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2019年04月24日(水曜日)
次世代の世界一の天才へ(24)

(6b5) 権利を侵害させない方法として「隠れ宇田イスト」を提案します。

私の主義主張は、最優先されるべきなのはフェアプレイだ、という考えです。
つまり、結果の平等よりもフェアプレイの方が大切だし、自分が最下位に成ったとしてもそれがフェアプレイの結果ならば文句は無い、どんなに大きな成功もそれがフェアプレイの結果ならば大き過ぎるという理由では否定しない事限りなし、結果を理由にルールを否定する態度を強く憎み、結果を理由にルールを否定する態度を撲滅する行為はどんなに残酷でも好ましい、ルールへの批判理由としてはフェアでない事だけを唯一正当な理由として認める、これが私の主義主張です。
「宇田イズム」と言うなら、もっと他の色々な考えも含めるべきですが、とりあえず今は、これを「宇田イズム」と名付けておきましょう。

さて、世界一の天才が不当な妨げを受けずに本領を発揮するには、社会を制度から実態に至るまで宇田イズムに従がわせる必要が有ります。

それを実現する事は、世界一の天才個人の力では不可能です。
「宇田イスト」という一大政治勢力を築き上げ、これが全人類を支配する必要が有ります。

この世界最強の政治勢力を私は、公式や非公式の集会を開くタイプの結社にしないのがベストだ、と考えています。
集会は、どんなに秘密裏に開いても何らかの方法で犯人に察知される物だし、通信も全て盗聴されています。
だから、意見交換や情報交換は全て、不特定多数に向けた発表を通して行ないます。
今なら誰でもインターネットで、それが出来ます。
発表内容としては、私が発表している宇田経済学の様な学問上の意見の形をした物を使うのが、特に妨害を受け難いと思います。
それとは別ですが、直接言うのではなく暗示するだけにする、という方法で意思疎通を図る、という用心も有効だと思います。
これだと直接文通するのと比べて繋がりが緩く不確実に成りますが、犯人から攻撃を受けるリスクが減ります。

結社にすると、切り崩しや裏切りから受けるダメージが過大です。
私が説明した方式だと、そもそも契約という物が存在しないので、裏切りという概念自体が成立しません。
政治勢力「宇田イスト」の構成員は無記名投票の支持者みたいなものです。
ただし、投票なんて危険は犯しません。
宇田イストは、自分が宇田イストである事を誰にも言わないで下さい。
その方が力に成ります。
踏み絵なんて幾ら踏んでも構いません。
踏み絵を踏む事が私(宇田雄一)を殺す事である場合には私を殺しても無罪だ、というのが私の考えです。
ただし、返り討ちで私があなたを殺しても私も無罪です。
かと言って、私にもあなたにも殺されない権利が有ります。
その権利を侵害した罪は全て、あなたに踏み絵を踏ませようとした者の罪です。

犯人は「裏切る」以外にも「馬鹿にする」「見下す」「利用する」といった概念を切り崩しに使います。

しかし、わきまえておいて下さい。
政治勢力「宇田イスト」においては最初から、他の構成員は自分にとって居てくれて丁度良かった便利な存在、利用価値が有るだけの人に過ぎません、あなたも私にとってそうだし、私もあなたにとってそうです。
もちろん、それを超える善意を勝手に持つのは自由ですが、契約は無いので、その善意が裏切られるという概念は存在しません。
また、宇田イズムでは内面の自由という物をフェアなルールだと認めます。
つまり、人は誰でも思う様に思う、その内容に応じて、思ったという事に対する罰を課す事はルール違反だ、とするのです。
従がって心の中で「馬鹿にする」「見下す」のは自由だ、というのが宇田イズムです。
それに加えて宇田イズムでは、自分が何をどう思っているか正直に言う事も自由です。
これらがルールに含まれているので、フェアプレイの結果には、他者から尊敬されている程度や蔑まれている程度に著しい不平等が生じますが、それを「ざまあみろ」とか「ほほえましい」と評価するのが宇田イズムです。

これらを、わきまえた上であれば、「蔑む」「踏み台にする」といった概念を使っての犯人による切り崩しに対して宇田イズムは事前の抗菌処理が施されている、という事が分かるでしょう。

この様に言うと、冷血な感じで嫌だなあ、と思うかもしれません。
だから宇田イストには成らない、という人が多過ぎれば政治勢力「宇田イスト」は力不足と成ります。
しかし、冷血な感じで嫌な宇田イズムを否定すると、それどころではない不条理に満ちた世界に成ってしまうのです。
宇田イズムではあなたより優れた人があなたを見下してあなたに無関心だ、しかし、宇田イズムを否定した世界ではあなたより劣った人があなたの上に君臨して自分に関心を持つ事をあなたに強要するのです。
今そうなっているでしょう。