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半約束組手
例えば、2つの約束組手のうちのどちらをやるか約束せずに、先手役が勝手にどちらかを始める。
それに加えて、どちらが先手役をするかも約束しないとか。
反応能が高まる。
3つ以上の約束組手の中から勝手に選ぶ様にすれば、実戦に近く成る。

制限自由組手
例えば攻撃技としては前蹴りしか使わない、というルールの下で自由組手を行なえば、前蹴りについて色々な事を自分で発見できるだろう。

逐次百人組手より同時5人組手を
同時組手の能力は同時組手を逐次組手に変換する能力だろうから、逐次多人数組手の能力も高ければ高いほど良いけれど、逐次多人数組手には、同時組手を逐次組手に変換する問題が含まれていない。
同時5人組手では、例えば、4人は攻撃に右手と右足しか使わない、残りの1人は攻撃に左手と左足しか使わない、といった設定が良いのではないか。

組手では敵役には非空手技をやらせろ
敵役には空手の正拳中段突きなどよりも顔面を狙った素人パンチを出してもらい、顔面を狙った素人パンチというひとつの技に対する対処法のレパートリーを増やす方が先である。
例えば、敵のストレートパンチを前腕で外から内に向かって払う空手技では、空手の正拳ストレート打ちを防ぐ事は出来るが、脇を大きく開けてやや外から入って来る素人パンチを防ぐ事は出来ない。
今なら敵役には組み付くタックルをしてもらう事が組手練習の中心だと言っても過言ではない。
また、敵役には実際にありがちな暴言を発してもらい、それに慣れる練習も有った方がよい。
短刀を持った敵を想定する場合、敵役に模擬短刀を持たせて約束組手をするよりは、敵役は何も持たずに自由組手をする方が、ずっとマシである。




最終編集2023年10月15日