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敵が真半身立ちで構えている場合、敵の腹の側への回し蹴りや回し打ちが有効だと思われる。
例えば敵が左足を前、右足を後ろにして構えている場合には、自分は右足を前、左足を後ろにして構え、その構えから左足による回し蹴りや左手によるフォアハンド打ちをするのが有効だと思われる。

敵が真半身後屈立ちならば自分は、自分の前足で敵の前足を踏んで、その足を軸足にして後ろ足で回し蹴りをするのが良さそうだ。
最初はそう思ったが、距離が近過ぎるので回し蹴りは向かない。

真半身の構えは金的を蹴られ難いという考え方が有るが、真半身でも回し蹴りなら金的を蹴られる。
回し蹴りと前蹴りで金的を蹴り合えば回し蹴りが負けるが、前足を踏まれていれば前足での前蹴りが出来ない。
しかし、足を踏めば回し蹴りの距離ではなくなる。

真半身立ちから後足側の手による打ち技を出すには、実は、前足を少し踏み変えなければいけない。
だから、前足を踏まれれば、前足側の手による攻撃と後足による蹴りしか出来なく成ってしまう。
その上、後屈立ちなら前足の代わりに後足を踏み変える事や後足による蹴りも直ぐには出来ない。

敵が左足を前、右足を後ろにして真半身後屈立ちしている場合、自分は右足を前、左足を後ろにして前足(右足)で敵の前足(左足)を踏み、AFS基本構えに成り、自分の右手で敵の左手(肩)を制しながら、自分の左手で手背刀金的打ちと(首や目を狙った)手刀フォアハンド打ちを執拗かつ相補的に繰り返す、というのはどうだろうか。

後ろ回しフック蹴りで敵の下腹を蹴るのが良いかもしれない。
普通の後ろ回し蹴りでは距離が合わない。

YouTubeでマイク・タイソンのトレーニングの様子を見たら、敵の真横にポジショニングしてフックを打つのがマイク・タイソンの成功の原点だ見たいな事を言っていた。
芦原空手のポジショニングなんかも、そうよねえ。
半身に構えるって、自殺行為なんだろうか。
後屈ならフックは届かないから、半身後屈は一概にカモとは限らないって事なのか。


最終更新2022年04月04日