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迎撃 出方 四つ足の構え

後でこのページのタイトルを迎撃から「順回転ホバーから」に変更します。
順回転ホバーと直進前進から先撃や迎撃や返撃をする方法。





 

 
もう、こう成ったら、ほとんど素粒子物理学だな。
位置としては打ち合い状態からの入り方のページに掲載されている図の赤色の点からの距離を何らかの定数から差し引いた値を使いました。
時間軸に添え書きされている数字はホバーの状態番号です。
1つの状態から次の状態に移行するのにかかる時間は状態が0.6秒~1.0秒です。
第3状態からストロークの長い足蹴りで先撃する。 K3b
第3状態から第4状態に移行する動きを拡大した様な動きで機先を制して前に踏み込んでAFS基本姿勢に移行し、AFSで先撃する。 P3a, P3b, P3c, P3d
第4状態から足蹴りで先撃する。 K4
第4状態から前に踏み込んでAFS基本姿勢に移行し、AFSで先撃する。 P4a1, P4b1, P4c1, P4d1
第4状態から第5状態に移行する動きを拡大した様な動きで敵の攻撃を空振りさせながら後ろに踏み込んでAFS基本姿勢に移行し、AFSで返撃する。 P4a2, P4b2, P4c2, P4d2
第4状態から第5状態へ移行する動きで敵の攻撃を空振りさせ、第5状態から足ショートキックで返撃する。 K5
第5状態から第6状態に移行する動きを拡大した様な動きで敵の攻撃を空振りさせながら後ろに踏み込んでAFS基本姿勢に移行し、AFSで返撃する。 P5a, P5b, P5c, P5d
第5状態から第6状態へ移行する動きで敵の攻撃を空振りさせ、第6状態から足蹴りで返撃する。 K6
第6状態から第1状態に移行する動きを拡大した様な動きで敵の攻撃を詰まらせながら前に踏み込んでAFS基本姿勢に移行し、AFSで迎撃する。 P6a, P6b, P6c, P6d
第6状態から第1状態横形に移行する動きで敵の攻撃を詰まらせ、第1状態横形から足横蹴りで迎撃する。 K1
第1状態から第2状態(後形)に移行する動きで敵の攻撃を詰まらせ、第2状態(後形)からストロークの短い足横蹴り(後ろ蹴り)で迎撃する。 K2a
第1状態から第2状態後形に移行する動きで敵の攻撃を詰まらせ、第2状態後形からストロークの長い足後ろ蹴りで迎撃する。 K2b
第2状態から第3状態に移行する動きを拡大した様な動きで敵の攻撃を詰まらせながら前に踏み込んでAFS基本姿勢に移行し、AFSで迎撃する。 P2a, P2b, P2c, P2d
前項で、まず胴の向きを変えず斜め後ろに踏み込んでAFS基本姿勢に移行し、続いてバックハンド打ちで迎撃しながら胴を敵に向ける。 P2d
前前項で、まず胴の向きを変えず斜め後ろに踏み込んでAFS基本姿勢に移行し、続いてフォアハンド打ちで迎撃しながら胴を敵に向ける。 P2c
第2状態から第3状態に移行する動きで敵の攻撃を詰まらせ、第3状態から足ショートキックで迎撃する。 K3a
a = 縦拳逆ストレート打ち。
b = 縦拳順ストレート打ち。
c = 正拳逆ストレート打ち。
d = 正拳順ストレート打ち。
肘打ちのインパクトゾーンは、正拳のインパクトゾーンより約0.68スネ後退した位置です。
膝蹴りのインパクトゾーンは、足蹴りのインパクトゾーンより約1.0スネ後退した位置です。

下記は下書きです。


つ足の構えの順回転ホバーを使った迎撃では、敵が前進したせいで先撃に必要な条件が成り立たなく成った場合を想定しています。
また、ここで考える迎撃は自分と敵の重心間距離に反応した攻撃であって、敵のパンチやキックに反応した攻撃ではありません。
だから、敵がパンチやキックを全く出さない場合も迎撃だと考えます。





1




順回転ホバーで、第3状態から第4状態に移行中または第3状態で、このまま行くと第4状態への移行が完了した時には敵との距離が先撃に適した距離よりも小さく成ってしまう、と判断した場合。 第4状態に移行し、第4状態から先撃するステップを使って肘打ちや膝蹴りなどリーチの短い技で迎撃する。
第4状態を踏まず第3状態から先撃する技を流用して迎撃する。
第4状態に移行するが、第4状態で四つ足の構えから出ず、そのままホバーを続行して第5状態への移行を開始する。 第5状態に移行し、第5状態からショートキックで迎撃する。
第5状態に移行した後、第5状態から前に踏み込んでAFS基本姿勢に移行し、AFSで迎撃する。
第5状態を踏まず少し余計に後ろに踏み込む動きで敵の攻撃を交わしながらAFS基本姿勢に移行し、AFSで返撃する。

6




順回転ホバーで、第2状態から第3状態に移行中または第2状態で、このまま行くと第3状態への移行が完了した時には前項の対処が間に合わないまでに敵との距離が小さくなってしまう、と判断した場合。 第3状態に移行し、第3状態から先撃するステップを使って肘打ちや膝蹴りなどリーチの短い技で迎撃する。
第3状態に移行し、第3状態からショートキックで迎撃する。
第3状態を踏まず第3状態への移行の動きを少し拡大した様な動きでAFS基本姿勢に移行し、AFSで迎撃する。 AFS基本姿勢に移行する動きにバックハンド打ちを乗せる事も出来る。

5




順回転ホバーで、第1状態から第2状態に移行中または第1状態で、このまま行くと第2状態への移行が完了した時には前項の対処が間に合わないまでに敵との距離が小さくなってしまう、と判断した場合。 第2状態に移行した後、第2状態から第3状態への移行の動きを少し拡大した様な動きでAFS基本姿勢に移行し、肘打ちなどのリーチの短いAFSで迎撃する。 AFS基本姿勢に移行する動きに肘バックハンド打ちなどを乗せる事も出来る。
第2状態後型に移行し、第2状態後型からストロークの長い後ろ蹴りで迎撃する。
第2状態後型に移行し、第2状態後型から後ろショートキックで迎撃する。
第2状態に移行し、第2状態から横に踏み込んで横ストレート打ちで迎撃する。

4




順回転ホバーで、第6状態から第1状態に移行中または第6状態で、このまま行くと第1状態への移行が完了した時には前項の対処が間に合わないまでに敵との距離が小さくなってしまう、と判断した場合。 第1状態に移行し続いて第2状態に移行し、第2状態から横に踏み込んで肘打ちなどのリーチの短い横へのAFSで迎撃する。 金的打ち、腰当て、肩当ても使える。
第1状態横型に移行し、第1状態横型から横蹴りで迎撃する。
第1状態への移行の動きを少し拡大した様な動きでAFS基本姿勢に移行し、AFSで迎撃する。

3





順回転ホバーで、第5状態から第6状態に移行中または第5状態で、このまま行くと第6状態への移行が完了した時には前項の対処が間に合わないまでに敵との距離が小さくなってしまう、と判断した場合。 第6状態に移行した後、第6状態から第1状態への移行の動きを少し拡大した様な動きでAFS基本姿勢に移行し、肘打ちなどのリーチの短いAFSで迎撃する。
第6状態に移行し続いて第1状態横型に移行して、第1状態横型から横に踏み込んで肘打ちなどのリーチの短い横へのAFSで迎撃する。
第6状態に移行し、第6状態から蹴りで迎撃する。

2




順回転ホバーで、第4状態から第5状態に移行中または第4状態で、このまま行くと第5状態への移行が完了した時には前項の対処が間に合わないまでに敵との距離が小さくなってしまう、と判断した場合。
直進ホバー切替[順後5]のステップの後半を拡大した様な動きで敵の攻撃を交わしながらAFS基本姿勢に移行し、AFSで返撃する。


1




順回転ホバーで、第3状態から第4状態に移行中または第3状態で、このまま行くと第4状態への移行が完了した時には前項の対処が間に合わないまでに敵との距離が小さくなってしまう、と判断した場合。
第4状態から第5状態へ移行する動きを少し拡大した様な動きで敵の攻撃を交わしながらAFS基本姿勢に移行し、AFSで返撃する。


第N期は第N+1期より早期なのだから、第N+1期に成ってから迎撃が間に合わないと分かっても第N期での迎撃をセカンドチャンスとして使えば良い、という考えは成り立たない。
第N+1期での迎撃が間に合わない場合に第N期で迎撃する、と言うのは、第N期でやらなければ手遅れに成る、という意味です。


敵の前進速度が小さい場合、迎撃にはセカンドチャンスが有る。
敵の前進速度が小さくても、敵の前進開始が早ければ、迎撃のチャンスは1度しか無い。
敵の前進速度が大きければ、迎撃のチャンスは1度しか無い。
時間軸に添え書きされた番号は状態の番号です。
位置としてはレールに下ろした垂線の足の位置を考えます。
  




構え運動から離脱するタイミング 胴の向き=左 胴の向き=カニ 胴の向き=右







第1状態 - - -
第1状態から第2状態へ移行中
第2状態 次の3つのうちのどれが来るか敵には分かり難い。
(1) 右足脚による後ろ回し蹴りや後ろ回し蹴り。
(2) 左足による横蹴りや真横へのストレート打ち。
(3) 次へ進んで右手腕で攻撃する。
第2状態では自分の右手が敵から見えなくなるので、貫手や1本拳や平拳などを形成して(3)を選択する手も有る。
反対の手で押して補強する肘鉄の使いどころは(2)だろう。
第2状態の自分に敵が左足で回し蹴りをしたらどう対処するか考える必要が有る。
第2状態から第3状態へ移行中 行き先をAFS基本姿勢に変更して右手腕肩による有フレキシング逆ストレート打ちや無フレキシング逆ストレート打ち。
右手腕によるフォアハンド打ち。
左手腕によるバックハンド打ち。
フォアハンド打ちかバックハンド打ちを選択する場合は、最初に胴の向きを変えず足だけ移動し、その後でフレキシングしながら胴の向きを変える。
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敵がサウスポーの場合は、行き先をAFS基本姿勢に変更して上段バックハンド打ちの手で敵の目を覆って敵の視界を遮り右平拳アッパーや斜めに打ち上げるフックを敵のノドに当てる。
右平拳の代わりに右手背刀金的打ちや有フレキシング右正拳下段ストレート打ちはどうか。
第3状態 右足脚による前蹴りや回し蹴り。
第3状態から第4状態へ移行中 右足脚による前蹴りや回し蹴り。
行き先をAFS基本姿勢に変更して、両手腕または右手腕による無フレキシング順ストレート打ち。
行き先をAFS基本姿勢の足配置に変更しながらヘディングや肩上面ストレート打ち。
行き先をAFS基本姿勢に変更すると敵との距離が急に縮むし衝突速度も大きいので実質上はBFSである様な攻撃が出来る。
無フレキシング・ストレート打ちで衝突するなら両肘を同時に敵に当てるストレート打ちや無フレキシング順ストレート肘打ちなら敵のガードを突破できるだろう。
2重掌底ストレート打ちに続いて膝蹴りするのも良いのではないか。
第4状態 無フレキシング・ストレート打ち反作用を利用しながら左足を後ろに踏み込んでAFS基本姿勢に移行する。
無フレキシング・ストレート打ちとしては2重掌底ストレート打ちが良さそう。
AFS基本姿勢を完成したら4本貫手で中段順(右)アッパー打ちや斜めに打ち上げる平拳逆(左)フック打ちが出来ないか。
その際に2重掌底の片手を残して敵の目を覆い、敵の視界を奪っておく事は出来ないか。
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敵の接近タイミングがもう少し遅ければ、攻撃なしで左足を後ろに踏み込んでAFS基本姿勢に移行してから有フレキシング順ストレート打ち。
第4状態から第5状態へ移行中 行き先をAFS基本姿勢に変更して右手腕肩による有フレキシング順ストレート打ちや右手腕による無フレキシング順ストレート打ちや右手による金的打ちや鉛直フック。
第5状態 右足による前蹴り。
第5状態から第6状態へ移行中 行き先をAFS基本姿勢に変更して左手腕肩による有フレキシング順ストレート打ちや左手腕による無フレキシング順ストレート打ちや左手による金的打ちや鉛直フック。
後退距離が大きいので敵との再衝突も軽いとは限らない。
第6状態(第4状態) 第6状態では、左足を後ろに踏み込むか前に踏み込むか選択する。
後ろに踏み込む場合は、第4状態と同じ事をする。
第6状態(第4状態)から第1状態へ移行中 左足による前蹴り。
行き先をAFS基本姿勢に変更して、左手腕による無フレキシング順ストレート打ちや左手による金的打ちや鉛直フック。
行き先をAFS基本姿勢の足配置に変更しながらヘディングや肩上面ストレート打ち。
行き先をAFS基本姿勢に変更しながら無フレキシングで左中高1本拳中段ストレート打ち(左寄せ目潰し)と右中高1本拳上段ストレート打ち(右寄せ目潰し)を同時に出し続いて合平拳中段ストレート打ち
第1状態 右足脚による前蹴りや回し蹴り。

逆回転で第6状態から第5状態に移行する時と第5状態から第4状態に移行する時にも迎撃できます。


最終編集2022年12月28日