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2015年02月14日(土曜日) | ||||||||||
AFS構えと金的蹴り | ||||||||||
私のAFS基本構えに対しては、金的蹴りに対して無防備だ、という批判が考えられる。 空手の実戦的な流派では、金的蹴りを受け難くする為に、基本の構えを真半身としている。 これについては、私のAFS基本構えで大丈夫なのか、よく分からない。 実用してみないと分からない事であり、ダメだと決めて掛かるのは間違いだと思う。 真半身でも回し蹴りなら金的に当たる。 K-1の試合をテレビで見ていて、これで試合が止まった事が多かった。 真半身を基本構えとしている流派でも、試合で基本構えの姿勢を保ったまま戦うわけではなく、基本構えは試合開始の瞬間だけで、敵に攻撃が届く位置まで移動する過程で既に崩れ、基本構えなんて野球の打順の様なものだ、と言える。 野球の打順も、先攻なら1回の表だけ、後攻なら1回の裏だけしか、意味を為さない。 私のAFS基本構えは戦闘開始時の構えではなく戦闘中の立ち方だ、という風に認識するのが、この構えを評価する際の前提だと思う。 あくまで実用してみないと確実な事は分からないが、以下で理論的に少し考えてみる。 AFS基本構えにとって、敵との理想的な位置関係は下図の状態ではないか、と思う。 この状態は、青の相撲特性の弱点が赤にさらされている状態だ。 この状態では、青は赤の金的を非常に蹴り難いはずだ。 逆に、赤が青の金的を蹴る事は容易だ。 この状態はあまりにもAFS基本構えにとって都合が良過ぎるが、それでも、AFS基本構えは常に金的に隙がある、とは言えない事を示す意味はあろう。 上の図を描いてみて、両重心を結ぶ直線と線分PQが為す角を、金的の蹴られ易さと、考える事が出来るのかもしれない、と思った。 この角が45度でも、敵の方がこの角が大きければ、そういう立ち方は使える、と言えるのではなかろうか。 そして、接近戦で切れ目なく連打が続いている間は、後足側の腕による攻撃の必要から、自分も敵も、この角をあまり小さく出来ない。 AFS基本構えは、そういう時にしか使わない立ち方だ、と考えるのが正しいのかもしれない。 BFS踏み切りAFS着地という物を開発中です。 これは、BFSの着地姿勢をAFS基本構えにして、着地と同時にAFS連打を開始し、敵に金的を蹴る余裕を与えない方法です。 空挺部隊の投入に似ているかも。 凝縮(液化)@態@理論@武道 金的蹴りが届かない位置からの敵の踏み込みの瞬間を捉えて、前足を左前方に踏み出した後、前足を中心にして上から見て時計回りのピボットを行なう事によって、上の図の位置関係を作れそうだ、と思います。 AFS用ステップ@デザイン例@理論@武道 --- 2015年02月11日の記事への訂正。 後足側の腕によるストレートパンチでは腰の動きは、Lを中心として線分RGLが回転する、という描像が正しく、前回の記事に描いた様な、Lも動く、という描像は間違いである事に、体を実際に動かしてみて気付いた。 また後足は、前底足を中心に回転、ではなく、カカトを中心に回転、とする方が良いか、考え中です。 カカトを中心に回転、の方が、地面から大きな抗力を取れ、手で蹴るみたいなパンチを打てます。 前底足を中心に回転もカカトを中心に回転も、両方とも動作は可能です。 カカトを中心に回転で練習していた時期もあるし、足裏全体で回転させていた時期もあります。 |
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