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敵の先発技が2段BFSだった。
敵の前へのステップがBFSではなく準備移動だった。
敵のフェイントに反応してしまった。
空間的な距離が近過ぎた。
逃げ遅れ(開始するのが遅過ぎた)
フライング(開始するのが早過ぎた)
アキレス腱に掛かる負担が単発バックステップよりも大きい。
足首を捻挫する危険もある。
バックステップ後端で足を滑らせたり、物に足をぶつける。

バックステップ開始のタイミングは、早ければ早いほど、バックステップ後先BFSの有効性は高まる、と考えられるが、早過ぎると、敵が予定を変行して、攻撃を中止したり、攻撃目標を変更したりする危険がある。

敵の先発BFS開始のタイミングに対する、こちらのバックステップ開始のタイミングの遅れは、心身の機能の限界から言って、正(プラス)の一定値以上に成るはずだが、山を掛ければ、負(マイナス)も値をも取り得る。


山勘でバックステップの開始タイミングを早めた場合、に何が起こるか予想してみた。
バックステップの開始タイミング バックステップ後先BFSの結果
先制BFSの開始より早い 先制BFSが中止される。
先制BFSの予定動リーチが変更され、こちらの対応が失敗する。
(前田利明著「空手道上達BOOK」成美堂出版121ページ)
先制BFSの元々の予定が最大動リーチ使用であり、かつ、誤って、とか、まあいいや、とか、どうせ反撃できっこない、という判断で敵が先制BFSを開始してしまった場合、バックステップ後先BFSが大成功する。
空手部の夏合宿で私は、届かないBFS(モドキ)を連発していた際に、何かこの種の反撃の可能性が存在していて、それに対して自分は無防備なのだろうなあ、と自覚していた。
先制BFSの開始と同時 先制BFSの開始を見て直ぐにバックステップ後先BFSを開始するよりも成功率が高そう。
先制BFSの開始より遅く、開始が認識されるより早い 先制BFSの開始を見て直ぐにバックステップ後先BFSを開始するよりも成功率が高そうだが、前項ほどではなさそう。








最終更新2016年01月24日