since 2003
イレコナビ サイトマップ
< 日記 >
< 2019年12月 >
< 16日 >
2019年12月16日(月曜日)
2004年の資料(岡山洋二の件)

2003年分は昨日のページに掲載されています。

送信日時 送信内容
2004/01/01/10:43 まず、いったん「終わりだ」と御自分で言っておきながら、まだ議論を引きずって、今回のメールを僕に送信した岡山先生の行為に対して、それを親切に受け止め、アドバイスを与えてあげている僕の誠実さ親切さを認めてください。
ぼくは、前回、助けが必要なときにはいつでも応じる、と約束しました。
今回はそれに従ったまでです。これからも同じです。

>私の意見は、物理学以前の、物の道理の基本的段階の事柄です

とお書きになっているにもかかわらず、

>ローレンツ収縮とは、紛れもなく物体がその進行方向に収縮する現象であり、運動系では、常時生じている現象です

コレは物理学以前の問題ではなく、物理学の問題に対する意見です。
また、この文から、岡山先生がやはりローレンツ収縮を理解しておられないのだ、ということがハッキリ読み取れます。
ローレンツ収縮は運動系で生じている現象ではありません。

運動系に固定された2点の距離をその運動系で測った値よりも静止系でその2点の距離を測った値の方が小さくなる事をローレンツ収縮と言うのです。

岡山先生は、素人だからこそ正しい意見を述べる事が出来る、といったような事をおっしゃっていましたが、少なくともローレンツ収縮の真の意味ぐらいは知った上でないと、相対性理論を批判する資格はありませんよ。

出会ったとき、あんなに礼儀正しかった岡山先生が、自説が論駁されるに及んでは、現在のように僕の態度に対して不当な言いがかりをつけているのを見る事は悲しい。

僕は、一般常識で名誉毀損や侮辱罪に相当する発言でも、それが事実に基づくものならば、甘んじて受けます。
岡山先生の僕に対する態度批判は事実に反するから僕はコレに強く抗議するのです。

今回も「最後だ」とお書きに成っているようですが、守れない約束はお書きにならない方が格好良いですよ。
2004/01/28/11:27 今回は「連結振動」です。

TEC-0-1-45は、末尾に前回書き忘れた事を付け加えておきました。

「詳解力学演習」共立出版の174,175ページの問題を取り扱ったのですが、この本に、僕の手書きの「解き方がバカ」という朱筆メモが残っています。
18年前に勉強したノートが残っていないので、昔の僕はどういう解き方をしたのかなあ?と思いつつ解きましたところ、本に書いてあるものよりも遥かに優れた解法を考え付きました。
コレによって、僕の朱筆メモの意味が分かったような気がします。
僕の解法は、一面においてこの問題にしか通用しない部分を含んでいるけれど、連結振動問題に共通する「行列の対角化」による解き方の論理的な筋道を、「詳解力学演習」よりも正しく、書き記すものでもあります。
「詳解力学演習」の解き方は、伝統の轍にはまった解き方であり、僕の解き方はそれを超越した、本当はこうなんだ、といった、解き方です。
ただし、3つの基準振動が本と食い違っているので、僕は計算ミスをしているかもしれません。
その場合でも、解き方の筋道だけはお伝え出来るはずです。
2004/01/28/19:15 計算ミスを発見・修正しました。
これで基準振動の向きは本に一致したのですが、振動数が本と一致していません。
本の方が間違っているのかも。

質点系の力学の第3回目(今回)は、この後まだCOMMENTSを書かねばなりません。
2004/01/29/19:57 「詳解力学演習」共立出版の該当箇所にミスがある事を発見しました。
僕の出した振動数で間違いないようです。
間違っているのは本の方らしいです。
それにしても何故基準振動の向きが一致したのだろうか?
2004/02/23/10:57 宇田英才教室「黒板」にリンクを張っておきました。
御覧下さい。
2004/02/24/13:28 宇田 様
メール、有り難うございました。
私のレポートに関するご厚意は、大変嬉しく思いますが、素人の私なりに素光子説のレポートを更新していく予定としておりますので、文章の添削や変更に関しては、これ以上のご厚意に甘える事はご辞退申し上げます。
英才教室の益々のご発展をお祈り致します。
2004/02/24/13:54 了解です。
早速削除いたします。
2004/12/18/10:16 最近、気付いたんですけど、強い電磁場が非常に狭い領域に局在しているときには、物質がなくてもブラックホールが出来るはずです。
まだ教材にはこれを理解するための説明は書いてませんが。
その様なブラックホールの振る舞いが物質粒子の如くであれば、物質粒子の正体は電磁場であると考えることが許されます。
実際にそうなるかどうかを確かめるには一般相対性理論を運用する高度なテクニックが必要だ、と想像されますので、今の僕には出来そうにないと思います。
しかし、上記アイデアを学会で発表する、ということについては前向きに考えてみたいと思います。
このアイデアはあまりに重要であるため、既に誰かが指摘している可能性もあります。
また、このアイデアは、jh6さんの素光子のことをいつも忘れずに頭の片隅においていたからこそ出て来たものです。
上記アイデアについてどうお考えですか?
一般相対性理論の教材が完成したら、感想でも聞かせてください。
2004/12/19/10:00 宇田 様

お久しぶりです。
貴重なご意見を頂き、有り難うございました。

複合粒子のモデルの一番のネックは、下部構造としての基本粒子が如何にして束縛状態を保つことが出来るかという事と理解しています。
陽子や中性子の様な複合粒子は、3個のクオークが強い力で結合しているモデルが一般的に信じられています。
例えば、電子に下部構造を仮定すると、同様な新しい力を仮定する必要が出てきます。
私は、素光子説のレポートにも記載していますが、光速で運動するという基本的な性質を持っている素光子が、ある限られた空間に集合(光子(電磁場)による物質の対生成)した場合に、この様な元来の運動性を保持していると仮定すれば、この力(光速で運動しようとする復元力)が働く事により、お互いの素光子同士が押し合いの状態となり、その合力がゼロの状態となれば、電子のように、非常に安定した粒子の状態を保つことが出来ると考えています。
これを拡張すれば、強い力を説明する事が可能となると考えています。
また、その合力の均衡が破れた場合が、中性子のβ崩壊を生じる弱い力と同じ状態を生じる事となると考えています。

レポートにも書いている事ですが、「初めに素光子有りき」と考えれば、強い力や弱い力の概念など必要ないという認識がごく自然にでてきるものと考えています。
2004/12/19/13:19 岡山先生へ

jh6さんのアイデアは何となく分かります。
素光子が互いに相手に自分を押し付ける向きに光速で進みたがるならば確かに束縛状態が出来そうですよね。
そのアイデアだと、慣性の法則を否定する事に成る点が、一つの大きな問題だと思います。

ところで僕のアイデアは、簡単に言うと、電磁場はエネルギーを持っているので、そのエネルギー分だけの質量を持っていることになり、その質量によって、重力場が生じ、その重力場によって電磁場の閉じ込めが起こるのではないか、というものです。

宇田君より
2004/12/19/20:02 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

<jh6さんのアイデアは何となく分かります。
素光子が互いに相手に自分を押し付ける向きに光速で進みたがるならば確かに束縛状態が出来そうですよね。
そのアイデアだと、慣性の法則を否定する事に成る点が、一つの大きな問題だと思います。>

慣性の法則を否定するとは、どの様な内容でしょうか?

<ところで僕のアイデアは、簡単に言うと、電磁場はエネルギーを持っているので、そのエネルギー分だけの質量を持っていることになり、その質量によって、重力場が生じ、その重力場によって電磁場の閉じ込めが起こるのではないか、というものです。>

重力は、電磁気力の1/10^45 しか有りませんので、ミニのブラックホールが出来る為には、極めて狭い領域の高密度の電磁場が集中する事が必要と考えます。
なお、これと同じ考えを、「EMANの物理学」のサイトで見たことが有ります。
2004/12/20/11:01 岡山先生へ

「EMANの物理学」サイトを見ました。
確かに僕より先に僕と同じアイデアが指摘されていました。
教えてくれて有難う御座いました。
このアイデアを学会で発表するのはやめます。

>慣性の法則を否定するとは、どの様な内容でしょうか?

jh6さんの説だと、たとえば、2つの素光子が互いに自分を相手に押し付けあって静止している場合には、各素光子が相手の素光子から押し返される力と、光速運動へ復帰させようとする力とが、つりあってる、ということでしたが、素光子に働く力がつりあっているならば、その素光子が静止していても慣性の法則には違反しません。
しかし、慣性の法則というものは、粒子の速度を一定に保つためにはその粒子に力を加える必要は無い、というものですから、静止している素光子は力を受けなくても光速運動に復帰する傾向を持つ、という考えは、素光子が慣性の法則に従わない、という考えです。
僕はjh6さんの考えがこれだと思ったんですが、違ってたでしょうか?
静止している素光子には力が働き、そのために光速運動に復帰する、という考えは、慣性の法則には違反しません。
jh6さんの考えはこちらの考えだったのでしょうか?

宇田君より
2004/12/20/13:24 宇田 様
ご返信、有り難うございました。

<静止している素光子は力を受けなくても光速運動に復帰する傾向を持つ、という考えは、素光子が慣性の法則に従わない、という考えです。>

例えば、ゼンマイ仕掛けのおもちゃの2台の自動車を向かい合わせて動かせば、衝突してお互いの前進しようとする力が拮抗して、その場で静止した状態になります。
しかし、どちらかの自動車を除去すれば、直ちにゼンマイの力で動き出す事が出来ます。
素光子同士の束縛状態も、この様な機序ではないかと推測しています。
なお、これらの現象は、慣性の法則に反する現象では無いと考えます。
2004/12/20/14:47 岡山先生へ

>例えば、ゼンマイ仕掛けのおもちゃの2台の自動車を向かい合わせて動かせば、衝突
>してお互いの前進しようとする力が拮抗して、その場で静止した状態になります。
>しかし、どちらかの自動車を除去すれば、直ちにゼンマイの力で動き出す事が出来ます。

「前進しようとする力」とか「ゼンマイの力」という表現から、もしかすると誤解しておられるのではないかと危惧するのですが、力学においては「力」は物体や装置が「持つ」ものではありません。
力学においては「力」は物体が「受ける」ものです。
あるいは物体が他の物体に「及ぼす」ものです。
具体的には、おもちゃの自動車の加速度はそれが受けている力に比例します。
静止した状態では受けている力の合力がゼロで、静止から定速運動へ移行する途中では、床から受ける力の水平方向成分が効いています。
定速運動中はまた、受ける力の合力がゼロになります。

>素光子同士の束縛状態も、この様な機序ではないかと推測しています。
>なお、これらの現象は、慣性の法則に反する現象では無いと考えます。

おもちゃの自動車の場合にはそれに力を及ぼす床というものがありましたが、素光子の場合には、おもちゃの自動車に対しての床に相当するものは、なんだろうか?という風に疑問に思います。
つまり素光子が「力を受ける」ためにはそれに「力を及ぼす」何かが存在しなくてはいけないのではないかと思うわけです。
素光子が力を「持っている」のではなく力を「受けている」ときにしか素光子の速度は変化しない、ということが、慣性の法則を認める、ということなのですが、この点はいかがでしょうか?

素光子の特徴を指示してくだされば、素光子を数学的にデザインする事をお手伝いしますよ。
慣性の法則に従わないなら、それはそれとして指示してくだされば。

宇田君より。
2004/12/20/17:53 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

素光子は、光速で運動している状態が最も安定た定常の状態です。
素光子同士が押し合っている状態が束縛状態となり、不安定な状態と考えます。
素光子が10^20個程度で構成されている電子を考えますと、絶えず固有の振動を行って、形状が変化していると考えます。(物質波の原因となる現象)
この状態が慣性の法則に違反するとは思えません。
質量を持った物質は、勿論、他から力が加えられなければ、同じ状態を保ち続ける事となり、これが所謂、慣性の法則とすれば、素光子の場合の慣性の法則とは、素光子が光速で運動している状態を保ち続けている事と考える事も出来ます。
2004/12/20/19:07 岡山先生へ

>素光子は、光速で運動している状態が最も安定た定常の状態です。
>素光子同士が押し合っている状態が束縛状態となり、不安定な状態と考えます。
>素光子が10^20個程度で構成されている電子を考えますと、絶えず固有の振動を行っ
>て、形状が変化していると考えます。(物質波の原因となる現象)
>この状態が慣性の法則に違反するとは思えません。
>質量を持った物質は、勿論、他から力が加えられなければ、同じ状態を保ち続ける事
>となり、これが所謂、慣性の法則とすれば、素光子の場合の慣性の法則とは、素光子
>が光速で運動している状態を保ち続けている事と考える事も出来ます。

形状の変化とは素光子の集合である電子の形状の変化なのかその構成因子である個々の素光子の形状の変化なのかとか聞きたいですが、これはあとまわしとして、先に慣性の法則に関わる部分をお聞きします。

まず、束縛状態から定常状態へと素光子が移行するとき、素光子の速度が変化します。
慣性の法則によると、力を受けていない粒子の速度は変化してはいけません。
そこで、素光子は力を受けていないのに速度が変化する、と考えればよいのか、それとも、束縛状態から定常状態へと素光子が移行するときには素光子は力を受けるのか、受けるとすればその力は何者が素光子に及ぼす力なのか、という点をお聞きします。

次に、束縛状態において、素光子が他の素光子から押されるだけで引かれることがないならば、そして、素光子は他の素光子から及ぼされる力以外の力を一切受けないならば、素光子たちがすぐにバラバラに成ると思うんです。
素光子間には引力も働くのでしょうか?
それとも、素光子は素光子以外の何者かから力を受けるのでしょうか?

宇田君より。
2004/12/21/08:19 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

<形状の変化とは素光子の集合である電子の形状の変化なのかその構成因子である個々の素光子の形状の変化なのかとか聞きたいですが>

勿論、素光子は直径がプランク長(10^-35m)の剛体と考えていますので、形状が変化する事は無いと想定しています。
電子は、素光子が10^20個程度の集合体と考えていますので、素光子同士が堅く結合している状態では無く、有る程度、揺れ動いている描像を想定しています。

<まず、束縛状態から定常状態へと素光子が移行するとき、素光子の速度が変化します。
慣性の法則によると、力を受けていない粒子の速度は変化してはいけません。
そこで、素光子は力を受けていないのに速度が変化する、と考えればよいのか、それとも、束縛状態から定常状態へと素光子が移行するときには素光子は力を受けるのか、受けるとすればその力は何者が素光子に及ぼす力なのか、という点をお聞きします。>

素光子は、単独の状態は光速cで安定して運動するという性質(これも慣性の法則に従った運動)を持っていますが、束縛状態に於いても、光速cで運動しようとする性質を保持していると考えます。
従いまして、他からの力が及ばなくても、束縛状態が解除されれば、自らの復元力で速やかに光速の運動に復帰すると考えています。
これは、慣性の法則に反する現象では有りません。
質量を持った物質の立場で考えると不思議な現象と思われるかも知れませんが、光速cで運動している状態が定常状態と考える素光子では、不思議な現象でも何でも有りません。

<次に、束縛状態において、素光子が他の素光子から押されるだけで引かれることがないならば、そして、素光子は他の素光子から及ぼされる力以外の力を一切受けないならば、素光子たちがすぐにバラバラに成ると思うんです。
素光子間には引力も働くのでしょうか?
それとも、素光子は素光子以外の何者かから力を受けるのでしょうか?>

素光子同士は、押し合うだけの力しか持っていないと考えています。
但し、宇宙空間に均等に分布している自由素光子(素光子場)を想定すると、周囲の空間からの自由素光子が絶えず衝突している事となり、拘束状態が安定する為の役目をしていると考えています。
また、素光子場は、重力を生じる原因と考えています。
2004/12/21/14:08 岡山先生へ

>素光子は、単独の状態は光速cで安定して運動するという性質(これも慣性の法則に
>従った運動)を持っていますが、束縛状態に於いても、光速cで運動しようとする性
>質を保持していると考えます。
>従いまして、他からの力が及ばなくても、束縛状態が解除されれば、自らの復元力で
>速やかに光速の運動に復帰すると考えています。
>これは、慣性の法則に反する現象では有りません。

間違ってるかどうかをアドヴァイスする事は差し控え、jh6さんがどうお考えなのかを確認するに留めようと思います。
光速への復帰と慣性の法則に関しては、どうお考えなのか分かりました。

>素光子同士は、押し合うだけの力しか持っていないと考えています。

素光子同士が衝突したときには高校物理で言うところの跳ね返り係数はいかなる値になるのですか?
素光子の形状は球ですか?
球だとすると内実球ですか、それとも球殻ですか?
素光子が球ならば、2つの素光子の衝突では、相対速度が互いの中心を結ぶ線と同じ方向になければ束縛状態にならないのではないですか?

>また、素光子場は、重力を生じる原因と考えています。

これは素光子間に万有引力が働くということですか?

宇田君より。
2004/12/21/17:21 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

慣性の法則について、補足します。
一般的な質量を持った物質は、ある状態から、外力の影響が無く、突然動き出すような事は勿論有りませんが、素光子の場合は、束縛状態から解放される場合は、素光子の元来の性質である光速での運動状態に速やかに復帰するという事になり、これが、慣性の法則に反する現象とはならないと考えます。

<素光子同士が衝突したときには高校物理で言うところの跳ね返り係数はいかなる値になるのですか?>

私は、素光子は剛体であろうと前にも述べていますので、当然、反発(弾性)係数は1です。

<素光子の形状は球ですか?>

球状が最も自然と思います。
他の形状を考えなければならない根拠は有りません。

<球だとすると内実球ですか、それとも球殻ですか?>

内部構造を持たない物質と考えています。
球殻は、除外して良いと思います。

<素光子が球ならば、2つの素光子の衝突では、相対速度が互いの中心を結ぶ線と同じ方向になければ束縛状態にならないのではないですか?>

勿論です。
素光子がベクトル・ポテンシャルの振る舞いを参考にすれば、サイクロイド様の運動を行っていると考えていますので、素光子の集団同士が、お互いに巻き込む形で束縛状態になり、物質を構成するという描像を考えています。

<<また、素光子場は、重力を生じる原因と考えています。>

これは素光子間に万有引力が働くということですか?>

現在、正しいと考えられている重力発生のメカニズムとは異なる機序を考えています。
19世紀初頭のジュネーブ人のLeSage(ル・サージュ)が考えた重力発生の機序によれば、宇宙空間に均等に分布して運動しているある種の粒子を想定すれば、物質により、粒子の運動状態が遮蔽される結果、物質間の粒子の濃度が低下し、恰も2つの物体間に引力が生じる事となるという考えです。
この粒子を質量のある粒子とすれば、ファインマンが指摘した様に、宇宙空間を運動中の物質の進行方向からの粒子の密度が多くなる結果、前方からの抵抗を生じて、結局、物質の運動が停止してしまうという考えで、この理論が否定された事になっていますが、この粒子を素光子とすれば、この様な現象は生じないと考えています。
2004/12/22/10:37 岡山先生へ

>素光子がベクトル・ポテンシャルの振る舞いを参考にすれば、サイクロイド様の運動
>を行っていると考えていますので、素光子の集団同士が、お互いに巻き込む形で束縛
>状態になり、物質を構成するという描像を考えています。

おったまげました。
僕はてっきり、定常状態は等速直線運動だとばかり思っていました。
jh6さんの考える定常状態がどういうものなのか確認するために数学表現してみました。
http://www.f3.dion.ne.jp/~x-wooder/Mail.htm
TYPE1ですか?それともTYPE2ですか?
サイクロイドならTYPE2でaω=cの場合なんですが。

宇田君より。
2004/12/22/12:34 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

早速、サイクロイドの数学的な方程式をご呈示頂き、有り難うございました。
素光子は、ベクトル・ポテンシャルそのものと推定しております。
アハラノフ・ボーム効果の実証実験で、ベクトル・ポテンシャルが渦状に回転しながら運動している事が確かめられています。
電磁場は、荷電粒子(電子や陽子)に、半束縛状態の素光子の集団が正体と考えています。
つまり、荷電粒子を中心に、素光子の集団がループ状に運動している描像を考えています。
一方、電磁波は、電子に捕捉されている半束縛状態の素光子が解放されて、回転運動と、光速での直線運動がミックスした、所謂、サイクロイド様の運動を集団で行っているものと推定しています。
1波長分の波は、素光子が約10^8個の集団で構成されており、素光子の集団の回転面が電場の方向に一致している描像を考えています。
これで、偏光現象を説明できると考えています。
また、半波長毎に、電磁場の方向が逆転しますので、素光子の回転方向も、半波長毎に逆転している描像を考えています。

繰り返しますが、素光子がサイクロイド様の運動を行う事により、電場と磁場という現象を表現できていると考えますし、電磁波による反粒子同士の対生成の場合に於いても、素光子同士の束縛状態を形成し易い条件を作り出していると考えています。
2004/12/22/13:45 岡山先生へ

素光子が集団で運動している状態ではなく、素光子が単体で定常状態のときにどういう運動をしているか教えて下さい。
つまり、真空中にぽつんと1つだけ素光子がある場合に、その1つの素光子はどういう運動をするかです。

TYPE1ですか?それともTYPE2ですか?
サイクロイドならTYPE2でaω=cの場合なんですが、TYPE2でaω=cの場合と考えてよろしいでしょうか?

宇田君より。
2004/12/22/17:42 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

勿論、自由素光子(単独の素光子)も、サイクロイド様の運動を行いながら、光速で運動していると推定しています。
2004/12/23/18:35 単色平面電磁波のベクトルポテンシャルの概略を描いておきました。
http://www.f3.dion.ne.jp/~x-wooder/Mail.htm

素光子の運動は本当にサイクロイドでよいのでしょうか?
2004/12/23/21:28 宇田 様

ご解説、有り難うございました。

私は、残念ですが、数学を駆使して物理現象を定式化する能力が有りませんので、単なる描像でしか表現できません。
ベクトル・ポテンシャルの振る舞いを参考にすると、素光子の集団が電磁波の波の成分である電場の方向を回転面として同心円状に回転しながら、光速で運動している描像をイメージしています。
電場と磁場の位置関係とベクトル・ポテンシャルの関係は間違っていないと考えています。
尚、これが、正確なサイクロイドの運動かどうかは判りません。
数学的に解析する必要があります。

実は、数年前から、電磁波を電場と磁場の描像で描くのでは無く、ベクトル・ポテンシャルで描いてあるイラストを探しておりますが、見つけておりません。
尚、添付ファイルは、私がイメージしている電磁場モデルの素光子版です。
ご参照下さい。
2004/12/25/10:58 岡山先生へ

>実は、数年前から、電磁波を電場と磁場の描像で描くのでは無く、ベクトル・ポテン
>シャルで描いてあるイラストを探しておりますが、見つけておりません。
>尚、添付ファイルは、私がイメージしている電磁場モデルの素光子版です。
>ご参照下さい。

jh6さんが何をお望みなのか、やっとわかりました。
これからは、jh6さんには徹底的に図を提供して行きたいと思います。
ご満足いただけるような図を提供できるよう最善を尽くしますので、よろしく。

宇田君より。
2004/12/25/16:43 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

<これからは、jh6さんには徹底的に図を提供して行きたいと思います。
ご満足いただけるような図を提供できるよう最善を尽くしますので、よろしく。>

私は、数学の能力不足から、数式から物理的な描像をイメージする事は、ほとんど不可能です。
宜しくお願いします。
なお、私が想像して描いたイラストは、物理現象を忠実にシミュレートしていますか?
矛盾したところがあれば、ご指摘をお願いします。
尚、現在一番気になっているところは、電磁波に於ける電場や磁場の振幅が半波長毎に、一方向だけを向いている事が、素光子モデルと異なったところです。
つまり、電場は、私の図に於けるZ方向に+方向と-方向に半波長毎に交互に振幅があり、反対方向には振幅がゼロですが、素光子の場合は、+と-の両方に振幅がある様になっています。
ベクトル・ポテンシャルでは、ここの所はどの様になっているのでしょうか?
2004/12/27/11:12 岡山先生へ。

http://www.f3.dion.ne.jp/~x-wooder/Mail.htm
を見てください。

宇田君より。
2004/12/27/11:56 岡山先生へ

http://www.f3.dion.ne.jp/~x-wooder/Mail.htm
に説明を追加しました。
見てください。

宇田君より。
2004/12/27/13:12 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

詳細なイラストを添えて頂き、有り難うございました。
私が現在、問題としている箇所について、ご意見を頂き、有り難うございました。
電磁波の波と素光子の集団の描像は、明らかに異なっています。
そこで、問題は、電場と磁場の実体であるベクトル・ポテンシャルはどの様な描像となるかという事です。
これが、現在の懸案事項を解く鍵になると考えています。
宜しくお願いします。
2004/12/27/16:11 岡山先生へ

ベクトルポテンシャルの図を描きました。
ご検討ください。
「軸に垂直な円」を誤って「軸に中心な円」と書いてしまいました。

http://www.f3.dion.ne.jp/~x-wooder/Mail.htm

宇田君より。
2004/12/27/22:22 宇田 様

ご返信、有り難うございました。
詳細な判りやすい図をご呈示頂き、有り難うございました。

段々、謎が解けてきた様に思います。
なお、私が描いた素光子による電磁波の図では、一波長の波を構成している素光子の個数は約10^8個という数になります。
これは、振動数νの一個の光子のエネルギーhνと電磁波の電子からの放射時間が約10^-8秒というデータを元に算出したものです。
これを、ベクトル・ポテンシャルの振る舞いから類推すると、中心となる素光子が最小の回転半径(これがどの位の長さであるかが問題)でループ状に回転し、その外側(この間の間隔も問題)を次の素粒子が回転し、更に・・・と言う風にして、総数10^8/2の素光子の集団が同心円状に渦巻きながら回転している描像が、私の素光子による電磁波モデルです。
これは、原子核を回転して言う電子の軌道と似た考えです。
波のエネルギーは、振幅の平方恨に比例すると言われていますので、素光子の集団の渦の中心から最外側までの距離が波の振幅に相当すると思われますので、サイン・カーブとサイクロイド様の素光子の運動の軌跡との類似性が明らかになると考えます。

なお、私が提示しました素光子の集団が回転している図は、ある点に静止して回転している場合の描像(光速で併走して素光子の集団の回転を観測している図)であり、例えば地上で観測した場合は、これに光速での運動が加わる事となり、サイクロイド様の運動になるという事になります。

今回のご呈示頂きました図を見て、再確認しました所では、反対方向への変位は軽度(小さい凸レンズ型の軌跡)であり、この部分の効果を無視すれば、今までの懸念(電場の振幅が両方向に同じ割合で同時に生じる様な錯覚)が解決した思いがあります。
つまり、私の電磁波に於ける素光子のモデルは、ベクトル・ポテンシャルのモデルと同じと考えて宜しいのでしょうか?
2004/12/28/16:37 岡山先生へ

>私の電磁波に於ける素光子のモデルは、ベクトル・ポテンシャルのモデルと
>同じと考えて宜しいのでしょうか?

素光子のモデルが現実を正しく描写するか否かを確かめるには以下の順に進む必要があります。

ステップ1
素光子1つだけが外力を受けない場合にいかなる運動をするかを方程式で表す。
(集団でどう運動するかだけではダメなんです。)

ステップ2
2つ以上の素光子がある場合に、各素光子の運動は他の素光子からいかなる影響を受けるかを、ステップ1の方程式への修正として数学的に表わす。

ステップ3
電磁場を数学的に表現したものと、素光子の集団の運動を数学的に表現したものの間に、数学的写像による対応関係をつける。
(jh6さんはこの部分に主に言及しておられる。
 単色平面電磁波だけではなく、もっと複雑な任意の電磁場が素光子集団のいかなる運動で表わされるかも明らかにしなくてはいけません。)

ステップ4
素光子の集団が束縛状態を構成することが出来るか否かを、ステップ2の結果を使ってチェックする。
さらに、その様にして構成された複合粒子が荷電粒子としてふるまうか否かを、ステップ2とステップ3の結果を使ってチェックする。
(このチェックは、ローレンツ力の法則とマクスウェル方程式を素光子集団の法則から導き出すことが出来るかどうかのチェックであり、とても厳しいチェックなので、容易にはパスしそうにありません。)

ステップ5
量子力学や電気力以外の力についての理論まで、素光子論でいかに再構築できるのか試してみる。

ステップ6(最終チェック)
素光子論は既存の理論とは違う予言を少しでも出来るのかどうかチェックし、出来るならば、それについて実験物理学によりチェックする。
そういう予言が1つもなければ、人類には既存理論にかわって素光子論を採用する理由がありません。

宇田君より。
2004/12/28/19:37 宇田 様

ご返信、有り難うございました。
詳細な指針を示して頂き、有り難うございました。

<<私の電磁波に於ける素光子のモデルは、ベクトル・ポテンシャルのモデルと同じと考えて宜しいのでしょうか?>

素光子のモデルが現実を正しく描写するか否かを確かめるには以下の順に進む必要があります。>

アドバイス、有り難うございます。
私の能力で出来る事は、ベクトル・ポテンシャルの振る舞いを参考にして、素光子の振る舞いを推測する事です。
勿論、ベクトル・ポテンシャルはゲージ場という概念であり、素光子の集団(素光子場)の振る舞いしか類推できません。
私の質問は、電磁波に於ける素光子の集団の描像とベクトル・ポテンシャルの描像が間違っていないかという事です。
前回、ご呈示の電磁波に於けるベクトル・ポテンシャルのサイクロイド運動を考えますと、私の素光子の集団の描像で間違い無いように思います。

<ステップ1
素光子1つだけが外力を受けない場合にいかなる運動をするかを方程式で表す。
(集団でどう運動するかだけではダメなんです。)>

その通りです。
ベクトル・ポテンシャルが渦を巻くように同心円状にループ状に運動している描像から類推すると、素光子単独(自由素光子)でも、サイクロイド様の運動を行っていると考えるのが自然と思います。
また、ループ状の運動の速度は、当然、光速cと考える事が自然と思います。
なお、自由素光子の進行速度が光速cという縛りがある事から、回転運動の速度をどの様に規制しなければならないかという定量的な検討も必要と思います。
更に、素光子自身が自転しているかどうかも検討しなければならない課題です。

<ステップ2
2つ以上の素光子がある場合に、各素光子の運動は他の素光子からいかなる影響を受けるかを、ステップ1の方程式への修正として数学的に表わす。>

この問題は、全く白紙(能力の問題)の状態です。
私の能力の限界であり、専門家による論理的なアプローチが必要と考えます。

<ステップ3
電磁場を数学的に表現したものと、素光子の集団の運動を数学的に表現したものの間に、数学的写像による対応関係をつける。
(jh6さんはこの部分に主に言及しておられる。
 単色平面電磁波だけではなく、もっと複雑な任意の電磁場が
 素光子集団のいかなる運動で表わされるかも明らかにしなくてはいけません。)>

全く、その通りです。
但し、ベクトル・ポテンシャルを忠実にモデル化したものが、電場と磁場であるので、ベクトル・ポテンシャルを、素光子で忠実にシミュレーションすれば良いという事になると考えます。
兎に角、この段階は、専門家に一任するしか方法は有りません。

<ステップ4
素光子の集団が束縛状態を構成することが出来るか否かを、ステップ2の結果を使ってチェックする。
さらに、その様にして構成された複合粒子が荷電粒子としてふるまうか否かを、ステップ2とステップ3の結果を使ってチェックする。
(このチェックは、ローレンツ力の法則とマクスウェル方程式を
 素光子集団の法則から導き出すことが出来るかどうかのチェックであり、
 とても厳しいチェックなので、容易にはパスしそうにありません。)>

全く、その通りですね。
但し、荷電粒子に関しては、1つのアイデアを持っています。

素光子の状態は、大きく分けて4つあると考えています。
(1)自由素光子
宇宙空間に均等に分布している自由素光子が構成する素光子場(重力の発生原因)
(2)素光子の複数の集団(光)
素光子が複数の集団となり、規則的に連なって運動している状態
(3)半束縛状態の素光子
荷電粒子の周囲の電場の発生原因であり、荷電粒子を中心に素光子がループ状に運動している状態。
半束縛状態の素光子が何らかの原因で離脱すると、近傍の自由素光子が速やかに欠員の補充役を果たすと考えます。
(4)束縛状態の素光子(素量子)
一般的な質量を持った全ての物質の構成要素

<ステップ5
量子力学や電気力以外の力についての理論まで、素光子論でいかに再構築できるのか試してみる。>

正に、物理学で信じられている基本的な4つ力は、素光子の運動エネルギー(電磁気力及び重力)及び、束縛状態の素光子(素量子)の光速に戻ろうとする復元力(素量子同士の束縛状態を維持する為の力や、強い力、弱い力)で説明できるのではないかと考えています。
これから先は、専門家に一任するしか方法は有りません。

<ステップ6(最終チェック)
素光子論は既存の理論とは違う予言を少しでも出来るのかどうかチェックし、出来るならば、それについて実験物理学によりチェックする。
そういう予言が1つもなければ、人類には既存理論にかわって素光子論を採用する理由がありません。>

素光子説のレポートに現行の理論との比較(優位性)を纏めています。
これらの事柄が証明されれば、現行の理論より単純で統一的に自然現象を説明できる素光子説を採用しない訳にはいかないと考えます。

現在、直ちに準備が出来る予言が有ります。
量子論に於けるゼロ点エネルギーを測定する方法として、カシミア効果やウンルー放射(正に自由素光子場の存在を示唆する現象)に於けるエネルギーをある精度で算出します。
この結果から、ゼロ点エネルギーの原因物質として素光子を充てた場合の宇宙空間に存在する自由素光子の密度を求める事が出来ます。
LeSage(ル・サージュ)の重力理論における粒子を自由素光子として、その厳密解を導出します。
厳密解と自由素光子の密度とにより、算出される重力が現実の重力現象と整合するかどうかを検証します。
最後に、LeSageの重力理論の厳密解とアインシュタイン方程式の厳密解との間の根本的な違いを検討し、その違いを、実験や天体観測にて実証する事で素光子説の正否が明らになると考えます。
2004/12/29/11:03 岡山先生へ

>波のエネルギーは、振幅の平方恨に比例する

いいえ、波のエネルギーは振幅の2乗に比例するはずです。

>渦の中心から最外側までの距離が波の振幅に相当すると思われます

jh6さんの描像の難点の1つは、波長と振幅が独立ではなくなる事です。
Jh6さんの考え方だと波長は振幅の4倍でなくてはいけません。
しかし実際の単色平面電磁波には、そうでないものもあります。
そういう電磁波をjh6さんの描像は含むことが出来ません。

>今回のご呈示頂きました図を見て、再確認しました所では、
> 反対方向への変位は軽度(小さい凸レンズ型の軌跡)であり、

僕の図を誤解なさっているかもしれませんので、説明図を追加しておきました。
http://www.f3.dion.ne.jp/~x-wooder/Mail.htm

ラセンをたどって行くときには、軸方向に進む一方で後戻りする事はありません。
「反対方向への変位」って何ですか?
また、ラセンは立体図形ですが線です。
「レンズ」のような体積を持つ図形ではありません。

> 電場の振幅が両方向に同じ割合で同時に生じる

この言葉の意味もわかりません。

宇田君より。
2004/12/29/11:58 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

<<波のエネルギーは、振幅の平方恨に比例する>

いいえ、波のエネルギーは振幅の2乗に比例するはずです。>

間違いました。
単純なミスです。

<<渦の中心から最外側までの距離が波の振幅に相当すると思われます>

jh6さんの描像の難点の1つは、波長と振幅が独立ではなくなる事です。
Jh6さんの考え方だと波長は振幅の4倍でなくてはいけません。
しかし実際の単色平面電磁波には、そうでないものもあります。
そういう電磁波をjh6さんの描像は含むことが出来ません。>

ご指摘、有り難うございました。
おかしな場合は、基本であるベクトル・ポテンシャルの振る舞いを見習う事になります。
修正をお願いします。

<ラセンをたどって行くときには、軸方向に進む一方で後戻りする事はありません。
「反対方向への変位」って何ですか?
また、ラセンは立体図形ですが線です。
「レンズ」のような体積を持つ図形ではありません。>

ご呈示のベクトル・ポテンシャルのサイクロイドの運動の軌跡をみますと、図での上方の軌跡と下方の軌跡を認めますが、上方の軌跡は、サイン・カーブと見なして、電磁波の波の形として問題は無いと思いますが、下方の丁度凸レンズ状の軌跡は、回転速度が進行速度を超えている場合の軌跡と思います。
素光子は、光速cで運動していると規定しておりますので、凸レンズ型は呈せず、V字型になると考えます。
この下方の軌跡は、電場では生じませんので、素光子(ベクトル・ポテンシャル)のモデルでは、無視する事になると考えますが、如何でしょうか?

<<電場の振幅が両方向に同じ割合で同時に生じる>

この言葉の意味もわかりません。>

電磁波の運動に伴走して観測する場合は、素光子の回転が、電場の振幅方向及び反対の方向にも及んでいる事は、整合性に問題があると考えていました、サイクロイドの運動を考慮しますと、反対方向の軌跡は無視できると考えると、整合性の問題を解決できると考えています。

兎に角、ベクトル。ポテンシャルの振る舞いを、素光子で忠実に模倣する事で問題は解決できるものと考えます。
2004/12/30/10:57 岡山先生へ

波長と振幅の独立性の問題は、たとえば素光子の回転の速さで振幅をあらわすことにすれば、なんとか逃げる事が出来ます。

もっと気になる点は、ベクトルポテンシャルの図は平面図形ではないのに、jh6さんの素光子の図(サイクロイド)は平面図形である点です。
ベクトルポテンシャルの図は、ラセンです。
ラセンはネジ山の線です。あるいはスプリングの線です。
この事情があるために、ベクトルポテンシャルの図を忠実に模倣した素光子運動はサイクロイドとはなり得ません。
「忠実に模倣」という言葉の意味にもよりますが。

宇田君より。
2004/12/30/19:07 宇田 様

ご返信、有り難うございました。

<ベクトルポテンシャルの図は、ラセンです。
ラセンはネジ山の線です。あるいはスプリングの線です。
この事情があるために、ベクトルポテンシャルの図を忠実に模倣した素光子運動はサイクロイドとはなり得ません。
「忠実に模倣」という言葉の意味にもよりますが。>

そうでしょうか?
例えば、自由電子の進行方向に垂直に磁場を掛けると、らせん運動を行います。
これと同じ運動を、ベクトル・ポテンシャルが行っているのでしょうか?

私は、電磁波の波の電場の振幅方向が、ベクトル・ポテンシャルの回転面と考えています。
これは、ベクトル・ポテンシャル(運動量を持った何らかの実体)を時間で偏微分すれば、電場の強さを表現するからです。
つまり、電場の振幅の方向とベクトル・ポテンシャルの回転面が一致する必要があると考えます。
また、磁場の強さは、ベクトル・ポテンシャルの回転で表現されていますので、この場合も、磁場の振幅方向(磁力線)の周囲をベクトル・ポテンシャルが回転している事となり、この描像に於けるベクトル・ポテンシャルの回転面が磁場の振幅方向と垂直になっていますので、理屈に合っています。
また、偏光現象も、容易に説明可能となります。
この様な事を考慮して、ベクトル・ポテンシャルの描像をそのまま模倣したのが、素光子の集団の描像であり、サイクロイド様の運動を行う事となります。
間違っていましたら、ご指摘下さい。
2004/12/31/08:44 岡山先生へ。

以下の件、後ほど検討させてください。
これから旅行します。

>例えば、自由電子の進行方向に垂直に磁場を掛けると、らせん運動を行います。
>これと同じ運動を、ベクトル・ポテンシャルが行っているのでしょうか?
>私は、電磁波の波の電場の振幅方向が、ベクトル・ポテンシャルの回転面と考えてい
>ます。
>これは、ベクトル・ポテンシャル(運動量を持った何らかの実体)を時間で偏微分す
>れば、電場の強さを表現するからです。
>つまり、電場の振幅の方向とベクトル・ポテンシャルの回転面が一致する必要がある
>と考えます。
>また、磁場の強さは、ベクトル・ポテンシャルの回転で表現されていますので、この
>場合も、磁場の振幅方向(磁力線)の周囲をベクトル・ポテンシャルが回転している
>事となり、この描像に於けるベクトル・ポテンシャルの回転面が磁場の振幅方向と垂
>直になっていますので、理屈に合っています。
>また、偏光現象も、容易に説明可能となります。
>この様な事を考慮して、ベクトル・ポテンシャルの描像をそのまま模倣したのが、素
>光子の集団の描像であり、サイクロイド様の運動を行う事となります。
>間違っていましたら、ご指摘下さい。

宇田君より。
2004/12/31/09:45 宇田 様

ご返信、有り難うございました。
前回の私の文章の中で、電場の強さは、電場(ベクトル量)と訂正し、磁場の強さは、磁束密度に訂正致します。

日立の基礎研究所の外村氏の解説サイトのコピーです。
釈迦に説法ですが、ご参照下さい。

B =rot A (1)     E =-∂A /∂t(2) 

この二つの式は,E とB がA を通して互いに関連していることを示している.
すなわち,A の空間分布にRotation,つまり渦があるとB が生じ,A が時間的に変化するとE が生じるというわけである.

2005年分および論評は後日書きます。