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ロッキング時の腰の切れ角はゼロではないがわずかである。 何十度もひねらない。 腰の切れ角を0度にしてしまうと突き腕が中央に向かないからしかたなく腰の向きを変えるのであって腰をひねる力で突くのではない。 この点がAFSのストレート打ちとは違う。 ハーフステップBFSの動力イメージ 半身にならず体を正面に向けたBFS構えにしてから前へステップ時に上体が後傾してしまう傾向が出て来たのでそうならないように注意する。 ジャンプ時に上体を少し前傾させるつもりでやると上体が丁度鉛直になる。 順突きと逆突きでは腰の切れ角が異なるため後ろ足のつま先の向きは少し異なる。 順突きでは、後ろ足のつま先が、ロッキングによって定まる自然な角度だけ外を向く。 両足が離陸後にロッキングを開始し、着地前にロッキング解除、腕をホームポジションに戻す。 ロッキングしている間のみ力を入れ、構えからロッキング、ロッキングから構えへの移行の間は力を抜いておく。 こうするとスピードが出る。 ロッキング時の腰の切れ角 切れ角はほんのわずかだが0度ではない。 数度とればよい。 何十度も取るのは誤り。 切れ角0度でロッキングすると腕が中心に向かない。 切れ角を大きく取り過ぎると、2段突きが出来ないし、BFS基本構えが崩れる。 順突き(前足側の手による突き)では、前足の前方を突く様にする。 重心の前方を突こうとすると、体勢に無理が生じる。 引き手は、基本練習では腰に引いても良いが、実用においては、拳を握ったまま、上段突きでは手首の腹がミゾオチに触れる様に引いたり、掌底が下腹に触れる様に引いたりし、中段突きでは、肘をほぼ直角に曲げて腕が顔を斜めに隠す様に引いたりする事を考えているが、まだ定見には至っていない。 上段突きでは中段や下段へのカウンター攻撃を受ける危険があり、中段突きでは上段へのカウンター攻撃を受ける危険がある、という点を考慮して、そのリスクを出来るだけ軽減しよう、という線で考えている。 中段突きで、顔の前に引いた引き腕のネジレ角としては、腕背を敵に向けるよりも、小指側を敵に向ける方が、柔軟性の限界の観点から楽であり、突きの邪魔に成らないが、腕背を敵に向ける方が顔を隠す面積が大きいし、敵の突きを受けても傷め難い。 リーチについては、正拳突きでは、攻撃可能な標的の前面の位置を実測してみると、下図のごとくだった。 0.5ウデよりも近い標的には、いくらコンタクトのタイミングを早めても腕を完全に伸ばした状態でコンタクトする事が出来ないので、正拳BFSは不可能です。 1.7ウデ離れている標的には逆前蹴りすら届きません。 ただし、後足の位置や上体の傾きを厳密に指定しての測定ではないので、大体です。 図の両足の位置は、ステップ開始前の構えでの位置です。 ウデは長さの尺度@デザイン方法論で定義されています。 正拳BFS(スローモーション)@BFS@空手の技@動画 |
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最終更新2015年11月17日 | ||||||||||||||||||||||
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