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2011年08月29日(月)
礼儀の反乱
今、礼儀が反乱を起している。
「失礼な」という言葉が乱れ飛び、臆面も無く「俺に感謝しろ」「俺を尊敬しろ」という態度の者が増えている。
失礼かどうかよりも重要な問題について論じている時には、失礼かどうかの議論は、その話が終わってからにするべきだ。
尊敬は、される側がする側に要求するものではない。
そもそも尊敬は、感情なのだから、要求されて出来るものではない。
自分を尊敬する様に誰かを脅迫したなら、脅迫された人は脅迫した人をますます尊敬できなくなるだろう。
子供の抱負の典型例に、人から尊敬される大人に成りたい、というのがある。
そういうのを耳にして、私は、尊敬される事は人生の目標に成るぐらい難しい希な事なんだ、と思って、尊敬されるなんて半ば諦めて生きて来たのだが。