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2019年04月08日(月曜日)
次世代の世界一の天才へ(18)

(3b1) 物差しとして信頼できるのは過去の世界一の天才の業績と当時の常識との差だけ。

先述した様に、もしあなたが世界一の天才ならば、あなたは生まれた直後に既にマークし始められています。
そして、同世代の他者との才能や能力の相対的な優劣関係の情報は全て操作され、あなたには本当の事は知らされません。
それは、あなたから剥奪しなければ、この世に存在する利権という利権のほとんど全てが、あなたに帰属する事に成るからです。

だから、あなたは、自分がドレダケノモンなのかを自分で判断するしかありません。
褒められてもお世辞かもしれないし、けなされても辞めさせ工作かもしれません。
同世代他者の能力があなたより優れているのを見ても、それは、大人があなたには教えずあなたのライバルにはこっそり教えているから、かもしれません。
いや、そういうものなんです。

しかし、親しく接する人やマスコミ等を通して見かける人と自分の才能・能力の優劣関係を推し量ろうとする努力の全てが無駄なわけではありません。
口裏を合わせて白を切る人々の中には、それを遂行する能力が高い人も居れば低い人も居るし、能力が高い人にも一瞬の気の緩みでついうっかり本当の事を言ってしまう瞬間が有ります。
そういった犯人の弱点に由来して情報が漏れ聞こえ(見え)る事は希です。
1年に1回とか10年に1回という風に希かもしれません。
その貴重な判断材料を大事に記憶しておきましょう。

褒められてもお世辞かもしれませんが、逆に否定される事は証拠に成ります。
あなたが実際には出来る事を、出来る人が居るわけないからお前にも出来ない、といって否定されたら、その事は、その行為が普通の人には出来ないまでに高難度である証拠に成ります。
「出来る」の部分が「知っている」でも「思った」でも同じです。

これへの対策として原理的には犯人には「誰でも出来る」「誰でも知っている」「誰でも思う」で口裏を合わせて白を切り通す、という方法が有るには有りますが、例えば将棋で負けた時に「ミスさえしなければ勝てたので残念だ」と主張したら相手はどう言うでしょうか?
「誰でもミスさえしなければ私に勝てるものなんだよ」とは言わないですよねえ。
この様に自尊心が仇と成って口裏を合わせて白を切り通すのをついうっかり忘れてしまう、という事はありがちな事なんです。

しかし、あらゆる試験(テスト)の結果や、勝負の結果、それから褒め言葉やけなし言葉は、究極的には信用できません。
あなたが世界一の天才ならば、そうです。

あなたが誰よりも先に発表する、その内容を現代の常識と比較する。
その差が、過去の世界一の天才の業績と当時の常識との差に匹敵する。
そう成ったかどうか判断する。
そう成れそうかどうか予想する。
それ以外は全てウソを吐かれている、と思うぐらいが丁度良い。