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< 「発展途上国では物価が安いから人件費も安い」 > | ||||||||||||||
このページは執筆中・未完成です。 「日本の会社の工場を外国に作るのは発展途上国では人件費が安いからだ」 「発展途上国で人件費が易いのは発展途上国では生活費も安いからだ」 こういう考えが定説に成っている。 池上彰さんもテレビでそう言ってたと思うし、私の父ウダオサムも、私がいぶかって「なぜ人件費が安いのか?」と質問すると、そう答えた。 しかし、この定説は私の宇田経済学で判定すると詭弁です。 この詭弁は、おカネが不正な無限連鎖講である事を非常によく反映しています。 賃金が安くたって、その賃金で買える物が同じなら、それでいいじゃないか、という考えについてですが。 これは、支払いを受けた人が支払った人とは別の人から後で何かを買う、という無限連鎖講の特徴をよくあらわしています。 それでいいじゃないか、と言われると、今まで誰も反論できなかった。 確かに、プレイヤーひとりひとりを考えてみると、誰も損をしていないように見える。 これが、おカネという無限連鎖講のズル賢いところです。 だからこれまで誰も尻尾をつかめないで来たのです。 宇田経済学の切り口では、次の様に考えます。 ひとりひとりに着目するのではなく、国全体に着目すると、輸入国Aが輸出国Bに支払ったおカネの総額で、後でBはAから自分達が輸出した財やサービスの全部と価値の量が同等である財やサービスを購入できなければいけない。 しかし、輸入国の物価水準よりも安い売価で輸出させられたのでは、それが出来ない。 したがって、日本の会社が発展途上国で日本国内よりも安い人雇費で役務の提供を受ける事を、発展途上国では物価が日本国内より安いからという理由で納得させるのは、詐欺である。 プレイヤーの中には得をする人も居るだろうし、損をした人も大抵はほんの少ししか損をしないだろうけれど、誰も損をしないようにするのは不可能だし、全員の損の合計は必ず巨額に上ります。 カネで買うというのは、導火線に火がついた爆弾を渡して、渡された人もまた別の人に渡せば誰も損をしないじゃないか、と言ってる様な物です。 この詐欺は、政府の徴税権が及ばない外国から、相手の無知に付け込んで勝手に徴税(物納方式)を行なう詐欺とは別の、上乗せされた詐欺です。 また、「物価が安いから」という説明には、良く考えてみると、おかしなところが有ります。 それは、まだ通貨を使っていない未開の社会に新規に仕事をしてもらい始めるときや、既に通貨は使っているが円やドルはまだ全く入っていない未開の社会に新規に仕事をしてもらい始めるときには、円やドルとの為替レートは未定義なのだから、物価が安いも何も無い、という点です。 仕事を発注する側が発注される側の物価を勝手に安く決めてるだけじゃないか。 --- 2024年07月01日に、このページへのリンクがリンク切れに成っている事に気付いた。 その時に、このページの内容の一部が削除されているのではないか、と疑った。 私は、ウダオサムとの対話の内容をもう少し多く書いておいた様に記憶していた。 そこで、27日@2024年06月@日記の日記に書いた事を、ここに再掲しておきます。
参考:14日@2021年11月@日記、27日@2024年06月@日記 |
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最終更新2024年07月11日 | ||||||||||||||
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