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2013年08月08日(木曜日)
足刀談義

土踏まずの外縁(下の写真の赤い楕円で囲まれている部分)が足刀だって言われるけど、足刀蹴りの接触部位は実際はカカトでしょ?
土踏まずの外縁で蹴れるのは、相手の首とか脇腹とか、柔らかい部分に限られる、と思うんだけど。

  

そういう部分だって、カカトで蹴った方が効くんじゃないのかなあ。
まあ、カカトは点で、土踏まずの外縁は線だから、命中し易さで言うと、土踏まずの外縁の方が命中し易いけど。

それに、土踏まずの外縁で強く蹴ると、足首に無理な力が掛かり足首を捻挫する危険性がある、と思う。

横蹴りで足刀を立てる本当の理由は、こうする事によって蹴った時に脚の内腿の筋が伸び切って傷むのを防ぐ事ではないか、と私は思う。
カカトで蹴るのなら、足首の角度を下図の右の様にした方が自然だが、それだと、内腿の筋が伸び切ってしまう。
下図の左の様に、足首の角度を、足刀を立てた場合の角度にすると、内腿の筋にストレッチ的な余裕が生じる。

 


足刀の作り方としては、極真系の本には足の親指と残りの4指を互いに逆向きに曲げる様に(上の左の写真の様に)書いてあるが、伝統系の空手書には、5指を全部同じ方向に曲げる様に(上の右の写真の様に)書かれている。

私は、今まで、極真系の本に書かれている方のやり方で練習して来た。
それは、土踏まずの外縁を当てる事を前提に、その方が足を傷めにくい感じがした、からだ。
本当にそうかどうかは分からないが。

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2013年08月04日の記事において、「逸失利益の存在」と書くべき所で、誤って「逸失利益の証明」と書いてしまいました。
「逸失利益を証明しろ」の部分は「逸失利益の存在を挙げろ」に訂正します。