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2019年10月15日(火曜日) | ||||||||||
投資って何だろう(3) | ||||||||||
ここまでで気付いた事をメモしておく。 (1) 投資の量は益としてではなく負担として測られる。 (2) 投資の見返り(益)は不確実・不確定だ。 (3) 投資してから見返りを受けるまでには有限の時間が経過する。 (1)の帰結として、無尽蔵の資源については、それをどんなに多量に投資しても投資量は0%だ。 例えば物理法則を幾らふんだんに使っても、減る物じゃありゃあせんから、その投資量は0%だ。 また、互換性が無く限りある資源については、異種資源の投資量の大小関係は定義されない、という事が言えるだろう。 それ以前に、そもそも益と負担の異質性によって、益量と負担量の大小関係は定義されないから、負担の価格は存在せず、従がって投資した資源の価格は定義されない。 この事は、投資回収によって価値を増大させる、という考え方が意味を為さない事を意味する。 (2)の帰結として、見返りの価格を投資した資源の価格だとする価格決定方法が使えない、という事が言える。 (3)における時間は負担量を定義する要素の1つだろう。 |
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