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2015年02月03日(火曜日)
前屈立ち再発見

長らく休止していた空手の練習を昨年末から再開した。
当面は、横蹴りが出来る所まで股関節の柔軟性を回復させる事を中心課題としているが、その他の練習も思い出しながら少しづつ復活させている。

やってみると、休止する前には一応の結論に達して見解が固定化していた問題に進展が見られた。
休止せずにずっと練習を続けていたら、そういう進展は無かったかもしれない。

私の考案したBFS基本構えからハーフステップBFSを繰り出すと重心が水平に前に押し出されずに上に浮いてしまう、という問題が、前々から悩みの種だった。
 
練習休止前は、θを直角にする、という見解に固まっていて、これには、φが大きく成り過ぎてハーフステップで、突発的に跳ぶと腰が浮き、腰の浮きを抑えるとジワッとしか出れない、という欠点や、腰を過度に落とした姿勢と成り、軽快なフットワークが出来ず、脚力の消耗も大きく、特に、腰の浮きを抑えたハーフステップでは、自重で下に潰れる危険性が有る、という欠点が有る。
しかし、バネが良く溜まっているのでハーフステップの飛び幅が大きい、という長所も有り、練習休止前には、この長所を捨てる気に成れなかった。
腰の浮きを抑える方法は練習休止前には分からなかった。

突発的に跳び出すには、φが小さくなければいけない。
バネをしっかり溜めるには、θが小さくなければいけない。
腰の高さは、スプリント走のスタート時の構え程度が、人体や本能に最も合っているので、望ましい。
しかし、φもθも小さくすると、腰を非常に落とした姿勢に成ってしまう。

この様に全ての条件を同時に満たす事は不可能なので、唯一絶対の理想の構えという物は無く、状況に応じてθと腰の高さを選択するしかないが、標準の構え、基本の構え、という事に成ると、それは、どうも前屈立ちに近い姿勢らしい、という事が、やってみて実感された。
腰の高さはスプリント走のスタート時の構えの高さとし、後足で地面を蹴ったら腰が水平に前方に押される感じがする様な後足の最前の位置を、後足の正しい位置とする。
しばらく、これでやってみます。
ただし、既存の前屈立ちとは、後足の爪先の向きが違います。

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昨日の記事への補足。
昨日の記事には、(1)故意(5)した(10)自損事故、ならば、(11)性質、だと書きましたが、これは誤りです。
(1)故意(5)した、でも、(9)回避し果せない、ならば(10)は、放っておいてもいずれターゲットが犯すであろう過ちに対する予防措置だと見なされるので、(11)行為、と考えられる。

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この記事は、2015年02月03日中に書き終えられアップロードが試みられましたが、2015年02月03日と2015年02月04日には、アップロードに失敗しました。

アップロード2015年02月05日