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2019年07月08日(月曜日)
ロボット格闘技用インターフェイス

以下のページで解説されている2015年頃に私が発案したAFS挙動の音楽表記を演奏する為のインターフェイスを本ページで紹介します。
AFS用ステップ@デザイン例@理論@武道
移動AFS@デザイン例@理論@武道

まず足鍵盤です。
足鍵盤はタッチ感知式の無段連続鍵盤です。
つまり音階に無い中間的な高さの音も指示できます。
B1, B2, B3, B4 はボタンです。
L1, L2, L3 が無段連続鍵盤です。
Cは椅子です。
B1, B3 は左足で踏み、B2, B4 は右足で踏みます。
左足でボタンを踏むと同時に右足で鍵盤にタッチするか、右足でボタンを踏むと同時に左足で鍵盤にタッチします。
 
L1 は蹴らずに足を移動だけさせる。
L2 は直蹴り(前蹴り、横蹴り、後ろ蹴り)です。
L3 は回し蹴りと後ろ回し蹴りです。
B1, B3 を踏んでいる間は、鍵盤の中央付近が最低音、右に行くに従がって高音に成ります。
B2, B4 を踏んでいる間は、鍵盤の中央付近が最低音、左に行くに従がって高音に成ります。
ボタンを踏んでいる足が軸足で、鍵盤にタッチした足が移動足(蹴り足)です。

以下は手腕用の入力受付装置で、左右に並べた直方体の内壁にタッチ感知装置、および中央H6に頭突き用のタッチ感知装置が配されています。
プレイヤーは拳を握った状態で、H1, H7 には正拳を、H4, H8 には掌底または鉄槌(手刀)を、H3, H9 には鉄槌(手刀)を、H5, H11 には肘を当てます。
H2, H10 には裏拳を当てますが、H4, H8 にタッチしても同じ指示を出せる物とします。
H6 には額を当てます。
 
H1, H7 以外では全て、タッチする位置の高低はロボットが繰り出す技の狙いの高低に一致します。
H1, H7 については、手前にタッチするほど上段を狙い、奥にタッチするほど下段を狙います。
技種は、H3とH9がストレートパンチ、H4とH8がフックとバックハンドブロー、H1とH7がアッパー、H2とH10がバックハンドブロー、H5とH11が肘打ち、H6が頭突きです。
左手腕による攻撃か右手腕による攻撃かは、タッチ位置に一致させます。

以下は入力シーンの全体像です。
 

完全なインターフェイスとしては、プレイヤーの全ての関節の位置を検知して、それを入力とする方法が究極だと思いますが、それだと実技能力を持った人しかプレイできないし、それでも敵から受ける反作用の効果までは正しくカウントされない、という問題が有ります。