自分達がしている事であり今後もそれを改めるつもりは無い、また、ロシアを怒らせたウクライナの現状変更はその一例である、からだ、と考えられる。
ついでの話だが、2024年07月に日本の東京都知事選についてのニュースで石丸伸二という候補者の「恥を知れと・・・」という発言にちなんだ映画が作られている事を知った。
これは、ウクライナのゼレンスキー大統領について過去に「国民のしもべ」とか何とか言ういうドラマが作られた事と相似です。
石丸伸二さんが将来日本のゼレンスキーみたいな役割を演じる事が何者かによって計画されている事が疑われます。
これは、日本がウクライナみたいに成る、という事ですから、絶対に阻止する必要が有る。


他の事例と合わせて、この対話事例も、「分断で会話が成り立たない」という言葉で表現される事態の真相を説明する助けとして非常に貴重です。
20才に成るまでに直しておかないと社会に出る事が出来ないのが本来である様なパトリック・ハーランの話術が、会話が成り立たない原因なのです。
LIBERARYというYouTubeチャンネルでパトリック・ハーランさんがアメリカ政治を解説している動画を2024年07月に見付けて視聴してみて、パトリック・ハーランさんはとても良い人だなあ、と感じた。
だから悪口を言うのは気が引けるが、現実の会議における発言内容を克明に引用して私の意見を説明できる機会は他に無いし、言ってる事が正しいのか間違っているのかは、それを言った人が善い人なのか悪い人なのかとは別だし、討論での態度の方が人の本性を表しているという事も有るだろうから、このまま書き進めます。
現実の会議における発言内容を克明に引用しないと私の言う事を信じてもらえない。
発言内容を克明に引用されると被害申告が信用されるので、犯人たちは基本的に、そういうデータを取られない様に行動しています。
だから、今回の会話内容は貴重なのです。
パトリック・ハーランさんの様な人気者でもこうなんだから、そういう話し方をする人がたくさん居るんだ、という話の持って行き方を私はしているわけです。
正しい事を言ってるか否かを内容を見て直接判断できなくても、不正な方法で自分の意見が勝っている様に見せかける行為が見られれば、その事から、内容も間違っているのだろう、という風に疑うのは当然です。
そういう判断方法は論理法則からは出て来ないけれど、非常に実用的です。
論理法則からは出て来ないから百パーセント確実なわけではないけれど、もし内容が正しいなら、不正に頼らなくても内容の正しさを武器にして戦えば絶対に勝てるはずです。
内容の正しさを武器にして戦わないのは内容が正しいと信じてないからだろう、という風に推測できるわけです。
「内容の正しさを武器にして戦う」という言い方も、「世界を見てる物が違う」という言い方に私が加えた批判と同じ批判を受けるべきです。
「内容の正しさを武器にして戦う」とは、正しいなら絶対に反証されない(正しい主張が間違っていると証明される事は絶対に無い)、という論理法則や、正しい主張とそれを否定する主張を比較した時に証拠不足や証明の技術的不可能のせいで本当っぽさの大小関係を結論するだけで我慢せざるを得ない場合にも正しい主張よりもそれを否定する主張の方が本当っぽさが大きいと結論する推論には必ずどこかに間違いが含まれているはずだ、という予想をガイドとしてヒントにしながら自分の発言内容を案出する、という意味です。
これは討論の極意や奥義に当たるだろう。
自分の意見が内容として正しいなら、何も慌てる必要は無い。
自分の意見が内容的に間違っているならば、その事を潔く認めるしかない。
現在私には、四六時中年がら年中、集団ストーカー犯罪が仕掛けられていますが、これも不正な発言と同様です。
犯人達がこの様な方法で自分達の言い分を認めさせようとしている事は、その言い分が間違っている証拠です。
だから私は何十年も前に、この様な犯罪が私に仕掛けられ始めたのを見た時に、それを、私が論争に勝った印だ、こいつらもう正当な方法では私に追いつけなく成ったんだ、と解釈しました。
話を元に戻すと、どんなに間違った事を言われても、自分だけは正しい発言を貫けばよいではないか、自分の意見の方が勝っているのに人聞きの悪い事を言われて負けている様に見せかけられても放っておけばいいじゃなか、という意見が有ると思う。
私も、元来は、そういう意見の人でした。
しかし、放っておけば自分達の勝手な理屈で一方的にこちらの生存条件や発言を含む活動の手段を悪化させたり、悪化させる為に必要なポイントを貯めて行く、さらにその事を被害者に伏せている、という犯罪が有る事を私は自分の経験を通して知りました。
その様な事が有ってはいけない、というのが当然の正義だ、と私も思います。
この当然の正義を前提にするなら、「どんなに間違った事を言われても、自分だけは正しい発言を貫けばよい、自分の意見の方が勝っているのに人聞きの悪い事を言われて負けている様に見せかけられても放っておけばいい」という法則は「どんなに間違った事を言われても、自分だけは正しい発言を貫けばよいのでなければいけない、自分の意見の方が勝っているのに人聞きの悪い事を言われて負けている様に見せかけられても放っておけばいいのでなければいけない」という法則に修正されねばなりません。
1990年頃私は自分が学生として通っていた大学の校内か近所で、同世代の男子学生から「いま○×さんが嫌がらせをされていて危ない状況なんだ、宇田君ちょっと様子を見に行ってくれないかなあ」という意味の事を言われたが、その時にも即座に怒って「嫌がらせをされている事が危ないんじゃなくて、嫌がらせをされたら危ないという法則が危ないんだ」と思ったが、この文の出来に不満を感じたので何も言わなかった。
そういう事が有ったが、これも「・・・よいのでなければいけない、・・・いいのでなければいけない」と同様の理屈です。
嫌がらせ自体の害は小さいのに、嫌がらせをされればされた人が大きな害を被る様に社会が成っていてはいけない、という意味です。
発言の話に戻ると、不正は立証されなければペナルティーを課してはいけない、という罪刑法定主義や、言葉の間違いに対して暴力で報いてはいけない、という原則が、修正後の法則の成立を保障していなければいけません。
不正な発言の害を放っておけば被害者が実利面でどんどん不利にされて行く、という実情は、これらの条件が破られている事を意味します。
具体的には、何度説明しても理解されない、対話が成り立たない、意思疎通不能だ、だから精神異常である、だから他者に実害を及ぼす危険が有る、だから解雇するとか、だから精神病院に強制入院させて服薬を強制する、といった流れの暴論を犯人達が用意している、という事です。
不正は立証されなければペナルティーを課してはいけない、という罪刑法定主義や、言葉の間違いに対して暴力で報いてはいけない、という原則は絶対の原理ではない、と私も思うので、それらによって保障されている必要は無いが、「どんなに間違った事を言われても、自分だけは正しい発言を貫けばよいのでなければいけない、自分の意見の方が勝っているのに人聞きの悪い事を言われて負けている様に見せかけられても放っておけばいいのでなければいけない」という法則は何らかの方法で保障されていなければいけないのである。

「・・・いいのでなければいけない」に似た例、「~さんが危ない」「危ないのが危ない」


今回の朝まで生テレビには、断固バイデン派のアメリカ人としてパトリック・ハーランが出演しているが、断固トランプ派のアメリカ人が出演していない。
増田ユリヤがトランプ派に見えるが、この人は日本人だし女性です。
断固バイデン派のパトリック・ハーランの発言が優勢に見える様にする為に断固トランプ派の弁が立つアメリカ人を出演させない、トランプ派の日本人も男性はパトリック・ハーランを凌駕するかもしれないのので念の為に女性を出演させる、という出演者選択をバイデン派の人が手配したのではないか、と私は疑っている。
だから、加谷珪一のトランプ派を利する発言の内容が思っていたよりずっと優れていた事に対して、集団ストーカーのノイズ・キャンペーンが当てられたのではないか。
森本敏のトランプを利する意見が思っていたより堅牢だった事も、犯人にとっては誤算だったのではないか。
バイデン派とトランプ派を比較すると、バイデン派よりもトランプ派の方が男尊女卑の思想を隠す傾向が小さく、トランプ派よりもバイデン派の方が自分達の思想は男女平等だという事を売り込もうとする傾向が強いはずだ。
しかし、自分達の考えの方が勝っている様に見せる為に自分達は男性を出演させるが論敵は男性ではなく女性を出演させるようにバイデン派が手配したのではないか、と私は疑っている。
自分の思想は平等思想ですと自称する人も大抵はそんなもんである。

例えば2:42:31から2:45:46までの森本敏とパトリック・ハーランの対話でパトリック・ハーランが弄した不正な話術を私は、ここまでで詳述したが、この3分間ぐらいの対話を数十年間ぐらいに引き伸ばしたバージョンみたいな不正工作が、これまでに繰り返し実行されて来て、みんなそれに巻かれてしまっている、という風に私は認識している。
このような問題は、そういう認識に基づいて対策を講じないと、悪意のない世界に生じる事故や不便を無くすにはどうすれば良いかという問題意識だけでは、絶対に解決しないのだ、という事を私は強調しておきたい。




(3) 0:08:24からの田原総一朗の発言中の「右から左まで」という言葉に反応しての下平さやかの「はははは」という笑い声(0:08:31、注意深く聞くとなかなか止まらないのが分かる)が傑作。
田原総一朗が「・・・深夜番組」と発言したのを受けて渡辺宣嗣が「それが、これに成ったんですか」と言った瞬間(0:09:34)の下平さやかの「はははは」という笑い声が傑作。

(4) 0:32:00にパトリック・ハーランによって開始され0:33:03の武隈喜一の「会話が成り立たない」という発言まで続いている「真実」という言葉の用法は不正である。
「真実」という言葉をこういう風に使う態度は、人を「意思疎通不能」「電波」「でむぱ」という言葉で誹謗中傷する犯罪や精神病人に仕立て上げる犯罪にまでつながっているだろう、と私は見ています。
私を2000年頃に解雇した雇用者は私を「コミュニケーション能力欠如」と申告していました。
その後私は「統合失調症」だと診断されました。
これらの犯罪は、分断の片方の側が行なう犯罪だと私は見ています。
後で詳しく説明します。

0:32:00でパトリック・ハーランは、次の様な言い方をしている。
T1 = 「トランプ元大統領が正しい、弾劾や検事訴追は体制がトランプをやっつけようとして行なっている不正である」、
T2 = 「トランプ元大統領は間違っている、弾劾や刑事訴追はその証拠である」、
とする。
T1も真実だし、T2も真実である。
トランプの支持者はT1のみを見てT2を見ていない、バイデンの支持者はT2のみを見てT1を見ていない。
ここまでの様な言い方をパトリック・ハーランはしている。
しかし、真実という言葉を普通の意味で使えば、次の様な言い方に成る。
T1が真実ならばT2は真実ではない。
T2が真実ならばT1は真実ではない。
T1とT2の両方が真実である事は有り得ない。
トランプの支持者は、T1が真実でありT2は真実ではない、と考えている。
バイデンの支持者は、T2が真実でありT1は真実ではない、と考えている。
トランプの支持者は、バイデンの支持者の言い分であるT2も見ている。
バイデンの支持者は、トランプの支持者の言い分であるT1も見ている。
ここまでの様な言い方が、真実という言葉の普通の使い方です。
したがって、パトリック・ハーランがした真実という言葉の使い方は、普通の使い方ではない。
「ルビンの壺」と呼ばれる図形が壺に見えるのか顔に見えるのかという問題では、壺に見えるというのも顔に見えるというのもどちらも真実であり、真実が2つ有る、とも言えます。
だから、「真実が2つ有る」という言い方は常に不当である、とは言えませんが、パトリック・ハーランがした普通ではない使い方は果たして正当なのでしょうか、不当なのでしょうか?
凶悪だと言われるべきほどまでに不当である、という事を、ここで私は説明したいと思います。
まず、真実という言葉のパトリック・ハーランがした普通ではない使い方に異議を唱えた者が、後続の発言者の中に1人も居ない事を、私は嘆きます。
田原総一朗まで含めて全員で迎合している。
これはオフレコ段階での口裏合わせ約束が有るからではないか、と私は疑います。
0:33:03の武隈喜一の発言中の「会話が成り立たない」という主張は、異なる真実を見ているからだ、と言われれば、一見正しい事を言っている様に聞こえます。
しかし、「異なる真実を見ている」と言い替えても、その意味は、T1とT2のどちらを普通の意味での真実だと考えているかが違う、という意味です。
T1とT2のどちらを普通の意味での真実だと考えているかが違うならば会話が成り立たない、という道理は成り立ちません。
この成り立たない道理を成り立つかの様に錯覚させる働きが、真実という言葉のパトリック・ハーランがした普通ではない使い方には、有るわけです。
それは控え目な言い方であって、そう成る様に狙ってパトリック・ハーランは、真実という言葉を変な意味で使った、間違いなくそうだ、と私は見ています。
0:33:03の武隈喜一の発言中の「世界を見てる物が違うんですよ」という部分に至っては、「は?トランプ派は虫眼鏡で見ているけど、バイデン派は望遠鏡で見ている、って事ですか?」と皮肉を言いたい。
「世界を見てる物が違う」なんて言い方は無いんだよ。
「異なる真実を通して世界を見ている」という意味で武隈喜一は「世界を見てる物が違う」と言ったんだ、と私は思うが、「異なる真実」の部分が先述した様に誤概念なので、この考え方は間違っている。
「世界を見てる物が違う」という言い方は、知的刺激を求める人を喜ばせる言い方であり、清涼飲料水のテレビ・コマーシャルで使うキャッチ・コピーとしてなら、天才的とすら言える。
しかし、内容で勝負の議論では、こういう言い方は安っぽいキザに過ぎない。
どんなに飾った言い方をしても構わないが、それは議論を撹乱しない限りにおいてである。
「真実」という言葉を普通ではない意味で使った0:32:00のパトリック・ハーランの発言には、対立を美化する作用と、知の新しいステージを演出する作用、という2つの誤魔化し作用が有ります。
対立を美化する作用の本質は、悪い方つまり間違っている方の人々をかばって、善い方つまり正しい方の人々を悪者に仕立て上げる事です。
「分断」という言葉も、「対話が成り立たない」という言い方も、対立する2つの陣営のうちの片方が作って使っている言い方であり、反対の陣営は使わない言い方だ。
相手が先に言ったから、それにつられて言い返す時に反対の陣営も使ってしまう様に成った、という事は有るかもしれないが、言い出しっぺは片方の陣営であったはずだ。
朝まで生テレビでは、日本人が使っていた。
日本人は、トランプ派でもバイデン派でもない第三者として「分断」という言葉を私は使いますよ、というスタイルだったと思う。
しかし、そんな第三者が「分断」という認識を現状分析の前提として踏襲している事が、バイデン派を応援している、という状況に成っている。
バイデン派に明示的に賛成せず、むしろ私はどちらかと言えばトランプに大統領に成って欲しいと言いつつ、その自分の発言がバイデン派を利する、という形に成っているが、これは、そう成るように発言者が意識的にやっている事だ、と私は見ている。
つまり、バイデン派に反対の意見を述べる事によって、バイデン派を応援する、という手口が成分として含まれている、という事だ。
知の新しいステージを演出する意味で「真実」という言葉をパトリック・ハーランが使っている事は、0:32:00のパトリック・ハーランの発言の「レーガン大統領の時代とかブッシュ大統領の時代でも有り得なかった」という部分に良く表れている。
知の新しいステージを演出するとは、現在のバイデン派とトランプ派の対立は、下世話な話ではなく学問的に高尚な問題である、単に実際上の問題として新しいだけではなく学問(抽象的な哲学)の問題としても新しいんだ、という表現に成っている、という事です。
「真実」という言葉を従来の普通の意味で使ったのでは表現できない様な不思議な事が今起こっている、既存の概念枠組みに収まらない新しい問題なんだと聞いた人に思わせる作用があるわけです。
「さあ、みなさん、新しい知の世界へ、ようこそ」みたいな感じに成ってるわけです。
人を惑わせる、人を乗せる、といった作用です。
実際、他の参会者が迎合的に成ったのを見れば分かる様に、こんな風に惑わせられ乗せられると、心に緩みが生じる。
少しぐらい間違いに気付いても、その間違いを問題にするよりも間違いを無視してどんどん進んだ方が建設的である、そんな創造的な新領域に我々は踏み込んだんだ、という風に錯覚するのである。

ルビンの壺なら、顔に見えるのも真実だし壺に見えるのも真実です。
しかし、では、顔に見えた人と壺に見えた人の間では、対話が成り立たないでしょうか?
そんな事は無いはずです。
顔に見えた人も、壺に見えた人から言われて再度見てみると、壺にも見えるはずです。
壺に見えた人も、顔に見えた人から言われて再度見てみると、顔にも見えるはずです。
顔に見えるのも壺に見えるのも真実だ、真実が2つ有る、と言えば、そう言えなくもないが、それは、キチンとした言い方ではないのであって、本当は、「顔にしか見えない」と「壺にしか見えない」の2つを競うべきです。
「顔に見えるのも壺に見えるのも真実だ」は正しいが、「真実が2つ有る」という言い方は、いかがなものか。
本当の意味で「真実が2つ有る」と言われるに値するのは、1 + 1 = 3 は正しくもあるし間違ってもいる、みたいな事態であり、そんな事が有れば、それは知の最前線に成るだろうけど、そんな事はまだ無い。
結局、会話が成り立たない、という言い方は、どちらが正しくてどちらが間違っていた、という結論が出ない様にする為の逃げ口上なんだよ。
いわゆる「白黒つける」のを避けるために、白黒つける事が出来ない状況に成っている、とウソをついているのである。
「対話が成り立ってない」と評される対話例も、このページ「27日@2024年06月@日記@宇田英才教室」で私がやっている様に、微に入り細を穿って各発言を平易で明確な言葉に書き換え、各発言の妥当性を評価すれば、対話が成り立たないのは不正な発言のせいだ、という事が明らかにされるだろう。
また、私(宇田雄一)の様な人が補足すべき言葉を提供すれば、対話が成り立つ様に成るはずだ。
このページ「27日@2024年06月@日記@宇田英才教室」の内容を見れば、読者のあなたも、そう感じるはずだ。
今インターネットで調べたら、地上げならば不正である、なんて事はない、という意味の事が書かれていました。
しかし、地上げならば正当である、なんて事もない。
それは、販売ならば不正である、なんて事はないが、販売ならば正当である、なんて事もないのと同様です。
押し売りは販売だけど不正ですよね。
「対話が成り立たない」という言い方は、不正な地上げを行なう者が、販売を頑なに拒む地権者に対してつける不当な評価みたいなものだ、というのが私の洞察です。
そして、今回(2024年04月27日放送分)の朝まで生テレビでのパトリック・ハーランの態度を見れば、「対話が成り立たない」という言葉を使って不正な地上げの様な事を行なうのは、トランプ派ではなくバイデン派だ、という印象を私は強く受けるのである。

1990年頃、私が大学生だった頃、私より5才ぐらい年上の住田有史という友人から「2つの世界」という言葉を聞いた。
それを聞いて私は「2つの世界」というタイトルの有名な書籍か何かが昔から有るようだ、と直感的に思った。
これが、私が分断の問題に関する何かを聞いた最初、だろう。
住田有史は私に「2つの世界とは何の事を言ってると思うか?」という意味の質問をした。
私は「東洋と西洋の事だろう」という風に答えた。
当時の私は、そのぐらい無知だったのだ。
住田有史は私に正解を教えてくれなかった。
この様に、知らない人は知らないままにしておくべきだ、寝た子を起こすな、という考えが伴っているのが、分断の問題の特徴である。
2010年頃に、大田祐介という市議会議員が発行した文書で、日本鋼管が誘致された(1965年)のを境に福山市の個人所得が4倍に成り分断が生じた、という意味の話を読んだ様に記憶している。
1990年頃、私が学生だった頃、下宿の私の部屋に習慣的に訪問していた小田というエホバの証人が、私に向かって次の様な事を言った。
「みんな一生懸命働いているんですよ。宇田さん、あなたが大学を卒業した後も学問を続行するなんて事をしたら、みんなが言う事を聞かなく成る。・・・ ある日突然、宇田さんと私達の間の地面が避けて、永遠の離別に成るかもしれませんよ、まあ宇田さんは大丈夫だと思うけど」
細かな表現は正確には覚えていません。
「・・・」の部分には、発言が入っていたかも知れないし入っていなかったかも知れない。
入っていたとしても、大意は、入っていなかった場合と同じです。
当時は、ハルマゲドンの神罰の様なエホバの証人の教理を言っているのか、とも思ったが、当時ですら聞いて直ぐに不正で凶悪な社会制裁ないし集団制裁の事を言っているのかな、とも思った。
この例は、分断という言葉の使用は、オウム真理教が「殺人」の意味で「ポア」という言葉を使ったのと同様である事を示す。
つまり「社会から切り離す」「仲間外れにする」という一方的な処置を、「分断が生じた」という風に自然現象や双方の行き違い事故の様に言って誤魔化す、という事です。
言う事を聞かないとあなたと我々の間にどこからとも無く壁が出現して通信も交流も出来なく成るぞ、という意味の事を私が言われた事は、分断の犯人が尻尾を出した、という事、分断は分断の片方の側の人が人為的に作り出す物である事の証拠です。
小田というエホバの証人は、その回か別の回に、次の様な事も言いました。
「お父さんは、故郷で、野球帽をかぶって、野球のボールをお手玉の様にトスしながら過ごしている。どうです?哀れでしょう?」という意味の発言。
「野球帽」の部分は「カープの野球帽」だったかもしれない。
「故郷で」という部分は、無かったかもしれない。
「まあ宇田さんは大丈夫だと思うけど」という意味の事を私が言われたのは、この時が初めてではありません。
それ以前にも少なくとも2回は言われた事が有ると思う。
しかし、この小田というエホバの証人から言われたのより前に言われたのは、どれも1986年の上京より前の事です。
「こんな風に成る事が有るけど、あなたは大丈夫ですよ」という言い方は、脅迫したと言われない様にする為の工夫だと思われます。
脅迫したと言われない様にするどころか、脅迫したと思われない様にすらする為の工作だ、という事も十分に考えられます。
集団ストーカー性の犯罪というのは、そのぐらいガスッと来るものなのです。
そのせいで、子供の頃の私は、そう言われて「自分は大丈夫なようだ」という風に、すっかり安心したものです。
それでいて、ちゃっかりと「こんな風に成る事が有る」という部分が頭にインプットされるわけです。




(5) 0:41:58のパトリック・ハーランの証言は、ディープステートのような陰謀組織にアメリカという国が乗っ取られている証拠である。
なぜなら、そのような陰謀組織が存在しないならば、右も左も一致して反対する政策を国が実施する事は無いはずだからだ。

(6) 0:42:35の森本敏の「何かやったんですか?」という発言は、最近の紛争頻発が明らかに不自然であり人為的に引き起こされているとしか思えないレベルに達している証拠である。
0:42:16の田原総一朗の「だけど、そうは言っても、バイデンは、やっぱり、パックス・アメリカーナを持続しようとしてるじゃない」という発言の内容を、0:42:35で森本敏は「いやいやいやいやいやいや、やってないじゃないですか」という言葉で否定しているが、0:42:35の森本敏の「何かやったんですか?」という発言は「やっているだろう」という認識の吐露だと見なせるので、森本敏も田原総一朗の意見に本当は賛成であるようだ、と私は見ている。
と成ると、0:41:58のパトリック・ハーランの意見に対して、森本敏も田原総一朗が一致して反対する意見を持っている、という事に成るんだが。
物は言い様であって、世界の警察って、言い換えれば世界覇権の事ですよね。
これをバイデンは手放したくないのではないか、という話が出ている事に成る。
世界の警察って、もしかして、世界最大の利権?
アメリカが世界の警察でなくても米ドルが世界の基軸通貨に成っただろうか?
アメリカが世界の警察をやめても米ドルは世界の基軸通貨であり続けるだろうか?
自国の通貨が世界の基軸通貨だと、どんな良い事が有るんだろうか?

(7) 0:44:09で田原総一朗に「難しい事は分かりませんが」と言われるのを防ぐには0:43:42で森本敏はまず「10個のうちの2つだけです」とか「7個のうちの2つだけです」と言えば良かった。

(8) 0:58:32の森本敏の「ネタニヤフは絶対に嫌だ、っていうのがトランプです」という発言を参考にすると、バイデンとトランプでイスラエルを支援する態度に差が有る事が分かる。
ガザ侵攻はネタニヤフ政権下で行なわれているから、トランプの方がバイデンよりもガザ侵攻を推進しない事が予想される。

(9) 1:06:31の神保哲生の発言から、精神異常という評価はテレビで言えないほどの甚だしい侮辱である事が分かる。

(10) 1:10:30のパトリック・ハーランの発言は、我々西側諸国の経済は自由主義経済であり何かをやるのは国ではなく民間の事業者である、民間の事業者が勝手にやるのだ、という原則が守られていないらしい証拠だろう。

(11) 2:18:07の神保哲生の発言は、私が自分の
宇田経済学で訴えている考えが正しい事への同意と見なせる。
2:18:07の神保哲生の発言は、2:13:02から2:14:36までの議論の続きだろう。
私の意見は2024年07月01日時点では、以下のページに掲載されています。
今後掲載場所は変わると思います。
おカネ詐欺@敵の手口を暴露@空手以外@理論@武道
「国の借金は子孫が返す」@おカネ詐欺@敵の手口を暴露@空手以外@理論@武道
「発展途上国では物価が安いから人件費も安い」@おカネ詐欺@敵の手口を暴露@空手以外@理論@武道
↑2024年07月01日15時29分に、この部分を執筆して、リンク先のページが消滅している事に気付き、大変驚いた。
原因を調査中です。
原因はフォルダ名がword7からword6bに変わった事だと判明しました。
応急措置として、消滅したページに書かれていた私の意見の触りの部分を思い出しながら以下に書いておきます。
1980年代か1990年代に私は怪しんで父ウダオサムに「発展途上国では人件費が安いというのは何故か?」と質問し、ウダオサムが「発展途上国では物価が安いからだ」と答えるのを聞いた。
その時からずっと私はこの問題を疑惑の目で見続けて来た。
池上彰さんもテレビで「発展途上国で人件費が安いのは発展途上国では物価が安いからだ」と言っていたような気がする。
三橋貴明さんはインターネットで言っていた。
つまり、「発展途上国で人件費が安いのは発展途上国では物価が安いからだ」というのは今までのところ誰も疑わなかった通説だろう。

先進国が発展途上国から資源や労働を購入した場合、発展途上国内の個々の人を見れば、その人は自分が売った分だけ発展途上国内で買う事が出来るから損をしない。
しかし、発展途上国の全体を見れば、先進国から受け取ったおカネの合計で、自分達が売ったのと同量の価値を先進国から買う事は出来ない。
発展途上国の方が人件費が安いとは、そういう事である。
したがって、発展途上国の方が人件費が安いとするのは本当は不当である。
この事は、次の事を意味する。
発展途上国内の個々の人も本当は売った分よりも少ない量しか買う事が出来ない。
大抵の人はその差は目に見えないぐらい小さく、中には売った分よりも多く買う事が出来る様に成った人も居るだろうけど、差の全員分の合計は必ず、先進国がちょろまかした巨額に一致する。
神保哲生の意見について、2:19:37から2:21:50まで、たかまつなな、が補足コメントをしている。
この部分のたかまつななの発言は、何度聞き返しても、私をせせら笑わせる。
私がそう言うと、この部分のたかまつななの発言をせせら笑うとは、なんてひどい人なんだ、と早合点する人も多いだろう、そういう種類の早合点は集団ストーカーが悪用しようと常に狙っているチャンネルです。
私がせせら笑うのは、以下の理由です。
先進国が発展途上国から資源や役務を購入する事が搾取なのは、現行通貨の本質が無限連鎖講だからである。
したがって、幾ら価格を修正しても、搾取ではなくならない。
エシカル消費?へ?エシカル搾取ですか?と言いたい。
無限連鎖講をやめなければ、エシカル消費だとかそんな小手先の対策では、搾取ではなくならない。
現行の通貨が無限連鎖講なのは、現行の通貨が正定値通貨だからです。
では、現行の通貨制度のままでは無限連鎖講ではなくならないのかと言うと、そうとは限らない。
例えば、直ぐに出来る間に合わせの方法としては、自国(特に先進国が)の通貨の発行権を他国(特に発展途上国に)にも与えてバランスを回復すれば、正定値通貨の不公平をキャンセルする事が出来ます。
日本国が発行する日本円 = 日本以外の国が発効する日本円の総額、
米国が発行する米ドル = 米国以外の国が発行する米ドルの総額、
その他の国が発行する通貨についても・・・、
という風にするんです。
これを見れば、先進国がして来た搾取の総量が如何に膨大であるかという事や、先進国は絶対にそんな事はしたくないと言い出すであろう事が分かるでしょう。
先進国のそういう性根を叩き直す必要が有るのです。
これが、この問題の本当の正体なんです。
たかまつななさんよ、目を覚ませ。

(12) 0:38:29から0:39:45までの部分と、1:10:50から1:11:18までの部分を聞いて、私(宇田雄一)から一句。

 磁石は、 

 切っても切っても、 

 それぞれの中に、

 N極とS極の両方が出来るんだよ


分からないふりや曲解を防ぐ為に、作者の私が自分で解説しておきます。
米国が英国の植民地だった状態では、英国が磁石のN極に、米国が磁石のS極に、喩えられます。
これを快しとしない米国が独立戦争で勝利して英国から独立した事は、この磁石をN極とS極の間で切り離す事に、喩えられます。
これは、米国がN極を伴わないS極に成ろうとした、という事です。
「中にN極が出来る」とは、独立後の米国内に中央政府が出来る、という意味です。
中央政府がN極で、中南西部の諸州がS極です。
英国人が聞いたら腹を抱えて笑いながら転げ回る、米国内のトランプ派の人が聞いたら自分が信仰して来た主義の不毛さにブッと噴き出す、そんな一句と成れば幸いです。
切っても切ってもだから、米国内の諸州が中央政府から独立しても、各州内に州都が出来て、それがN極です。
このN極から害が湧き出す様子が、「水戸黄門」という日本のテレビ・ドラマの各話で描かれています。
もっと分割して、各家庭が州から独立しても、DV(ドメスティック・ヴァイオレンス)の原因に成る様な人間関係が各家庭内に生じ、それはN極とS極の両方が出来る様な物です。
個人まで分割した場合にのみやっと磁石ではなく成り、大体これが私の政治思想ですが、これは集団が集団に従属する事(N極の存在の容認)によってのみ達成されるだろう。

(13) 2:50:36の渡辺宣嗣の指摘が非常に有効だ、と私は判定します。
日本の首相が、日本人に向かってする話とは全然違うニュアンスの事をアメリカ人に向かって言っている、という印象を強く受け、不安や懸念を私も覚えます。
二枚舌とか、調子の良い事を言ってる、とか。
これについての2:51:25の森本敏の返答が、聞かれた事に答えていない、はぐらかしている、まるで鈴木貞吉さんの学会発表トークの様です。
森本敏は「そうではなくて」と言った直後に鼻をすすっている様だ、手を鼻に当てた。
涙腺も緩んでいるのではないか。
渡辺宣嗣は、よく知らせてくれた。
実は、2:04:08の森本敏の発言の冒頭の「いや、だけどねえ」の発声法が、2:51:25の森本敏の発言の冒頭の「そうではなくて」の発声法と同じです。
したがって、2:04:08の森本敏の発言も不誠実である疑いが有る。

(14) 増田ユリヤの、2:26:06の発言と、2:26:47の発言の冒頭部分は、不正な発言だ、と私は判定します。
平和を大事にすべき → 平和を大事にするには軍隊が必要 → 我々は軍隊を持った経験が無い → 自衛隊という軍隊を持ってるじゃないか → 持ってるが今後はどう成るか分からない → 自衛隊をやめるべきですか?
こういう話の流れで、「自衛隊をやめるべきですか?」という意味の質問に、自衛隊の軍隊以外の機能を理由に「やめるべきではない」と答えたのが、増田ユリヤの2:26:06(と2:26:13)の発言です。
話の流れから判断すると、「自衛隊をやめるべきですか?」という田原総一朗の質問が「軍隊は持たなくてもよいのか?」という意味である事は明白です。
この質問に正面から答えずに済ませるために逃げ回って煙に巻いたのが、増田ユリヤの2:25:46から2:26:13までの発言である事が、よく分かると思います。
2:25:55に田原総一朗が「現に持ってるじゃないか、自衛隊」と発言している瞬間の藤井サチの様子は、増田ユリヤの発言内容に呆れている様子だ、と私は思う。
増田ユリヤの2:26:47の発言の冒頭部分が不正であるのは、以下の理由によります。
田原総一朗がした2:26:46の質問は、増田ユリヤの2:26:13の発言中の「その理想を実現する為には何が必要なのか」という部分を、そのまま疑問文として復唱した物だと思われます。
それなのに、増田ユリヤの2:26:47の発言の冒頭部分は、「その理想を実現する為には何が必要なのか」とはどういう意味かを答える文です。
これでは、「その理想を実現する為には何が必要なのか?」という質問への答えに成っていません。
答えではない事を言って、「はい、答えましたよ」という顔をしたのが、増田ユリヤの2:26:47の発言の冒頭部分です。
その上、「その理想を実現する為には何が必要なのか」とはどういう意味かを答える文としても、「その目標を達成するために何が必要かという事です」という文は答えに成ってないので最低です。

(15) 2:27:26の田原総一朗の発言は、意味不明です。
なぜなら、分かる=理解できる、分からない=理解できない、だからです。
分かるなら理解できるはずです。








最終編集2024年08月10日