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2019年12月17日(火曜日)
2005年の資料(岡山洋二の件)

2003年分は一昨日のページに掲載されています。
2004年分は昨日のページに掲載されています。

送信日時 送信内容
2005/01/02/08:48 宇田 様

明けましておめでとうございます。
旧年中は、大変お世話になりました。
今年も宜しくお願いします。

素光子説に御理解頂き、有り難うございます。
宇田さんが本腰を入れて素光子説に取り組もうとの姿勢を評価します。
現在、素光子説に肯定的な姿勢を示されたのは、宇田さん、あなた一人だけです。
私の物理学の能力では、現在までの考えが限界です。
後は、専門家に研究して頂くしか方法は有りません。
もし、あなたが素光子説を世に出す(学会発表)お気持ちがあれば、全てを一任します。

それから、約1年前に、特殊相対性理論に於ける私の新しい考えに対し、宇田さんは絶対反対の考えを述べていましたが、現在は如何でしょうか?
下記に、速度の非線形性の概念の必要性について、大まかな考えを述べています。
この文章は、昨年の11月中に、約15カ所の研究者や研究施設にメールしましたものを手直ししたものです。
残念ながら、ほとんどが無反応でした。
EMANの物理学の作者にもメールしていますが、一度返信のメールが来ましたが、その後は途絶えたままです。
私は、素光子説よりも、速度の非線形性の概念が緊急に世に問いたい事柄です。
この概念の変更は、物理学の基本概念の中で最も重要な物理量の概念の変更であり、物理学史上で最も衝撃的な出来事になるに違い無いと考えています。
奇しくも、今年は、アインシュタインが3つのノーベル賞級の論文を発表しました奇跡の年1905年から丁度100年目の記念すべき年です。
エネルギーの連続性の概念を覆す素光子説と、古来より絶対的に正しいと考えられてきた速度の線形性の概念を覆す速度の非線形性の概念は、物理学の基本概念を変更する最も大きな変革(大革命)であると考えています。

現在、早急に行わなければならない作業は、素光子説では、LeSageの重力理論の厳密解を求めて、アインシュタイン方程式の厳密解と比較して、その根本的な違いを探し出す事です。
後は、この予言が正しいかどうかを、実験や観測により検証する事となります。
また、速度の線形性の概念を非線形性に変えて、ローレンツ変換に代わる新しい慣性座標系の変換方式を定式化する事が急務です。

今年の日本物理学会の演題募集の締め切りが期限がまだであれば、是非、この2つの懸案事項を論文に纏めて提出をお願い致します。
1905年の奇跡の年から丁度100年目にして、更にもっと衝撃的な奇跡の年となる事を期待します。


(速度の非線形性の概念について)
素光子説を発展させている際に、物質が光速に近づくに連れて物質の速度が鈍化する「物質の運動の頭打ち現象」なる現象の存在を発見しました。
この現象は、従来の速度の線形性の概念を変更し、非線形性の物理量に置き換える事と同値ではないかと考えています。
これを定量的に求めると、従来の線形の速度をvとすれば、非線形の速度は、f(v)=c(1-√(1-(v/c)^2))で表される事になると考えています。
これは、光速cを極限値(最大値)とする円の関数という事になります。

ここで、少し速度に関する歴史的な経緯を述べます。
ニュートン力学は、ガリレイの相対性原理を前提とするガリレイ変換を基に構築されていますが、光速の無限大性と速度の線形性との組み合わせは、2つとも誤った概念では有りますが、幸運にも、それなりに自然現象を矛盾無く説明できる良くマッチングした理論と考えます。
つまり、ニュートン力学は、古来から自明と考えられてきました空間の一様性と時間の普遍性が保たれている理論であった訳です。
一方、特殊相対性理論は、新しく発見された光速の有限性と不変性にて前提の修正を行った訳ですが、速度に関しては、従来から自明と考えられてきた線形性の性質をそのまま踏襲したものでした。
ニュートン力学に於ける速度の線形性の概念は、物質の速度が限りなく増加可能な概念の元では矛盾無く良く調和がとれている概念と考えますが、特殊相対性理論に於ける光速不変の原理の元では、物質が光速を上限とした速度までしか取り得ないという概念と速度の線形性の概念とはミスマッチングであると考えます。
つまり、速度という物理量が線形に増加して光速cで突然途絶する事は、大変不自然ではないかという考えです。
そこで、速度を非線形性の物理量に変更すれば、特殊相対性理論の不思議な解である相対論的効果(時間の遅れ、ローレンツ収縮)を生じない理論を構築する事が出来ると考えます。
なお、目下の急務は、ローレンツ変換に代わる、速度の非線形性の概念を前提とする新しい慣性系の座標変換式を定式化する事ですが、私の能力不足で、実現できておりません。
この新しい座標変換式では、時間や距離や質量等の基本的な物理量は不変であり、相対速度に応じて、速度の非線形性の性質のみが現れるだけという事を予測しております。
つまり、動く物体の時計の遅れは、時間の遅れが原因では無く、速度の非線形性の性質の現れである物質の運動の鈍化そのものという事になります。
ところで、相対論を別の見方をすれば、相対論的効果が導出された真の意味するところは、理論を論理的に展開する際に、矛盾が生じないための必要な条件としての非線形性の速度の導入の必要性を暗に要請したものであると考えます。
つまり、一般的な物理理論の構築の際に、予想に反するおかしな結論に達した場合には、論理の展開の間違いの有無が先ず検討され、これが問題なければ、最終的に、理論の前提となる条件が間違っているのではないかという事が検討される事になりますが、特殊相対性理論の場合は、論理展開の無矛盾性及び検証実験の結果が定量的に理論値と観測値が一致した事で満足し、最後の段階としての前提の妥当性の検討が行われなかった事が、速度の非線形性の性質の存在が気づかれなかった原因と思います。
しかし、もっと根本的な原因は、速度の線形性の概念が自明で疑う余地のない真理であるとの共通した認識があり、わざわざ前提とするまでも無いと考えた為だと思います。

ところで、最も不思議な自然現象としての光速の不変性も、物質の運動の鈍化(速度の非線形性)により、光と物質の速度差が光速cに収束するという巧妙な自然の摂理が原因であり、これこそが、特殊相対性原理の言う任意の慣性系に於ける物理現象が等しく生じる根本原因であると考えます。
速度の非線形性の概念は、自然現象を記述する為の最も基本的で重要な物理量の変更であり、相対論に限らず、物理学全般に渡り、重大な影響を与えることは必定と考えます。
2005/01/02/16:45 岡山先生へ

>明けましておめでとうございます。
>旧年中は、大変お世話になりました。
>今年も宜しくお願いします。

おめでとうございます。
こちらこそよろしくお願いします。

新年にふさわしい、大分に渡るメールをありがとうございます。
素光子のアイデアをあちこちに送られたとのことで、jh6さんの意気盛んな様子を喜ばしく思います。

一度にたくさんの事は処理できないので、少しずつやりたいと思います。

素光子関係のアイデアは、まだ学会で発表する段階では無いと思います。
特殊相対性理論については、僕は特殊相対性理論が正しいと思っていますので、出来るだけ岡山先生にその事をわかっていただけるように配慮したいと思います。
疑問点については出来るだけ調べてさしあげます。

僕としては、昨年おうかがいした要望に沿って、jh6さんには図を提供していきたいと思います。
式を運用すると僕はとても素光子論には希望が持てませんが、その事をjh6さんにわかってもらうことが出来ません。
だから、図を提供して、その図を参考にjh6さん自らに考えていただくのが良いと思います。

ベクトルポテンシャルの図については、昨年は、教科書の記述をそのまま図にしたので、それで間違いなかったのかどうかこれから確認しようと思います。
円偏光の場合を書いたような気がします。
そうでない場合の事を考え落としたのではないかと今では思っています。
色々描いてみますので、それを参考にjh6さん自ら考えてみてください。

宇田君より。
2005/01/02/20:11 岡山先生へ。

下記サイトを発見しましたので報告します。
まだ内容の是非を確認できません。

http://www.asahi-net.or.jp/~tg8y-mr/giron2.htm

宇田君より。
2005/01/02/20:27 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

速度の線形性の概念を非線形性の概念に変更するという考えは、如何でしょうか?
前回の速度の非線形性の必要性についての私の考えに対して、ご意見をお願いします。
2005/01/02/20:47 宇田 様

面白いサイトをご紹介頂き、有り難うございました。

なお、先ほど、メールに追加します。
特殊相対性理論は、内部矛盾が無く、その結論が実験事実を良く一致するという事で、非の打ち所が無い理論と考えられています。
しかし、速度の線形性と光速不変の原理(光速の有限性、即ち、物質の速度の有限性)とは、ミスマッチングの状態であると考えています。
相対論的効果とは、速度の非線形性を表現した現象という考えです・
つまり、速度の非線形性を前提とすれば、相対論的効果が全く生じない結果を導くことが出来るという事です。
速度の線形性を前提とする相対論の結論と、速度の非線形性を前提とした新しい考えの結論の違いを比較すれば、どちらの考えが勝っているかは、歴然としていると考えます。
これは、相対論が正しいか間違っているかという問題では無く、他の考えとの優劣の問題であるという事です。
釈迦に説法ですが、これを御理解頂く為には、グローバルに自然現象を眺める必要があると思います。
2005/01/03/16:03 岡山先生へ

僕には「速度の非線形性」という言葉の意味がわかりません。

速度が単純な足し算にならないことなら、それは特殊相対性理論が含意するところのものです。
したがって、これは新しい提案ではありません。

また、一定の力を受ける質点は、ニュートン力学では等加速度運動をしますが、特殊相対論的力学では双曲線運動と呼ばれる運動をします。
速度の非線形性とはこのことでしょうか?
そうだとすると、これも新しい提案ではありません。

学会発表については、今春のはすでに内容を届け出ていますし、今後の発表内容も予定が入っちゃってます。
という事情もあるんです。

宇田君より。
2005/01/03/17:26 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

前々回の私の速度の非線形性の必要性の説明を良く読んで下さい。
相対論は速度の線形性を暗黙の前提とした理論です。
その結果(相対論的効果)は、速度の非線形性の必要性を暗に示唆したものです。
つまり、速度の非線形性を前提とすれば、相対論的効果が生じない事が導かれる事となります。
私は、ローレンツ変換に代わる新しい座標変換方式を構築する能力が有りません。
あなたが、挑戦して頂きたいと希望します。
2005/01/03/19:01 岡山先生へ

1月2日8時48分着のメールに速度の非線形性の説明が書かれているのを確認しました。
読んで理解するのに少し時間がかかりそうです。
ちなみに、初読の感想は、非線形速度というものは定義されているが、速度の線形性とはどういうことかが説明されていないように思います。
また、特殊相対性理論では物質の速度が光速まで等加速度で増加し、光速に達すると同時に頭打ちになる、とjh6さんはお考えのようですが、特殊相対性理論でも光速に達する前に、加える力が一定なら加速度は減少してゆきます。
また、速度は空間座標を時刻で微分したもの、という定義を変更するのは非常に不便かと思います。
2005/01/03/19:55 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

<非線形速度というものは定義されているが、速度の線形性とはどういうことかが説明されていないように思います。>

例えて言えば、ガリレイ変換では、速度の加法則は、w=u+vという線形ですが、ローレンツ変換の速度の加法則は、W=(u+v)/(1+u*v/c^2)という非線形の形をとっています。
このガリレイ変換が採用している速度の概念が、線形の速度の概念という事になります。
それでは、ローレンツ変換は非線形の速度の概念を取り入れているかと言えば、依然としてガリレイ変換における線形性の速度の概念を踏襲しているだけという事になります。
ローレンツは、あと一歩で、速度の非線形性の概念に到達出来たという訳です。

<また、特殊相対性理論では物質の速度が光速まで等加速度で増加し、光速に達すると同時に頭打ちになる、とjh6さんはお考えのようですが、>

いいえ、そうでは有りません。
速度を線形性とすれば、光速cまで直線的に速度が増加する事は、不自然に思えるという事です。
つまり、ガリレイ変換に於ける光(や物質)の速度の無限大性と速度の線形性は、極自然に受け入れられるが、光(や物質)の速度の有限性と速度の線形性は、不自然さが感じられるとの事です。
私だけの感性の問題かもしれませんが。

<特殊相対性理論でも光速に達する前に、加える力が一定なら加速度は減少してゆきます。>

これを、質量の増加又は時間の遅れと解釈したのが相対論ですが、非線形性の速度の性質の現れと解釈すれば、質量や時間を犠牲にする必要が生じません。
なの、運動量保存則は、速度の線形性を前提とした法則であり、非線形性の速度の概念状は、破棄されるべき法則となります。
つまり、運動量保存則を満足させる為に、質量増加を仮定した訳であり、多くの困難を生じる根本原因であると考えます。
2005/01/04/14:46 岡山先生へ

やはり速度の線形性が僕にはわかりません。

>例えて言えば、ガリレイ変換では、速度の加法則は、w=u+vという線形ですが、
>ローレンツ変換の速度の加法則は、W=(u+v)/(1+u*v/c^2)という非
>線形の形をとっています。
>このガリレイ変換が採用している速度の概念が、線形の速度の概念という事になりま
>す。

この部分から、ローレンツ変換が採用している速度の概念が非線形の速度の概念だ、という風に読み取っても良さそうなものなのに、そうではないことが

>それでは、ローレンツ変換は非線形の速度の概念を取り入れているかと言えば、依然
>としてガリレイ変換における線形性の速度の概念を踏襲しているだけという事になり
>ます。

の部分に書かれています。

では一体、ローレンツ変換がガリレイ変換における線形性の速度の概念を踏襲している、とは、どういう意味なのでしょうか?
この点を教えて下さい。

宇田君より。
2005/01/04/16:57 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

<では一体、ローレンツ変換がガリレイ変換における線形性の速度の概念を踏襲している、とは、どういう意味なのでしょうか?
この点を教えて下さい。>

先ず、確認します。
(1)ガリレイ変換が速度の線形性の基の理路であることは、納得されますか?
(2)現在の速度の概念が線形性という事は、ご承知でしょうか?

以上の2点について、ご回答下さい。
2005/01/04/17:30 岡山先生へ

>先ず、確認します。
>(1)ガリレイ変換が速度の線形性の基の理路であることは、納得されますか?
>(2)現在の速度の概念が線形性という事は、ご承知でしょうか?
>以上の2点について、ご回答下さい。

僕は速度が線形であるとはどういうことなのか分からないので、(1)に対する答えも(2)に対する答えも「いいえ」です。

宇田君より。
2005/01/04/23:10 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

多分、ある種の困惑の状態と思います。
しばらく、冷却の期間を取りたいと思います。
すこし考えを整理されてから、もう一度ご回答下さい。
2005/01/05/11:04 岡山先生へ。

僕の知ってる限りにおいては、「線形」という語は以下の3種類の使われ方をします。
(1) 写像が線形である・・・線形写像の概念
(2) 集合が線形である・・・ベクトル空間の概念
(3) 方程式が線形である
僕は以上の3種類の使い方しか知りません。
したがって、「速度が線形である」という文の意味が僕にはわかりません。
理由は、この用法が上記(1)(2)(3)のいずれにも該当しないからです。
そして、僕以外の人も、「線形」という語を正しく理解している人は、「速度が線形である」なんて言わないはずです。
何かの本に書かれているなら教えて下さい。
どこにも書かれていないはずです。

宇田君より。
2005/01/05/13:16 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

地上に固定された観測者が観測した場合に、或る速度uで運動している戦闘機から、戦闘機内で観測して速度vのミサイルを発射したとします。
その場合の、地上に固定された観測者が観測したミサイルの速度をwとします。
ガリレイ変換での速度の加法則では、w=u+vで、これは、速度wが線形に増減しますし、速度の上限も有りません。
一方、相対論に於ける速度の加法則では、w=(u+v)/(1+u*v/c^2)となり、wは、uとvに対して、非線形に増減しますし、極限値(最大値)がcとなります。
以上の様に、ガリレイ変換では、速度の加法則の結果から、速度が線形の性質を持っているものとして扱っていると判断する事が出来ると考えます。
2005/01/05/16:43 岡山先生へ。

>地上に固定された観測者が観測した場合に、或る速度uで運動している戦闘機から、
>戦闘機内で観測して速度vのミサイルを発射したとします。
>その場合の、地上に固定された観測者が観測したミサイルの速度をwとします。
>ガリレイ変換での速度の加法則では、w=u+vで、これは、速度wが線形に増減し
>ますし、速度の上限も有りません。
>一方、相対論に於ける速度の加法則では、w=(u+v)/(1+u*v/c^2)と
>なり、wは、uとvに対して、非線形に増減しますし、極限値(最大値)がcとなり
>ます。
>以上の様に、ガリレイ変換では、速度の加法則の結果から、速度が線形の性質を持っ
>ているものとして扱っていると判断する事が出来ると考えます。

wがuとvの1次式である事を、速度の線形性と定義するのですね?
それならわかります。
でも、それだと、ローレンツ変換においては速度は線形ではありませんよ。

宇田君より。
2005/01/05/19:00 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

<wがuとvの1次式である事を、速度の線形性と定義するのですね?
それならわかります。>

つまり、ガリレイ変換は、速度の線形性を暗黙の前提に置いた理論という事になります。

<でも、それだと、ローレンツ変換においては速度は線形ではありませんよ。>

ローレンツ変換に於ける速度の加法則の速度が、ガリレイ変換の場合と異なり、非線形となることは、論理的に導き出された結果であり、速度の非線形性を前提としたものでは有りません。
何度も申しますが、相対論的効果は、全て、速度の非線形性の概念の論理的な必要性から導出された結果であり、速度の非線形性を前提とすれば、この様な解は全て導出されない事となります。
2005/01/05/19:51 岡山先生へ。

>つまり、ガリレイ変換は、
>速度の線形性を暗黙の前提に置いた理論という事になります。

ガリレイ変換による速度の加法則はガリレイ変換公式から導き出されるものであって、ガリレイ変換公式の導出においては速度の加法則を前提とはしません。
速度の加法則は結果として出てくるものです。

>ローレンツ変換に於ける速度の加法則の速度が、ガリレイ変換の場合と異なり、非線
>形となることは、論理的に導き出された結果であり、速度の非線形性を前提としたも
>のでは有りません。

速度の加法則の方がローレンツ変換より先だということでしょうか?
つまり、ローレンツ変換公式から速度の加法則が導き出されるのではなく、速度の加法則から出発してローレンツ変換公式を含む様々な変換公式の可能性が導き出されるべき、という事でしょうか?

>何度も申しますが、相対論的効果は、全て、速度の非線形性の概念の論理的な必要性
>から導出された結果であり、速度の非線形性を前提とすれば、この様な解は全て導出
>されない事となります。

おっしゃる事がわかりません。
「相対論的効果は、全て、速度の非線形性の概念の論理的な必要性から導出された結果」であるということは、
「速度の非線形性を前提とすれば」「相対論的効果」が導き出されるということではないですか?

宇田君より。
2005/01/06/00:04 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

<<つまり、ガリレイ変換は、速度の線形性を暗黙の前提に置いた理論という事になります。>

ガリレイ変換による速度の加法則はガリレイ変換公式から導き出されるものであって、ガリレイ変換公式の導出においては速度の加法則を前提とはしません。
速度の加法則は結果として出てくるものです。>

その通りです。
私の論旨は、繰り返しますが、ガリレイ変換は、速度の線形性を暗黙の前提としたものであるという事です。

<<ローレンツ変換に於ける速度の加法則の速度が、ガリレイ変換の場合と異なり、非線形となることは、論理的に導き出された結果であり、速度の非線形性を前提としたものでは有りません。>

速度の加法則の方がローレンツ変換より先だということでしょうか?>

その様な事は、申しておりません。
ローレンツ変換も、ガリレイ変換と同様に、速度の線形性の概念を踏襲しています。
ガリレイ変換と異なる前提は、光速不変の原理(光の速度が有限で一定)の導入のみです。
再度述べますが、ローレンツ変換の速度の加法則が、ガリレイ変換の速度の加法則と異なるところは、速度の加減算に於いて、速度の性質が非線形性となるという事です。
これは、光速不変性と速度の非線形性を前提にした結果生じたものです。

<つまり、ローレンツ変換公式から速度の加法則が導き出されるのではなく、速度の加法則から出発してローレンツ変換公式を含む様々な変換公式の可能性が導き出されるべき、という事でしょうか?>

間違いです。
兎に角、何度も申しますが、ローレンツ変換は、光速不変性(及び、物質の速度が光速c以下に制限される)と速度の線形性を前提にした結果、相対論的効果を生る事になった訳です。
この相対論的効果(時間の遅れ、ローレンツ収縮、質量増加、同時刻の相対性)を冷静に眺めますと、速度の非線形性を前提にすれば、全て生じない事が分かります。
つまり、裏を返せば、相対論的効果は、前提として欠如している速度の非線形性の必要性を暗に要請しているものと言えます。
つまり、相対論的効果は、速度の非線形性の性質で説明出来てしまうという事になります。

特殊相対性理論は、論理的な矛盾を含まず、時間の遅れと解釈できる現象を予言し、実験的に高い精度で予言を裏付ける結果を生じていることから、非の打ち所が無い理論と考えられています。
しかし、光速不変性と速度の線形性の組み合わせは、ミスマッチングであり、本来は、光速不変性と速度の非線形性との組み合わせが、自然現象をより単純に統一的に説明できるという事になります。

速度の非線形性の概念の存在を誰も気付かなかった原因は、速度の線形性の性質はは自明の事として、今まで、速度の性質を真剣に検討してきた専門家が居なかった為に、大きな盲点として残存していたものと考えます。
2005/01/07/13:08 岡山先生へ。

僕としては、jh6さんが僕に何をしてほしいのかを、正確に聞き出す必要があります。
僕はあくまで、jh6さんにサーヴィスを提供する、という姿勢を貫きたいと思っています。

そこで、2度手間3度手間になるかもしれませんが、あらためて、jh6さんは僕に何をしてほしいのかを、お知らせくださると幸いです。

すると、そのお知らせの内容には、僕にとって意味が不明確なものが含まれているだろうと、僕は推測します。

そういう部分を、どういう意味なのかお尋ねしますので、きちんと返答してくださるようにお願いします。
返答になっていない場合には繰り返しお尋ねしますので、よろしくお願いします。

宇田君より。
2005/01/07/17:17 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

ご意見は、ご尤もです。
どうぞ、宇田さんの疑問が全て無くならない事には、事態が進展する事は出来ません。
宜しくお願いします。

改めて申しますが、私は、物理学はあくまで趣味の範囲で楽しんでいるだけです。
たまたま、エネルギーの連続性の概念に異論を唱えて、素光子説なる生意気な考えを提案している訳であり、また、その過程でたまたま、速度の非線形性の概念の可能性について気づいただけです。
これら2つの極単純な事柄は、物理学を専門としている方には、かえって盲点となる事柄と思います。
つまり、何の先入観も無く(正確には、何の専門的知識も持たない事が幸いして)、素朴な疑問を持つことで、初めて気づく事柄であろうと思います。

私の能力の及ぶ範囲は、現在が限界の状態です。
これらが、果たして正しいかどうかは、私の能力では判りません。
後は、専門家のによる徹底的な検討が必要です。
是非、物理学会の議論の場に登場させて、徹底的に検討して頂きたいと存じます。
素光子説の手始めは、現行の量子力学の基本概念であるエネルギーの連続性の概念が果たして絶対的なものかという問いかけから、エネルギー素量(h/s)の概念の仮定の基のエネルギー素量を担う基本粒子の想定(素光子)を行うという事になります。
また、私は、宇宙空間に均等に分布している自由素光子を仮定すると、LeSageの重力理論により、重力のメカニズムを平易に説明する事が出来ると考えています。
なお、量子論のゼロ点エネルギーが自由素光子場により説明できると考えています。
ウンルー放射が、自由素光子場の存在を間接的に証明する現象と考えています。
つまり、ウンルー放射の実験から、自由素光子場の密度が算出可能であると考えています。
これを測定し、LeSageの重力理論に於ける定量的な重力の値が観測地と一致するかどうかで、LeSageの重力理論と自由素光子場の存在の正否が確定すると考えます。
更に、是非実現して頂きたい事は、LeSageの重力理論を定式化する事です。
これと、アインシュタイン方程式との優劣を競うことになります。

また、速度の非線形性の概念を前提とする新しい慣性系の座標変換を定式化する事が急務です。

以上が、専門家の宇田さんに是非実現して頂きたい事柄です。
宜しくお願いします。
2005/01/07/18:57 岡山先生へ。

御注文内容は、以下でよろしいでしょうか?
不足があればお申し付けください。

(1)エネルギーの連続性の概念に異論を唱える素光子説と、速度の非線形性の概念の可能性、この2つを物理学会の議論の場に登場させて、徹底的に検討して頂きたい

(2)LeSageの重力理論を定式化する事

(3)速度の非線形性の概念を前提とする新しい慣性系の座標変換を定式化する事

詳細については改めてお聞きしたいと思います。
LeSageの重力理論もウンルー放射も僕は知りませんが、今ご説明にならなくても、後でお聞きしたり、自分で調べたりしたいと思います。

なお、学会で取り上げる事については、間違った事を発表すると、ものすごく馬鹿にされますので、僕が心底納得した場合に限らせていただきたいと思います。
学会での発表については、間違った事を発表してもおとがめはありません。
だから、むちゃくちゃな事を言う人が皆無なわけでもありません。
でも、間違った事をいうとかなり馬鹿にされます。
その辺の事をご理解ください。
僕のサイト内の日記(2004年9月)が参考になります。

宇田君より。
2005/01/07/21:17 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

そのプロセスで進める事が、効果的と考えます。
宇田さんの御理解により、事が進行し始めまして、大変嬉しく思います。
私自身で、一人前の物理学の論文にする事は不可能です。
在野の物理学研究者の宇田さんのお力により、立派な物理学の論文に仕上げて頂くことが必要です。
全ての権限を一任します。

この論文が世に出ますと、大変衝撃的なニュースとなる事は間違いないと思います。
世界中の科学者が一斉に検討を始めて、間もなく真偽の決着がつく事となるでしょう。
なお、私は、例え2つとも否定されても、悔いは有りません。
現在まで、自分なりに物理を十分に楽しんで来れた事に、大変満足しています。

また、私は、物理学に関しては何の功名心も有りません。
もし、正しいと認められて、何らかのご褒美が贈られる事になれば、全て、宇田さんの功績として讃えられる事になります。

先ず、お互いの認識の違いを是正しておく事が急務です。
更に、ご質問をお願いします。

LeSageの重力理論の簡単な紹介が、ファインマンの「物理法則はいかにして発見されたか」という啓蒙書に記載されています。
後で、その箇所をコピーして、添付ファイルとしてメールします。
また、ウンルー放射の解説のサイトも探してみます。
2005/01/07/22:25 宇田 様

ファインマンの「物理法則はいかにしてはっけんされたか」のp44~47を画像として、添付ファイル(書籍1.jpg、書籍2.jpg、書籍3.jpg)にいれてあります。
なお、ウンルー放射という物理用語に該当するサイトは見つかりませんでしたが、ウンルー効果は3点見つかりました。
下記の、その簡単な説明文をコピーしておきました。
ご参照下さい。


カシミア効果[Casimir effect]

場の量子論における真空の存在感を示す効果で、1948年にH.B.G.カシミアが理論的に予言したが、最近、実験により検証された。一対の金属導体板で区切った空間の真空は、区切られていない空間の真空とは違うことが原因となって、金属板の間に力(カシミア力)が働く。区切りの板が運動している動的カシミア効果では、粒子創成が起こると理論的に予想されている。これはウンルー効果(Unrhu effect)とよばれ、ブラックホールでのホーキング効果(Hawking effect)と理論的に同種のものである。
2005/01/08/15:38 岡山先生へ。

以下の僕の質問に対して、不足があるのかないのか、お答えくださるようお願いします。
かならず「ある」か「ない」のどちらかを選択してください。

<御注文内容は、以下でよろしいでしょうか?
<不足があればお申し付けください。

<(1)エネルギーの連続性の概念に異論を唱える素光子説と、
<   速度の非線形性の概念の可能性、
<   この2つを物理学会の議論の場に登場させて、徹底的に検討して頂きたい
<   
<(2)LeSageの重力理論を定式化する事

<(3)速度の非線形性の概念を前提とする新しい慣性系の座標変換を定式化
<   する事

宇田君より。
2005/01/09/06:36 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

不足は有りません。

光子のエネルギーE=hνからのエネルギーの不連続性の証明は、一応私なりに出来ていますが、物理学の論文としての体裁を整えて頂き、加筆、修正をお願いします。
これが認められたら、素光子説の正当性のほとんどが認められたものと考えて良いと思います。
なお、LeSageの重力理論を定式化は、既に行われている可能性があります。
文献を検索する必要が有ります。
速度の非線形性の概念を前提とする新しい慣性系の座標変換を定式化も、YAHOOの掲示板で日頃大変お世話になっている方に、約1年前にトライして頂いた事がありますが、速度の非線形性の性質を数式として表現する事が困難という事で中断されたままとなっています。
私は、速度の非線形性をダイレクトに数式上に表すことは、大変困難である事から、線形の速度vを介して非線形の速度u(=c(1-√(1-(v/c)^2)))を間接的に表現する方法が、容易く出来るのではないかと考えます。

以上です。
宜しくお願いします。
2005/01/09/12:24 岡山先生へ。

注文内容の(1)について、提案いたします。
学会での発表は会員でなくては出来ませんが、論文の投稿は会員でなくても出来ます。
そこで、僕は、論文の体裁についてjh6さんにアドヴァイスするのみとし、論文の提出については、jh6さんが自分の名において行なってくださる事を希望します。
論文の提出においては、僕の名前を出さないでください。

こういうのでいかがでしょうか?

宇田君より。
2005/01/09/15:33 宇田 様
ご返信、有り難うございました。

私は、そろそろ物理学の趣味から手を引きたいと考えています。
約25年前から、パソコンを趣味として、多くのプログラムを作ってきました。
プログラムを組んだ経験のある方は、一度は、人工知能の開発を夢見ています。
私の目下の最大の関心事は、人工知能を開発する事です。
オセロや詰め将棋のプログラムを約20年前に作った事がありますが、将棋の対局を行うプログラムを拠り所として、人工知能の開発に本腰を入れようと考えています。
多分、私の能力では到底無理と思いますが、私のライフ・ワークとして、今しかチャンスは無いと考えています。

物理学に馴染んでいる方の最大の夢は、統一理論を構築する事でしょう。
素光子説は、その有力な候補と考えます。
もう、私の能力の限界に達しています。
これ以上続けるつもりは有りません。
専門家にバトンタッチするしか方法は有りません。
従いまして、物理学会に投稿するつもりは全く有りません。
あなたが論文を投稿したく無いと仰るのであれば、私の考えを御理解頂ける専門家を新たに探さなければなりません。

なお、本日、素光子説のレポートを更新しています。
ご参照下さい。

http://kkh.jp/ronbun/kihonryusi.html
2005/01/09/18:09 岡山先生へ。

論文投稿の場合には、jh6さんの要望に忠実に僕が執筆し、出来上がったものをjh6さんに査読していただき、OKが出たら、執筆者・提出者の名前としてjh6さんの名前を記入したものを僕が提出する、というシナリオを僕は考えております。

学会発表の場合には、僕が納得した場合に限り、僕が発表いたします。

しかし、知っておいていただきたいのですが、まず、学会発表に比べて論文が採用される事の方が、学問的には大きな成功です。
それだけに論文を採用させるのはとても難しい事です。
論文が採用されるような理論については、僕はそれを喜んで発表します。
そういうものについては誰も笑う事は出来ないでしょう。
さらに、学会発表での発表時間はたったの15分です。
学会は、案件を持ち込んでみんなで一緒に議論する、という場とはとても言えません。
どちらかというと、研究結果を披露するだけの場です。
僕の発表に対しても議論などは起こらず、発表し終わったら、さて次の方、といった感じです。
だから、学会で発表しても論文が採用されなければ何にもならない、というのが実情です。
そして素光子論の論文を採用させるのは不可能に近いぐらい難しい、という事を知っておいてください。
奇跡でもない限り採用されないと思います。
その奇跡の可能性を僕に探らせたいなら、僕は探ります。
だから、ダメでもともと、ぐらいにお考え下さると幸いです。

このような事情を考慮した上で判断してくださるようにお願いします。

宇田君より。
2005/01/09/21:34 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

私の考えは、プロジェクトとしては、素人の単なる思い付きの段階です。
専門家の宇田さんが、これを論文として完成させて頂く事が必要です。
もう、素人の出る幕は有りませんし、興味も有りません。
これからは、宇田さんに全てを一任するしか方法は有りません。
私も自然科学を専攻している端くれの一人ですので、何度も論文を書き学会発表も行って来た経験が有りますので、物理学会の大方の想像はつきます。
論文提出も学会発表も、宇田さん一人の記名にして頂かなければなりません。
宜しくお願いします。

ところで、素光子説は、全部を語れば、物理学全体の理論に言及することとなり、これこそ膨大であり、1つの論文として纏めて発表する事は大変困難と考えます。
素光子説の拠り所は、現行の理論のエネルギーの連続性の概念が間違っている可能性を述べる事で十分と考えます。
私は、振動数νの光のエネルギーが、E=hνの形式で表現される事を根拠に、エネルギーの不連続性を論理的に証明しました。
この証明だけでは、光だけで無く全てのエネルギーの不連続性を証明した事にはなりませんが、少なくとも、光子のエネルギーの不連続性から、光のエネルギー素量(h/s)の存在を仮定する根拠を得たものと考えています。
更に、光のエネルギー素量を担う基本粒子としての素光子の存在も市民権を得たものと考えます。
後は、実在が確定しているベクトル・ポテンシャルが素光子の集団であるという根拠を、事例を挙げて説明すれば、一応、素光子説が現実的に可能性のあるもとして認めざるを得なくなるものと考えます。
以上が、素光子説の論文の概略と考えます。

ところで、速度の非線形性の概念の提唱には、ローレンツ変換に代わる速度の非線形性の概念を前提とした座標変換式を定式化する事が必要と考えます。
私は、高等数学の素養がありませんので、気楽に言えますが、新しい変換方式の構築
は、予想外に困難かも知れません。
この理論の構築の為に、新しい道具としての数学の概念を開発する必要が出てくる可能性もあると考えます。
頑張って頂きたいと存じます。

以上です。
宜しくお願いします。
2005/01/10/09:49 宇田 様

一つ、重要な事柄をお伝えする事を忘れていました。
素光子説のレポートで述べています様に、素量子の運動状態式(この名称が適切かどうかは自信が有りません)で、静止状態の物質にエネルギーを与えて、物質を加速し、或る速度vに達する場合の時間発展に於ける一連の式において、物質の運動速度が光速に近づくに連れて鈍化する所謂「物質の運動の頭打ち現象」を見つけて、これが相対論に於ける時間の遅れと定量的に等しい事を述べています。
これが、速度の非線形性の概念の発想の切っ掛けです。
ローレンツ変換に代わる新しい座標変換方式を構築する前提として、「物質の運動の頭打ち現象」を前提とし、速度は線形性のままにする方法もあると思います。
初めは、この方法でどうかと考えていましたが、煩雑で単純な式で表すことが難しいのではないかと考えて、「物質の運動の頭打ち現象」と等価と考えられる速度の非線形性の概念を思い付いたという次第です。
巨視的に眺めますと、光速cが速度の限界であるという事実を勘案すれば、光速不変の原理と速度の非線形性の性質が、上手い組み合わせであると考えています。
但し、物質は、全て素量子の集合体とする考えから導き出された「物質の運動の頭打ち現象」が本質的なものであろうと考えています。
つまり、速度という概念も、所詮、自然現象を忠実に記述する為に作った1つのパラメータに過ぎないからであり、「物質の運動の頭打ち現象」は、人為的な修飾を行う前の裸の現象であるからです。

素光子説のレポートを最近更新していますの、そちらをご参照下さい。
特に、素量子の運動状態式の係数αを直観的に、α=√(1-(v/c)^2)と置く手法を止めて、加速器での電子や陽子を加速して得られる質量増加の実験値(相対論的質量増加では無い!)を基にして、αの値を求める方法に改めています。

以上です。
今後とも、宜しくお願いします。
2005/01/10/16:21 岡山先生へ。

では、論文投稿の場合にも、僕が素光子論に完全に納得した場合に限って僕の名前で投稿する、という事でよろしいでしょうか?

宇田君より。
2005/01/10/16:40 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

<では、論文投稿の場合にも、僕が素光子論に完全に納得した場合に限って僕の名前で投稿する、という事でよろしいでしょうか?>

勿論、そうして頂かなければ、一任する意味がありません。

前回にも述べました様に、光のエネルギーhνが不連続値しか取り得ないという事を証明する事で、素光子説の存在理由がほぼ100%認められた事になると考えます。
これは、同時に現行の量子力学の基本概念を否定するという重大な意味を持ちます。

意見の相違があれば、質問して下さい。
2005/01/12/10:28 岡山先生へ。

(1)エネルギーの連続性の概念に異論を唱える素光子説と、速度の非線形性の概念の可能性、この2つを、僕が完全に納得した場合に限り、物理学会の議論の場に登場させること。および、論文を学会に投稿する事。

(2)LeSageの重力理論を定式化する事

(3)速度の非線形性の概念を前提とする新しい慣性系の座標変換を定式化する事

以上の注文を承りました。
申し上げにくいのですが、御注文内容の研究は、時間を多く使うものであるので、相応の報酬をいただかないと、宇田英才教室の他の生徒さんに申し訳ありません。
学会への発表や論文の投稿が行なわれた場合にのみ報酬を、ということでは、残念ながらご希望に沿いかねます。
報酬はいくらぐらいいただけるかお教えください。
以前ローレンツ変換否定の可能性を調査していたときにいただいていたのと同じかそれ以上を、希望します。

【僕に委託する利点】
スタンダードな物理学の専門知識が僕より発達している人はいくらでもいます。
しかし、jh6さんと物理学の専門知識とを結ぶインターフェイスとしては、僕以外の物理学者は全て僕より劣るはずです。
特に、僕の場合には、はじめからダメだと決めてかかったりはしません。
どう考えればjh6さんの主張が正しいとみなせるかを、僕は可能な限り調べてみます。
僕以外の物理学者は、こういう態度を取ってはくれません。

【リスク表示】
この投資は非常にリスクが大きいことをお知らせしておきます。
論文が学会に採用される事よりも僕を納得させる事の方がやさしいというわけではありません。
現時点では、僕の素光子論に対する印象は、全否定に近いものです。
この状態から出発して僕が素光子論を認めるに至る可能性は、僅少である事を知っておいてください。

宇田君より。
2005/01/12/15:15 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

<報酬はいくらぐらいいただけるかお教えください。>

そのように、考えられていた訳ですか。
私は、そのつもりでお願いしている訳では有りません。
現在、あなたに毎月1万円をお送りしています。
以前、月謝という事で、私の判断で1万円を払っていました。
なお、途中から5万円としたのは、あなたに、私の考えを御理解頂きたいとの願いから、自主的にお上げしていたものです。
あなたが私の考えを否定されましたので、即刻退会しました。
なお、あなたが、まとまった収入がお有りにならないとお見受け致しましたので、寄付のつもりで1万円をお送りしていた次第です。
つまり、現在でも、退会の状態のままと判断しています。
最近、あなたが素光子説に御理解を頂いてきた様に感じたので、これまで事を進めてきました。
今回のあなたの申し出から察しますと、素光子説や速度の非線形性の概念を御理解頂いていない(賛同していない)様に感じます。
これでは、事が上手く進行する事は困難と感じました。
申し訳ありませんが、今回の事は、一旦白紙に戻したいと存じます。
有り難うございました。
2005/01/12/16:45 岡山先生へ。

>申し訳ありませんが、今回の事は、一旦白紙に戻したいと存じます。

了解です。
注文を取り消す、という意味だと受け取りますが、よろしいでしょうか?

>あなたが私の考えを否定されましたので、即刻退会しました。

それならその意思を伝えていただかなければいけません。
僕の方は、jh6さんは生徒のまま、と理解しておりました。
入会の意思表示はあったが退会の意思表示は無かったからです。
このことと2003年6月14日、2003年6月15日、2003年6月16日のメール内容から、1万円は授業料と判断され、この判断に基づいて毎月僕は秘密授業更新情報を提供してきました。
これらの事情があるのに、1万円を秘密授業情報への対価と解釈するな、と主張するのには無理があります。
今回のメールを退会の意思表示と解釈し、本日付で退会とさせていただきます。

>以前、月謝という事で、私の判断で1万円を払っていました。
>なお、途中から5万円としたのは、・・・

違います。最初から5万円でした。

>以前、月謝という事で、私の判断で1万円を払っていました。
>なお、途中から5万円としたのは、あなたに、私の考えを御理解頂きたいとの願いか
>ら、自主的にお上げしていたものです。
>あなたが私の考えを否定されましたので、即刻退会しました。

このような考え方は如何なものでしょうか。
学問上の真理を売り買いすることは、僕にとってもjh6さんにとっても非常に不名誉な事だと思います。
僕は今までその様な事は一切行なって来なかったつもりです。
素光子仮説が僕にとって受け入れられ得るものかどうかの、僕による調査・研究に対して金銭の授受はあってもよろしいが、僕が素光子仮説に賛成する事に対して金銭の授受はあってはいけないものと僕は心得ております。
その上、考えを否定されて即刻退会、という態度は、jh6さんにとって、人生の汚点だと思いますが。
いかがなものでしょうか?

宇田君より。
2005/01/12/17:07 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

私の入会の目的は、教室の一員となり、物理学を学ぶことでは無く、宇田さんに私の考えを理解して頂くことでした。
従って、御理解頂けないことがはっきりしましたので、その旨伝え、退会した訳です。
なお、今回は、宇田さんも仰っています様に、理論を金銭で売り買いする事は出来ませんので、これにて終了させて頂く事とします。
有り難うございました。
2005/01/12/18:01 岡山先生へ。

お手数ですが、確認したい点がございますので、お付き合いくだされば幸いです。

>御理解頂けないことがはっきりしましたので、その旨伝え、>退会した訳です。

「その旨伝え」というのは、今回伝えた、という事ですか?
それとも、支払額を5万円から1万円に変更したときに伝えた、という事ですか?
後者だとすれば該当メールの送信年月日を指摘してください。
この指摘がない場合には、「その旨伝え」との主張は認められません。

宇田君より。
2005/01/13/06:53 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

<「その旨伝え」というのは、今回伝えた、という事ですか?>

一昨年の12月頃、私の相対論に関する考えを御理解頂けなかった時点で、終了する旨のメールを送っています。
私は、自説を理解して頂きのが入会の目的でしたので、その時点で退会しました。
勿論、その時点で5万円の振り込みを中止しました。
なお、その後、1万円を振り込んでいましたが、それは、入会維持の為ではなく、支援のつもりでした。
兎に角、今回のプロジェクトは白紙の状態に戻させて頂きます。
また、大いに気分を悪くしましたので、今後、支援としての1万円の振り込みも中止させて頂きます。
有り難うございました。
2005/01/13/17:55 岡山洋二へ。

>一昨年の12月頃、私の相対論に関する考えを御理解頂けなかった時点で、終了>する旨のメールを送っています。

終了と退会は違います。
終了とは調査の終了、という意味にも解され得ます。
退会の意思表示のメールの指摘がおできにならないようなので、退会は昨日かおとといぐらいになります。
これはあなたの機嫌や意思によっては変えることの出来ない事実です。

>兎に角、今回のプロジェクトは白紙の状態に戻させて頂きます。

既にお聞きして了解している事なので、ここで同じ事を繰り返す必要はございません。

>大いに気分を悪くしました

責任はあなたにあります。
あなたが科学の厳しさに耐えられなかっただけのことです。

>1万円の振り込みも中止させて頂きます。

了解です。
上記も含めて、あなたの人格がその程度のものであることは、既に僕には分かっておりますから、驚きもしません。
金を払えば何でも自分の思うように成ると思ったら大間違いです。

宇田雄一より。

岡山洋二との通信記録は以上で全てです。

論評は後日書きます。