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2024年11月07日(木曜日) | ||||||||||
暴力に対してしか暴力を使ってはいけないのは不条理 | ||||||||||
例えば仮に、敵対する2国A, Bが、合意して2国間に緩衝地帯を設け、どちらの軍隊もその緩衝地帯には入らない約束をしたとします。 さらに、片方の国Aが、その約束を破って、その緩衝地帯の中に自国の軍隊を侵入させたとします。 Bはどうしたらいいでしょうか。 約束を破って緩衝地帯の中に自国の軍隊を入れても、そうする過程で何らの武力行使も無ければ、それは暴力じゃないよね。 しかし、これを、暴力じゃないからと言って、BはAの軍隊を緩衝地帯から武力行使で追い出す事は、いけないだろうか、 暴力に対してしか暴力を使ってはいけないのなら、そういう事に成ってしまう。 これは、机上の空論だとして無視できる問題ではなくて、現在ウクライナとロシアの間で生じている戦争が、正にこれですよね。 ロシアがおかしな事を言われている、のが分かると思う。 緩衝地帯という設定が分かり難いなら、何キロメートル以内には近寄らないという約束を考えても良い。 昔は警察官の拳銃使用について、「それ以上近寄るな、近寄ると撃つぞ」とか「止まれ、止まらないと撃つぞ」という台詞がよく聞かれたが、近年ではこれらの台詞がコッソリ取り下げられている。 あ、それから、西部劇では敵が拳銃をホルダーから抜いた後であればその敵を撃ち殺しても正当防衛成立ですが、拳銃をホルダーから抜いただけでは暴力じゃないよね。 もっと言うなら、そんな事を言わなくても、そもそも、自国の軍隊を他国の領土の中に無断で侵入させても、その過程で武力行使を全く行なわなければ、それって暴力じゃないですよね。 しかし、その軍隊を武力行使で追い出す事をいけないと公言する人は、日本国憲法第9条で戦争放棄を謳う日本の左翼の中にすら居ないはずだ。 この問題の本質は次の事である、というのが私の教えです。 (細かな点は、後で補ったり修正したりすればよい) 軽い行ないから重い行ないまで並べた時に、途中に空白の帯域がある。 つまり、仮に行ないの重さを1から100までの数字で表すとすると、1から30までは色々な行ないが存在するし、また70から100までは色々な行ないが存在するんだけど、31から69までに該当する行ないがひとつも無い、そういう状況です。 正確に言うと、ひとつも無いんじゃなくて、特別に頭が良く無いと思い付かない、とか、思い付くまでに時間が掛かるとか、その行いを実行するのに掛かる負担が重過ぎる(何で防犯側がそこまでせにゃならんのか犯人にさせろよ)とか、難し過ぎるので思い付く義務が無いとか、そういう事です。 行ないの重さが50である犯罪を仕掛けられた時に、それを防ぐ為に重さが50よりも大きい行ないをしてはいけない、これが、暴力に対してしか暴力を使ってはいけないという誰かが勝手に吹っかけて来たルールの本質なんですよ。 重さが50の行ないを防ぐのに重さが50の行ないで防ぎたい所だが、重さが50の行ないというのは存在しない。 仕方なく重さが30の行ないで防ごうとしても、それでは力負けしてしまい、防ぎ切れない。 だから重さが70の行ないで防ぐしかないが、それは暴力だから駄目だと言われるんだよ、 そんなバカな話は無いでしょう。 どうです、私が昨日の日記で言った通りでしょう、ほとんど古代哲学のレベルでしょう。 もう少し抽象度の低い具体度の高い話として、近寄るという加害方法に限定して何が言えるか考えると、今まで分からなかった事が色々と分かって来る事でしょう。 約束を破って自国の軍隊を緩衝地帯に入れる、というのは言い換えれば、自国の軍隊を相手国にこれ以上は近寄らせないという約束を破って近寄らせる、という事です。 また、集団ストーカーの手口のかなり広範に渡る多くの物が持っている特徴は、被害者に近寄る事です。 信用を失った上で被害者に近寄る事。 18日@2013年06月@日記で私が紹介している「あなたが知るかもしればい世界5」というテレビ・番組では、実行犯人が発する音によって被害してしまうのは何故か確かな事は分からないが犯人の事を嫌いに成るからではないか、と言われていました。 「嫌う」という言葉の意味は非常に広い、例えば「恐怖を感じる」というのも広い意味では「嫌う」のうちだと私は考えています。 だから、それは見当違いだとは言わないけれど、私は、存在位置に常に注意していなければいけない、接近している時には警戒しなければいけない人が、近くに居る事が音で分かる、実行犯人は自分が近くに居る事を被害者に犯行音で知らせている、という線で考えています。 そこには、自分はあなたにとって存在位置に常に注意していなければいけない人ですよ、とか、接近している時には常に警戒していなければいけない人ですよ、という事を実行犯人は、音色や音量や発音パターンや被害者の行動の特定の瞬間にタイミングを合わせて発音するという音の詳細で被害者に知らせるているのだ、という考えが含まれています。 音の詳細が信用を失う働きと近くに来ている事を知らせる働きを兼ねている。 参考:21日@2024年05月@日記 |
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最終編集2024年11月13日 | ||||||||||
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