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敵が何の為に「ハラスメント」という言葉や「人権」という言葉を乱用するのかが長い間わたしには分からなかった。 しかし、2026年04月頃には次の様な事が答えだろう、と思う様になった。
そう記憶していたが、2026年05月初旬に確認してみると、「権威主義」ではなく「事大主義」と書かれていました。 西澤潤一著「十年先を読む」発想法48ページに、『そのときイギリス人がいったことばがおもしろい。だいたいこういう仕事を日本やアメリカで発表するのがまちがいだ。日本やアメリカは固定概念が強く事大主義だ。こういう変わった実験はイギリスで発表するのが一番いい、イギリスにきなさい、小さな学会だがそこで発表しないか、というのである。よしそれでは、というのでイギリスへ出かけていった。発表していると皆ニコニコして聞いている。わかったのかどうか心細い限りだった。帰りの列車の中で、その学会の議長と向かい合ってすわったので、私の発表について意見を求めると、「ギブスもついにまちがえたか」とたったひとこと』と書かれている。 まあ、言ったのがイギリス人だから、本当に日本やアメリカは事大主義でイギリスは違うのかどうかは、この言葉だけでは分からないが、実際に次の様な事も有ったと書かれている。 「日本人やアメリカ人は、私たちの研究を、ギブスの法則に反するといって叩いた。実際は反するのではなく、ギブスのほうが近似していたのだが」48ページ。 『イギリス人は、「ギブスもついにまちがえたか」というのである』49ページ。 これでも、まだ、イギリス人は言い難い事を言わなかっただけだとも読めるが、次の様な記述も有る。 『名古屋の近辺で国際学会が開かれたとき発表したら、同じ東北大の教授が、「西澤は平素よく注意しているのに、こんなでたらめなデータを発表している」と皆の前でいった。その先生、私の実験室へきたこともないのである。見たこともないで何をいうか、と思ったが、ちょうどその国際学会へきていたイギリス人、ソ連人、オランダ人が学会の合い間に仙台まできたのである。彼らは実験室に入って床にひざまずいてじっくり見ている。そしていうには、「これはもうまちがいない。こんど論文を出すときはわれわれが添書をつけてあげよう」といって帰って行った』47, 48ページ。 「権威主義」ではなく「事大主義」と書かれているので、「権威主義」という言葉を破壊の対象にしている要語乱用の原因は西澤潤一著「十年先を読む」発想法のこの箇所を私に見られてしまった事だ、という私の見当は、これまで私が思っていたほどは正しくないかもしれない。 しかし、「権威主義」と「事大主義」は非常に似ているので、やはり正しいのかもしれない。 2026年05月04日にインターネットで「権威主義」を検索すると、特定の権力主体が強大な権力を独占し、・・・という説明が表示されたが、少し前まで私は「権威」という言葉は、学問の色々な分野の最優秀の学者を「○×さんは~学の権威である」という風に言う形でしか見た事が無かった。 権力者を「~分野の権威」という言い方は、明らかに無かった。 権威主義という言葉を権力について使う様になった今(2026年05月03日)でも、まだそういう言い方は1回も聞いた事が無い。 「権威」という言葉とは別に「権威主義」という言葉なら昔から時々耳にしたが、それは西澤潤一さんが経験したような学問における事大主義の事を言ってたと思うのだが。 これは、「権威主義」という言葉の従来の用法です。 一方、2026年ウクライナ戦争頃から頻繁に聞かれるようになった「権威主義」という言葉は、政治体制が独裁体制である、という意味で使われています。 それまで私は、「権威主義」という言葉がそういう意味で使われるのを聞いた事がありません。 「独裁国家」という言葉ならよく聞いたけど。 「権威主義の国」という変な言葉が使われるように成ると同時に、「独裁国家」という言葉はほとんど全く聞かなく成りました。 言葉使いの自然な変化なら、過渡期が有って、その過渡期の期間中は従来の言葉使いをする人と変化後の言葉使いをする人が混在しているはずです。 ある日を境に、突如として、従来の言葉使いをする人が全く居なく成り、全ての人が異口同音に一糸乱れず変化後の言葉使いをする様に成った、という事は言語工作キャンペーンの証拠です。
--- 参考:19日@2024年11月@日記 ・・・ 殺人は殺ハラスメントだって言うのか、など。 |
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| 最終更新2026年05月23日 | ||||||||||||||
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