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芦原カラテの本などに書かれている解説記事では、敵の横や背後に回り込む、という表現が使われています。
敵との相対的な位置関係としてはそう成るのですが、床との相対的な位置関係で言うと、敵が真っ直ぐ前進して自分は斜め前に直進です。
自分が床に対して円運動するのではありません。

オンラインゲームをやっていて、例えば武装船で航走しながら並走する敵船を単発砲撃すると、何故か弾道が曲がって見えます。
例えば、前進中の自船から右を見ながら右方の標的に自船の前進速度に起因する偏差射撃を行なうと、弾初速ベクトルは自分の顔面に対して右斜め上に向いている様に見えるが、着弾直前の弾速ベクトルは左斜め下に向いている様に見える。
つまり、弾道の放物線が自船の後方へ少し倒れている様に見えるのだ。
これは、弾道の水平面への投影が曲がっている様に見える、という事です。
しかし水面に対しては弾道は直線のはずです。
また、ガリレイの原理から言って、自船の速度ベクトルも弾丸の速度ベクトルも一定なら、弾道は直線に見えるはずです。
私の見間違えかもしれないので、今後も気を付けて見ておきます。

芦原カラテの運足で、敵の位置がどう変化する様に自分には見えるか、自分の位置がどう変化する様に敵には見えるかは、それと同様です。































最終更新2022年06月05日