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前後股割りでは、上体を前傾させる。 上体を前傾させないと、後脚が後方に開かない。 2022年に練習を再開してから2024年春まで上体を前傾させるのを忘れていた。 その間、横開脚能力の回復がはかばかしくない事を横蹴りや回し蹴りで感じていた。 2024年春、前後股割りで上体を前傾させ始めると直ぐ、横蹴りや回し蹴りでの横開脚の体感が急に良く成った。 左右股割りではなく前後股割りのやり方を変えたら横開脚の体感が良く成ったのは意外だった。 左右股割りでは、両足爪先を出来るだけ上に起こす形と、両足爪先を出来るだけ前に倒す形の両方を行なう。 どちらでも、足首は最大限背屈しておく。 2022年春に練習を再開してから2024年06月まで私は、両足爪先を出来るだけ上に起こす形のみ実行し、両足爪先を出来るだけ前に倒す形は実行しなかった。 両足爪先を出来るだけ前に倒す形は股関節に怪我を負わせるのではないか、と心配したからだ。 実際、この形を作ると私は股関節の付け根に痛みを感じた。 私の場合、その部分を過去に傷めてまだ完治していないので、そのせいなのか形が間違ってるせいなのか分からなかった。 しかし、2024年07月に入って、両足爪先を出来るだけ前に倒す形を実行してみると、痛みを感じなく成っている事に気付いた。 食事内容の改善や2年間にわたるトレーニングの効果で、股関節の治癒が進んでいる様だ、と思った。 それと同時に、両足爪先を出来るだけ前に倒す形も、蹴り技のための柔軟体操として必要だ、という事にも気付き始めた。 それまで、左右股割りの開脚角度は足りているはずなのに何故か横蹴りや回し蹴りで股関節の可動範囲の不足を感じ、その原因が分からなかった。 両足爪先を出来るだけ前に倒す形も必要なのかどうかについては、過去にも他人の動画を見て確認しようとしたが、どの人も上体を一緒に前に倒しているのを見て、股関節に掛かるストレッチ負荷は両足爪先を出来るだけ上に起こす形の1種類だけだろう、と判断していた。 この判断は間違っていた。 前後股割りでは、各回の直後に、直前に伸ばした筋肉をマッサージする。 左右股割りでは、各回の直前と直後に、立位で骨盤を後ろに倒して恥骨筋をストレッチする。 |
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最終更新2024年07月16日 | ||||||||||||
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