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小学校高学年~中学生向き。
電子工作のレシピが紹介されている。
少年時代の一時期、私にとって、この本に書かれている事が関心の中心だった。
そういう時期は、学研の科学と学習の科学の付録に強く惹かれたりプラモデルが関心の中心だった時期の後に来た。
私にとって、この本に出会えた事は、無くても良かったとは言い難い。
この本の存在を私は、小学校の同級生、先口直樹君(仮名)から教えられた。
その事が無かったら、この本の存在を私は一生知らなかっただろう。
物理教育論として、大学生の学力を向上させるために物理学実験をたくさん経験させるべきだ、という意見に反対し、物理学実験よりも有効なのは図であり式であり言葉であると主張し、そういう物理教育を物理学正典で実践している私も、小学生や中学生の段階では物にしっかり触って現実の物理的側面を実感しておく事が、後で理論物理学を自分の専門にする人にとっても、ほとんど必要だと言えるぐらいに学力向上に役立つ、と思う。 |
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