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2018年11月19日(月曜日)
日本物理学会2019年春季大会講演概要原稿下書き第1回提出

PDFの送信ボタンをクリックしたのが2018年11月19日19時21分33秒です。
その30分ほど前から私は執筆開始してますので、盗聴を考慮すれば、本日の19時頃以降からは、私と同じ事を言ってる人は私のアイデアを盗んだのではない事を証明できません。

今回提出したのは以下の内容です。
時間反転に対して非対称なエントロピー増大の法則は物理学の基礎法則が時間反転に対して対称である事と矛盾するのではないか、という時間の矢の問題に実質上の終止符を打ちます。
エントロピー増大の法則に代わる法則として、エントロピー増転の法則やエントロピー非減転の法則を提案します。
エントロピー増転の法則は、孤立系のエントロピーは必ず減少から増加に転じる、という法則です。
エントロピー非減転の法則は、孤立系のエントロピーが増加から減少に転じる事は無い、という法則です。
どちらの法則も時間反転に対して対称なので、物理学の基礎法則が時間反転に対して対称である事と矛盾しません。
したがって時間の矢という問題の中で最も本質的な部分はここで解消されました。
残された問題としては、物理学の具体的な基礎法則からエントロピー増転の法則やエントロピー非減転の法則を演繹で定理として導き出せ、という問題が考えられますが、それが出来るだろう、というのが宇田予想です。
ここまでに述べた考えに即した宇宙模型を提案し、それを重力円錐宇宙と名付けます。
これは、まずビッグクランチが起こりその終了と同時にビッグバンが始まる、という既出のアイデアに別の解釈を付けた物です。
これまでは時間の矢の観点から、その様な宇宙は現実ではない、と考えられて来たはずです。
これに対して私は、ビッグクランチを時間的に過去の向きに向かってのビッグバンだと解釈し、ビッグクランチ+ビッグバンの部分を、未来と過去の両方に向かってビッグバンが起こる、と解釈します。
さらに、ビッグクランチ以前に住んでいる人は逆向きの時間軸を用いて、我々のビッグバンをビッグクランチだと解釈し、我々にとってのビッグクランチをビッグバンだと解釈する、と考えます。
このうちのエントロピー増転の法則とエントロピー非減転の法則は、2018年10月30日午前09時前に既に送信しています。
その時に、重力円錐宇宙という言葉も使ったし宇宙論についての提案をするという事も書いたので、ヒント程度なら過去に既に送信しました。
だけど、ヒントを与えても本日私が送信した宇宙論上のアイデアを自分で考え出せた人は皆無でしょう。