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世界の状況を決めるのは究極的には何なのか、という問題について、避けて通れない種類の事は、どれも、それだけで全体を左右してしまう、という話。

初稿は言いあぐねてちょっと分かりにくかったと思う。
このページのテーマは重要なので、今後も修正や加筆をして分かり易くして行こうと思う。
私が言う世界の大輪廻という概念は、例えば、世界の趨勢はAで決まり、AはBで決まり、BはCで決まり、・・・、YはZで決まり、ZはAで決まる、といった様な状況を表しています。
Aは戦争だったりするわけだけど、それでは「世界の趨勢は何で決まるのか?」という質問には「Aです」と答えれば良いのか、という問題です。
「Aです」とも言えるけど、同様に「Bです」とも「Cです」とも・・・「Yです」とも「Zです」とも言えるわけです。
そのうちの1つを選んで「これだ」と答えるのは適当ではない、と思うんです。
A、B、C、・・・、Y、Zのうちの、例えばBについてはBの代わりにB'でもよい場合つまりBは可避である場合には、Bで世界の趨勢が決まるという風には成らないけど、不可避なジャンルは、どれも、それひとつだけで世界の趨勢を決める、とも言える。
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この枠内は、2025年10月01日に宇田雄一が執筆しました。
これを見ると、これまでのあらゆる宗教は教えと言うほどの教えを実質上は何もして来なかった、と感じませんか。
どこやらの宗教の長は、盗るんじゃないぞ、これはオレが言い出した事なんだから。
日本原水爆被害者団体協議会の人々も、被害の不当性という担当範囲を超えて、もし核兵器を無くす方法を考えたいなら、現世の大輪廻の観点を前提にする必要が有るよ。

一見すると、世界の状況は戦争によって決まっている、2025年まで数十年間続いている状況は第二次世界大戦の結果である、という風に見えるかもしれない。
しかし、見ようによっては、世界中の軍人や政治家などを任意に就任させたり失職させたり出来る人事権という物が有れば、戦争が起こるか否かや戦争の内容は、その人事権の采配で決まってしまうだろう。
さらに、その様な人事権の内容は、戦争によって書き換えられる。

避けて通れない種類の事と言えば、出産だってそうです。
どういうの男の子は生むがどういう男の子は産まない、という選択を女が全員で一斉に行なったら、次の時代の人類の遺伝的特徴が全体としてどう成るかは、それだけで支配されてしまう。
それは、戦争が起こるか起こらないかや、戦争の内容がどうなるかも左右する。
人間なんて、殺さなくったって、百年ぐらいで全部死んでしまうんだから。

武力、選挙(人事)、法律、カネ、出産、・・・
思い当たるものを列挙して、その中から不可避なものを選んで、現世の大輪廻のパズルを完成させておく必要が有る。


風が吹けば桶屋が儲かる、という言葉が有ります。
この言葉は、普通は、実際にはそんな風には成らないよ、という意味で使われますが、ここでは、少し違った意味で使う事によって、説明に役立ててみます。
風が吹く → 土埃が立つ → 目を悪くする人が増える → 三味線の皮(猫の皮)が必要に成る → 猫が減りネズミが増える → ネズミが桶をかじる → 桶屋が儲かる。
実際にはそんな事は無いんだけど、仮に本当にこう成るとしておきます。
すると、世界の大輪廻というのは、これを、桶屋が儲かれば風が吹く、というもう1つの法則とつなげて考えます。
桶屋が儲かる → A1がB1に成る → A2がB2に成る → A3がB3に成る → A4がB4に成る → A5がB5に成る →風が吹く。
これも、実際にはこんな風には成らないんだけど、説明の便宜上こうだとしておきます。
両方を考え合わせると、風が吹けば桶屋が儲かり、桶屋が儲かれば風が吹くのだから、いつまでもずっと風が吹き続け、桶屋も儲かり続ける、という事に成ります。
これが、核兵器が地球上から無くならない構図なんですよ。
核兵器を地球上から無くすには、風が吹かなかったから桶屋は儲からなかった、桶屋が儲からなかったから風は吹かなかった、したがって、永久に風も吹かないし桶屋も儲からない、という風にする必要が有る。
桶屋の商売を法律で禁止すれば、桶屋が儲かる事は無くなる。
けれど、そういう方法では、また別の問題が代わりに出て来て、不幸の合計は減らない。
桶屋の商売が法律で禁止されても桶屋は闇で商売を続ける、という可能性も残る。






最終更新2025年11月03日