since 2003
イレコナビ サイトマップ
< 武道 >
< 理論 >
< 空手以外 >
< 敵の手口を暴露 >
< 加害を与益だと言う >


オウム真理教の教祖が殺す事を「ポア」という言葉で表現し、殺される人に救いをもたらす行為だと説明していたのは有名な話である。
それを聞いて私も含めて誰もが、何て無茶苦茶なんだ、という感想を持ったはずだ。
ところが意外な事に、「ポア」という言葉に驚き呆れた我々マトモ側の社会の中にも、全く同じ事が制度化されてまかり通っている、これが敵の姿に他ならない。
相撲部屋で暴行が「かわいがり」と呼ばれていた、というのもあった。

---

精神病院には保護室という部屋が有る。
そもそも、精神病院への強制入院は自傷他害を防ぐ目的で行なわれるのだから、保護室というのは、入れられる人が他の人に危害を加えるのを防ぐ為の監禁部屋である。
目的は他害を防ぐ事だけではなく、自傷を防ぐ事も目的であり、自傷を防ぐ事は保護と言えるだろう。
けれど、精神病院への入院は、自傷の恐れではなく他害の恐れだけを理由に強制される場合も有り、それで強制入院させられた人が入れられる部屋も保護室と呼ばれる。
また、精神病院への強制入院の理由は、大抵は自傷の恐れではなく他害の恐れだろう。
入れられる人を保護するのではなく、他の人を保護する、とは言えるだろうけど、保護室という名称には、入れられる人を保護する、という意味が込められているはずだ。
精神病院の保護室という名称は、そのように「誰を保護するのか」が逆向きであるだけでなく、実際には懲罰や制裁として用いられる。
これは、入れられた人の居住実感が辛いのが保護室である、という特性による。
従順にしていないと保護室に入れるぞ、というニュアンスが実際には有る。
以上の事から、その様な監禁部屋を「保護室」と呼ぶ事は、偽善や偽装工作であり、保護室への監禁をうしろめたいと感じている証拠である。

---

2026_0209_1022
野犬狩りを行なう人間の集団の名称は「バスターズ」、野犬を入れる檻の名称は「保護器」、ここにも矛盾が有る。
野犬が人間に危害を加えるのを防ぐ目的での一連の活動の一環として野犬を檻に入れるのだから、「保護器」ではなくて「封じ込め器」ぐらいが本当は正しいだろう。
 

---

2026_0226_0946
カンボジアに潜伏していた日本人である特殊詐欺の犯人を保護した、と書かれている。
海外に居る日本人を保護する制度を逮捕に転用した、という事だろう。
海外に居る日本人を逮捕する制度が無い、その必要が想定されて来なかった、という事だろう。
けれど、保護ってのはおかしいよね。
 

---

最終更新2026年03月01日