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ホバリング 要素 四つ足の構え

四つ足の構え(ホバリング、ピアッフェ), 宇田作品番号UWV20220605.
2022年06月05日発案。

 

逆行させると別パターンに成るが、逆行させる代わりに全体を180度回転させても同じです。
また、右に60度回転すると、左右反転した場合と領域が同じに成る。
だから、左右反転した場合や逆行させた場合と合わせても全部で1パターンだけです。
ただし、どちらが右足でどちらが左足か(どちらが腹でどちらが背か)を反転すると別パターンに成る。

ホバリング(胴の向き=カニ)が四つ足の構えの看板技です。
四つ足の構えをひとつだけ覚えるなら、これがオススメです。
この構えなら、強い人にも強い人なりの、弱い人にも弱い人なりの使い方が出来そうです。

左足と右足のどちらが前足でどちらが後足かが敵から見て最も良く入れ替わるのが(胴の向き=カニ)の場合です。


第3状態









第4状態
順回転↑ ↓逆回転



||

順回転↓ ↑逆回転

第2状態

第5状態
順回転↑ ↓逆回転 順回転↓ ↑逆回転

第1状態









第6状態

-
第3状態









第4状態
-

順回転↑ ↓逆回転



||
順回転↓ ↑逆回転

第2状態(後形)

第2状態(基本形)

第5状態(基本形)

第5状態(横形)

順回転↑ ↓逆回転 順回転↓ ↑逆回転

第1状態(横形)

第1状態(基本形)









第6状態
-

-
第4状態









第3状態
-

順回転↓ ↑逆回転



||
順回転↑ ↓逆回転

第5状態(横形)

第5状態(基本形)

第2状態(基本形)

第2状態(後形)

順回転↓ ↑逆回転 順回転↑ ↓逆回転
-
第6状態









第1状態(基本形)

第1状態(横形)

胴の向き=左と胴の向き=右では、順回転でも逆回転でも、胴の向きが違うのは第2状態だけ、足爪先の向きが少しだけ変わるのは第3状態と第4状態の間および第4状態と第5状態の間だけです。
第1状態と第2状態の間および第2状態と第3状態の間では足爪先の向きが大きく変わります。

第2状態での胴の向きを、他の状態の胴の向きに揃えたり、敵に完全に背を向ける向きにしたり、というヴァリエイションも考えられます。
第2状態での胴の向きを他の状態の胴の向きに揃える場合は、第2状態では掛け足立ちに成ります。

第4状態で敵との距離を目測し、その目測結果に基づいて第6状態で位置を修正する事が考えられます。







胴の向き=左、順回転
胴の向き=右、逆回転
胴の向き=右、順回転
胴の向き=左、逆回転

逆向きの2つの回転を交互に繰り返す
2方向への歩行を交互に繰り返す
ホバリング 直進
第6状態 第4状態
第5状態 どの状態も
第4状態 第4状態
第3状態 第3状態
第2状態 第2状態
第1状態 第1状態
第5状態をツナギとして、順回転では直進前進を、逆回転では直進後退を繰り返す

順回転では、第6状態→第1状態、第1状態→第2状態、第2状態→第3状態、第3状態→第4状態の4区間が前進で、第4状態→第5状態、第5状態→第6状態の2区間が後退だから、前進と後退の時間比が2対1です。
逆回転では、第6状態→第5状態、第5状態→第4状態の2区間が前進で、第4状態→第3状態、第3状態→第2状態、第2状態→第1状態、第1状態→第6状態の4区間が後退だから、前進と後退の時間比が1対2です。
これらの事から、順回転は迎撃(交差カウンター)に、逆回転は返撃(後の先)に向いている、と私は考えます。
順回転でも全体の3分の1の時間は後退しているし、逆回転でも全体の3分の1の時間は前進しているから、順回転中は必ず迎撃するというわけではないし、逆回転中は必ず返撃するというわけではない。
順回転でも後退中は返撃するし、逆回転でも前進中は迎撃するものとします。

2022年08月21日に状態の名称を変更しました。
ホバリング
直進
旧名称 新名称
第4状態 第1状態 第1状態
第5状態 第2状態 第2状態
第6状態 第3状態 第3状態
第1状態 第4状態 第4状態
第2状態 第5状態 どの状態も
第3状態 第6状態 第4状態
2022年08月20日までに撮影された動画などでは旧名称が使われている場合が有ります。





例えば胴の向き=右の順回転ホバーは、左+60°、右-60°、左-60°、右+60°の繰り返しですが、これを左+20°、右-20°、左-20°、右+20°に置き換えるなど、60の部分を10とか20とか30に変更すれば、四つ足の構えの小刻み版を作れます。
順回転ホバーの後退部分つまり第4状態 → 第5状態 → 第6状態の部分で敵が前進して来るのが嫌なら、小刻み版を使えば、敵が前進して来るのを防げます。
自分の背後にスペースの余裕が無い場合に使えます。
小刻み版を使う代わりに、第4状態 → 第5状態 → 第4状態 → 第3状態 → 第4状態を繰り返すなどでも、敵が前進して来るのを防げます。


 
四つ足の構え(ホバリング)2022年08月08日撮影分@液態用ステップ@空手の技@動画

最終編集2023年11月20日