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1次元の間合い 相手との距離の駆け引きのみ活用し重心を急に移動させないのが1次元の間合い。
2次元の間合い 相手と自分を結ぶ直線上で重心を急に移動させる出入りまでのみを活用するのが2次元の間合い。
3次元の間合い 相手と自分を結ぶ直線から外れる方向または鉛直方向の重心運動まで活性化されている状態が3次元の間合い。
4次元の間合い 重心をあらゆる方向に急に動かすのが4次元の間合い。
自転・公転・分極 相手と自分の体の向きの関係を考慮する。

高校生時代に私は、極真空手の本を見て、不動立ちのまま移動せずにその場で色々な基本技を練習して「よおし、これで全部やったぞ」と思った頃に書店で芦原カラテの本を見付けて買った。
芦原カラテの本を見て、まだ運足と基本技を組み合わせる練習が残っている事を初めて知り、愕然とした、半ばやる気を無くした。
運足と基本技を組み合わせるのは、両手で鍵盤楽器を演奏する様なものだ、足の事を考えている間は手の方がお留守に成ってしまい、手の事を考えている間は足の方がお留守に成ってしまいそうだ、出来る様に成るにはまた長い時間が掛かる、と思った。
ほんと、カルチャー・ショックだったよ。


最終更新2022年05月20日