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返撃 出方 四つ足の構え

四つ足の構えの逆回転ホバーを使った返撃では、自分の四つ足の構え直進後退による後退速度を超えた前進速度で敵が接近して来た場合を想定しています。
また、ここで考える返撃は自分と敵の重心間距離に反応した攻撃であって、敵のパンチやキックに反応した攻撃ではありません。
だから、敵がパンチやキックを全く出さない場合も返撃だと考えます。



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逆回転ホバーの第5状態から第4状態に移行中または第5状態で、第4状態への移行が完了した時には敵との距離が先撃に適さないまでに小さく成ってしまっている、と判断した場合。 第4状態に移行し、第4状態から膝蹴りで迎撃する。
第4状態に移行し、第4状態から前に踏み込んでAFS基本姿勢に移行し、肘打ちなどリーチの短いAFSで迎撃する。
第5状態からストロークの長い蹴りで迎撃する。
直進ホバー切替の[逆前5]のステップの最後の部分を拡大した様な動きでAFS基本姿勢に移行し、AFSで迎撃する。
第5状態から前に踏み込んでAFS基本姿勢に移行し、AFSで迎撃する。

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逆回転ホバーの第6状態から第5状態に移行中または第6状態で、第5状態への移行が完了した時には前項の対処では間に合わないまでに敵との距離が小さく成ってしまっている、と判断した場合。 第6状態から第5状態に移行し、第5状態からショートキックで迎撃する。
第6状態から第5状態に移行する動きを拡大した様な動きでAFS基本姿勢に移行し、AFSで迎撃する。
第6状態から第5状態に移行し、第5状態から後ろに踏み込んでAFS基本姿勢に移行し、AFSで迎撃する。
第6状態から蹴りで迎撃する。







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逆回転ホバーの第1状態から第6状態に移行中または第1状態で、第6状態への移行が完了した時には前項の対処では間に合わないまでに敵との距離が小さく成ってしまっている、と判断した場合。 第1状態から第6状態に移行する動きで敵の攻撃を交わし、第6状態から蹴りで返撃する。
直進ホバー切替の[逆後6型]のステップで敵の攻撃を交わし、第3状態からショートキックで返撃する。
直進ホバー切替の[逆後6型]のステップで敵の攻撃を交わし、第3状態から前に踏み込んでAFS基本姿勢に移行しAFSで返撃する。
直進ホバー切替の[逆後6型]のステップの最後の部分で第3状態を踏まず、第4状態(第6状態)から第3状態に移行する動きを拡大した様な動きで敵の攻撃を交わしながら後ろに踏み込んでAFS基本姿勢に移行し、AFSで返撃する。
直進ホバー切替の[後順5]の動き、第1状態から第5状態に移行する動きで敵の攻撃を交わし、第5状態からショートキックで返撃する。
直進ホバー切替の[後順5]の動き、第1状態から第5状態に移行する動きで敵の攻撃を交わし、第5状態から前に踏み込んでAFS基本姿勢に移行しAFSで返撃する。
直進ホバー切替の[後順5]の動きを拡大した様な動きで敵の攻撃を交わしながら後ろに踏み込んでAFS基本姿勢に移行し、AFSで返撃する。

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逆回転ホバーの第2状態から第1状態に移行中または第2状態で、第1状態への移行が完了した時には前項の対処では間に合わないまでに敵との距離が小さく成ってしまっている、と判断した場合。 第1状態に移行する動きで敵の攻撃を交わし、第1状態から横蹴りで返撃する。
第1状態を踏まず、第1状態に移行する動きを拡大した様な動きで敵の攻撃を交わしながら後ろに踏み込んでAFS基本姿勢に移行し、AFSで返撃する。 AFS基本姿勢に移行する動きにバックハンド打ちを乗せる事も出来る。
第2状態 → 第1状態 → 第6状態と進む動きで敵の攻撃を交わし、第6状態から膝蹴りで返撃する。
第1状態に移行した後、直進ホバー切替の[後順5]の動きで第5状態に移行し、第5状態から膝ショートキックで返撃する。
第1状態に移行した後、直進ホバー切替の[後順5]の動きを拡大した様な動きで敵の攻撃を交わしながら後ろに踏み込んでAFS基本姿勢に移行し、肘打ちなどリーチの短いAFSで返撃する。

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逆回転ホバーの第3状態から第2状態に移行中または第3状態で、第2状態への移行が完了した時には前項の対処では間に合わないまでに敵との距離が小さく成ってしまっている、と判断した場合。 第2状態後型に移行する動きで敵の攻撃を交わして、第2状態後型から後ろ蹴りや後ろ回し蹴りで返撃する。
第2状態に移行し、第2状態から横に踏み込んで、横ストレート打ちで返撃する。
第3状態 → 第2状態 → 第1状態と進むステップで敵の攻撃を交わし、第1状態から膝ショートキックで返撃する。
第3状態 → 第2状態 → 第1状態と進むステップの最後の部分で第1状態を踏まず、第2状態から第1状態に移行する動きを拡大した様な動きで敵の攻撃を交わしながら後ろに踏み込んでAFS基本姿勢に移行し、肘打ちなどリーチの短いAFSで返撃する。

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逆回転ホバーの第4状態から第3状態に移行中または第4状態で、第3状態への移行が完了した時には前項の対処では間に合わないまでに敵との距離が小さく成ってしまっている、と判断した場合。 第4状態から第3状態に移行する動きで敵の攻撃を交わし、第3状態からショートキックで返撃する。
第3状態を踏まず、第3状態に移行する動きを拡大した様な動きで敵の攻撃を交わしながら後ろに踏み込んでAFS基本姿勢に移行し、AFSで返撃する。
第4状態 → 第3状態 → 第2状態と進むステップで敵の攻撃を交わし、第2状態から横に踏み込んで横への肘打ちや金的打ちで返撃する。 腰当や肩当ても
第4状態 → 第3状態 → 第2状態と進むステップの最後の部分で第2状態を踏まず、第3状態から第2状態に移行する動きを拡大した様な動きで敵の攻撃を交わしながら敵に背を向けたAFS基本姿勢に移行し、後方への密着AFSで返撃する。 後方へのヘディングも使える。

第N期は第N+1期より早期なのだから、第N+1期に成ってから返撃が間に合わないと分かっても第N期での返撃をセカンドチャンスとして使えば良い、という考えは成り立たない。
第N+1期での返撃が間に合わない場合に第N期で返撃する、と言うのは、第N期でやらなければ手遅れに成る、という意味です。

返撃で対処するケースです。
迎撃で対処するケースです。
迎撃で対処するケースです。
時間軸に添え書きされた番号は状態の番号です。
位置としてはレールに下ろした垂線の足の位置を考えます。
  

逆回転ホバーで迎撃する場合は、順回転ホバーで迎撃する場合よりも自分の前進速度が大きいので、迎撃が激烈なカウンターアタックに成るだろう。







構え運動から離脱するタイミング 胴の向き=左 胴の向き=カニ 胴の向き=右







第1状態 - - -
第1状態から第6状態へ移行中
第6状態 右足脚による前蹴り。
第6状態から第5状態へ移行中 行き先をAFS基本姿勢に変更しながら右手腕肩による無フレキシング順ストレート打ち。
右足による前蹴り。
第5状態 左足脚による前蹴りや回し蹴り。
第5状態から第4状態へ移行中 左足脚による前蹴りや回し蹴り。
行き先をAFS基本姿勢に変更しながら左手腕による無フレキシング順ストレート打ち。
第4状態 順回転の第4状態と同じ。
第4状態から第3状態へ移行中 行き先をAFS基本姿勢に変更して左手腕肩による有フレキシング順ストレート打ち。
AFS基本姿勢から左手でアゴ水平ガードしながら右4本貫手で中段アッパー打ち。
これが無理なら右正拳逆ストレート打ちで肋骨の下端を打つ。
第3状態 左足による前蹴り。
第3状態から第2状態へ移行中
第2状態 順回転の第2状態と同じ。
第2状態から第1状態へ移行中 行き先をAFS基本姿勢に変更して、左手腕によるバックハンド打ちや右手腕によるフォアハンド打ちや逆ストレート打ち。
順回転との違いが出る。
第1状態

順回転の第4状態から第5状態に移行する時と第5状態から第6状態に移行する時にも返撃できます。


最終編集2022年12月19日