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AFS基本構えのページに書かれている触角の使い方を、以下に説明します。

条件 行動




縦拳ジャブが届かない。 直ぐにBFSを実行する。
縦拳ジャブが届く。 直ぐに縦拳ジャブを打つ。※1 とにかく先に縦拳ジャブ
自分の縦拳ジャブよりも先に敵が 攻撃技を起動した。 それを交わしたり払ったりせず、縦拳ジャブを先に敵の頭部や胴体に当てる事によって防ぐ。
自分の触角を払った。 触覚を頼りに、払う動作に合わせて、触角の力を抜いて払われるに任せ、それと引き替えに反対の手でパンチを打ち込む。※2

※1 触角の拳先に敵の頭部が触れたのが少しでも感じられれば、縦拳ジャブは届くと判断できるので、直ぐに触角を屈伸して縦拳ジャブを打つ。

※2 払われて移動する向きに触角を自分でサッと退く事によって、敵にスカを食らわせ、自分の攻撃技をそれと並行して(触角を退く動作を引き手の様に使って)完了させてしまう事によって、次に来る敵の攻撃技よりも早く自分の技を敵に当てる。
特に、敵が触角を上から下に向かって払った場合には、反対の手でパンチを打つのではなく、触角をサッと下に下げて、触角の腕で中段や下段に正拳ストレートAFSを打ち込む、という方法も有効だろう。
こちらの方が、時間的には早い。

触角に一定以上の力を感じるとパンチを出す、という反応の、刺激は小さく反応は激烈だ、という特徴を正しくイメージするには、ストーブの耐震安全装置を思い浮かべると良い。

BFSから始めると、実際の動きは、例えば次の様に成る。
BFS → 縦拳ジャブを打ちながらAFS構えに成る
 → 届いたら続けざまにもう一発縦拳ジャブ、届かなかったら反射的にBFS

無限ループから抜け出すには、‘続けざまにもう一発’の縦拳ジャブの部分を、縦拳ジャブで始まるコンビネーションブローに差し替えるだけで良い。

上記の被覆シートにも
が存在する事は、敵も同じ被覆シートを使っている場合を考える事によって、分かります。

子ページ 基本被服






最終更新2016年01月02日