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「チャンネル」の具体例はテレビのチャンネルです。
テレビのチャンネルという言葉は最近は使われなく成っているかもしれないが、昔はテレビ受像機に回転式のスイッチが付いていて、NHKは1チャンネルとか、RCCは3チャンネル、という風に、チャンネルを切り替える事によって、放送局を選択していた。
ついでの話ですが、その時代には2チャンネルには放送局が割り当てられておらず、2チャンネルを選択するとテレビ受像機にはいわゆる砂嵐(ホワイト・ノイズの映像版)が表示され「サー」というホワイト・ノイズが聞こえた。
インターネット掲示板の「2ちゃんねる」という名前は、これに由来するだろう。
「チャンネル」という言葉のニュアンスは、このニュアンスです。
「チャンネル」の原義は、英単語channelが持つ意味で、水路、海峡、経路、ルート、通信路など。
最初は水路、海峡という意味だけだったが、水路や海峡みたいなものだという判断で、まず経路、ルートという意味が付け加えられ、次に経路、ルートみたいなものだという判断で通信路という意味が付け加えられたのだろう。
IT用語で言うと「ポート」という言葉が、私の言う「チャンネル」に相当します。

バックドア(裏口)は、不正使用目的専用チャンネルだと言える。
セキュリティ・ホールは、不正使用可能なチャンネルと言えるのではないか。

この「チャンネル」という言葉を私は、犯罪を論じる為に使う事を推奨します。
チャンネルも手口だと言えるかも知れないが、手口とチャンネルが違うのは、チャンネルは手口の通り道だ、という点です。
実例を挙げると、私宅内に入って内部の様子を偵察して来るという目的の為に宗教というチャンネルが使われる、といった事が考えられます。
「私は○×教の~と申します、よろしければ少し話を聞いてもらえませんか」と言って宅内に上がり込み内情を把握するのは、これは手口です。
それに対して、そういう手口を実行する事が出来る様に予め法規に「信教の自由」を入れておくなどして、手口の通り道が作ってある、そういう通り道がチャンネルです。
工作によって通り道が作られている場合だけでなく、元から通り道が存在している場合でもチャンネルです。
集団ストーカーのノイズ・キャンペーンという手口は、聴覚というチャンネルが常時開けておかざるを得ないチャンネルである事を悪用する犯罪です。
職場もチャンネルだし、親子関係もチャンネルだし、友達づきあいもチャンネルだし、医療受診もチャンネルだし、警察官の職務質問もチャンネルです。
アクション映画で、主人公が排気・換気ダクトの中を通って悪役のアジト内を移動するシーンを見る事が多いが、こういう排気・換気ダクトもチャンネルです。
この例を見れば分かる様に、そのチャンネルなら誰にでも必ず有るといった様な事を、私はチャンネルの必要条件として考えているようです。
また、チャンネルと言う時には、排気・換気ダクトまで限定せずに、物資の搬入とゴミの排出に使う手段まで合わせて、対外物質交換手段というチャンネルを考えたい。
そう言われれば、私のチャンネル概念が大分伝わると思う。
次官級協議とか首脳会談という言葉もチャンネルを指定する言葉です。

民法に違反する手口を使うのか刑法に違反する手口を使うのか、どちらにするかという大方針の選択もチャンネルの選択です。

「チャンネル」という概念で認識する事には、複数の手口をひとまとめにして扱える、そのおかげで手口を分類できる、分類できるから把握漏れを無くす事を目指せる、新手口が登場しても既悪用チャンネルを使ったものであれば新と認識しなくて済むし、新チャンネルの増設は新手口の追加よりも困難だし大掛かりだから目立つので犯罪と防犯のイタチゴッコで防犯が有利に成る、多くの人が前々から安全だと思い込んで疑って来なかった日常的なチャンネルが実は昔からずっと犯罪に悪用されている場合その驚きを啓発的に表現できる、というメリットが有ります。
ペストの感染経路がネズミだった、というのに似ています。
ネズミなら昔から我が家にも居るよ、確かに邪魔と言えば邪魔だけど上手く逃げ隠れするので完全には駆除できないし、駆除しなくても全然怖くない、ネズミに殺された実例は皆無だからね、動物が脅威と成り得るのは犬ぐらい以上のサイズが有る場合だけだよ、と侮り見過ごして来た物が恐ろしい病気の感染経路だった、というわけです。

しかし何より、私のチャンネル概念が威力を発揮するのは、理論的な研究ででしょう
そもそもチャンネルというものは・・・といったような、チャンネルの一般的な特徴を明らかにすれば、犯罪についての抽象的な一般論を発達させる事が出来ます。
即席でちょっとのたくってみます。
ITシステムのセキュリティ対策を見れば分かる様に、一般に、外部脅威への警戒という物はチャンネル(ポート)ごとに行なわれがちである。
これは、どのポートは安全でどのポートは危険だという差別的な偏見に頼る、という事である。
それはやむを得ない事でもあるし効率的でもあるが、山勘方式でもあるので、山勘が外れれば被害する。
このチャンネルは安全だと思われている(ノーチェック、フリーパスだ)な、と犯罪者が判断すれば、その瞬間からそのチャンネルも危険に成るのである。
ついでの話だが、この事を見れば分かる様に、偏見に基づく差別は防犯の基本であり、それ無しで防犯は不可能である。
したがって、差別の禁止というルールへの賛成には、犯罪目的での賛成が多分に含まれている、と考えねば成らない。
今後は、差別という概念をもっと精密化して行く事によって、そういう成分を注意深く排除して行く必要が有る。

敵は常にノーチェック、フリーパスのチャンネルを探しており、探しても見付からなければ作ろうとする。
防犯意識が高くてどのチャンネルも疑っている人を敵は悪者に仕立て上げに掛かって来る。
人を信じる事は道徳的な義務である、という風にだ。
職業の様な、誰もが無防備に成らざるを得ないチャンネルを悪用するのは、その次の段階である。
2千1桁年代に私がインターネット掲示板で盛んに誹謗中傷を受けていた頃、誹謗中傷発言群の中に決まって入っていたのが、私の収入源は何かと質問する投稿文だった。
参考:24日@2019年12月@日記
敵は最初からチャンネルで考えているのである。

テレビで3チャンネルを視聴している人には1チャンネルの内容は全く見えない事に喩えるのが良いかどうか分からないが、チャンネルを意識した犯罪は、第3者に気付かれずに被害者だけを反応させる、そうやって第3者が正しい裁判決を下す事が出来ないようにする、そういう事を狙っている。

チャンネルには、ボクシングでガードが開いた瞬間にパンチを打ち込むみたいな、時間的なチャンネルも有る。
討論会では幾ら熱心に説得しても厳しく拒絶されてしまうが、同じ事を食事会で言えばアッサリと受け入れられる、そういう事も有ると思うが、これも、間違った意見を受け入れさせる場合は、チャンネルを意識した犯罪です。
おっと、これは時間的なチャンネルじゃなかったですね。
時間的なチャンネルの例は、相手が意見を言い終わった1秒後に否定するか3秒後に否定するかで、その反論への相手の反応の厳しさが異なる(そんな事が有るかどうかは知らないけど)、みたいな事かな。

緊急用に開けて有るチャンネル、電話で言うと110番とか119番、道路交通法で言うと、救急車やパトカーはサイレンを鳴らして赤色回転灯を点灯すれば優先的に通行できる、といったチャンネルが、人の心にも有る。
それを悪用する犯罪も考えられる。
全くの理屈の話をしている時に、「大変だ、火事だ」みたいな語調で「それなんですよ、それがいけないんです、その事で今・・・」という風に言い返せば、言い返された人は錯誤してしまう可能性が有る。
つまり、今までとは全く別の視点から反論します、と言われると、言われた人が受け入れ易くなる、といった傾向も有るのではないか。

故意の犯罪を、故意ではなく過失だったと裁判で認定させる、という狙い方が横行しているが、この「過失」という帯域もチャンネルを指定していると言えよう。
ガスライティングもチャンネル性の概念です。
曖昧さが非常に大きい、確実さが非常に小さい帯域で特徴付けられるチャンネルを悪用するのがガスライティングだと言えます。
何も間違えなければその帯域で勝負すれば他の帯域で勝負するよりも勝ち易いとか負け易いという事は無いはずです。
ところが、曖昧さが非常に大きい、確実さが非常に小さい帯域では、人間の判断に独特の偏りが見られ、それを悪用すれば特定の手口が有効に成る、という事でしょう。
一次判断が偏る、という可能性だけでなく、一次判断は間違っているという報告を伝聞した第三者が、一次判断は本当に間違っているのか否かを判断する二次判断に偏りが生じる、といった可能性などを入念に詮索する必要が有る。
詳細な分析に掛ければ、ガスライティングも幼稚な屁理屈に過ぎない事が容易に暴露される事だろう。

昔のテレビの2チャンネルも非常に怪しいと思います。
使わないチャンネルは、もっと大きい数字にする方が自然です。



最終更新2024年06月13日