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鉄下駄は、脚の筋力を鍛えるウェイトトレーニングの為のウェイトです。

鉄下駄を履いて蹴り技の素振りを行なう事によって、蹴り技に必要な筋肉が選択的統合的に鍛えられます。
しかし、鉄下駄が足に及ぼす力は常にほぼ鉛直下向きなので、それによって鍛えられる筋力の向きは、蹴り技で発揮される筋力の向きとは完全には一致しません。
スピードを付けて蹴ると、鉄下駄の慣性によって鉛直下向き以外の力を足が鉄下駄から受けるので、鍛えられる筋力の向きが実際の蹴り技で発揮される筋力の向きに近付きます。
足が鉄下駄から鉛直下向きの力を受け、脚が伸膝で水平に成っている瞬間には、テコの原理的に考えて、大腿骨の付け根の部分を吊り上げる筋力が非常に大きくなければいけない事が分かります。
この筋力を鍛えるには、鉄下駄を用いたウェイトトレーニングは、非常に有効です。

 

 

写真は片足5kgの鉄下駄です。

最終編集2014年12月29日